都による評価公表
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このページの目次
0. 評価結果等の公表
温暖化対策推進のため、東京都では、環境確保条例を改正(平成17年3月)し、平成17年4月から新たに「地球温暖化対策計画書制度」を開始し、1,000以上の大規模事業所から5年間の温室効果ガスの削減計画等の提出をいただいております。
本制度では、提出いただいた計画書等及び計画書等に対する評価結果等の公表を行うとともに、温室効果ガス排出量等の集計による統計データを公表することにより、温暖化対策推進に寄与することを目的としております。
【評価の公表】
事業所ごとの計画書等(PDF)、計画書等に対する評価結果等を一覧表で公表しております。
公表は終了しました。
【平成17年提出の計画書の評価結果(概要)】
環境確保条例を改正(平成17年3月)し、平成17年4月から新たにスタートした「地球温暖化対策計画書制度」では、約1,000の大規模事業所から5年間の温室効果ガスの削減計画の提出をいただきました。
この度、提出いただいた計画書の評価結果(1,026件)を公表しましたので、お知らせします。また、この計画書を集計したところ、基準排出量(平成14年度~平成16年度の排出量の平均)に対し、平成21年度の排出量が約6%削減される計画となりました。
詳しくは、プレス発表シートをご覧ください(PDF)<5月15日時点>
本文及び別紙(PDF:429KB)
計画書(案)(8月末提出)段階では52%の事業所がB又はC評価でしたが、都の指導・助言により、計画書(12月末提出)段階では99%がA評価以上になりました。
1.評価の考え方
【過去の取組も評価】
- 過去に基本対策に相当する対策の実績がある場合は、取組み済みとして評価します。
- 過去3ヵ年度以内に目標対策に相当する対策の実績がある場合は、計画期間中の目標対策実施と同等に評価します。
2.計画書の評価
基本対策をすべて計画し、さらに目標削減率が大きい事業者を高く評価
※※ 「目標削減率の大きさの程度」等は、専門委員会で別途定めました。
→ プレス発表資料(PDF:31KB) (平成17年10月27日)
3.中間報告書の評価
中間報告書に関する評価基準を下記のとおりとしますので、お知らせいたします。この評価基準により、目標対策を追加して計画または実施することで、中間報告書でより高い評価が得られるようになります。
皆様方におかれましては、来年6月末の中間報告書提出に向け、下記評価基準を踏まえ、削減対策の追加のご検討及び削減対策の着実な実施をお願い申し上げます。
評価基準について
評価 | 評語 | 基準 |
---|---|---|
一次評価 | A・B・C (エー・ビー・シー) |
変更なし |
二次評価 | AA (ダブルエー) |
①「工場・事業場の設備等に係る総量削減率が正の値となること」または ②「目標対策の実施による実績削減率1%以上」 上記②の実績削減率に計画書提出以降に追加した目標対策を加えることができる。 |
三次評価 | AA+ (ダブルエープラス) |
「目標削減率が6%以上、かつ実績削減率が3%以上」 上記の目標削減率及び実績削減率に計画書提出以降に追加した目標対策を加えることができる。 |
総合評価 | AAA (トリプルエー) |
評価の観点から「目標対策の達成度」を削除。 |
実績削減率=目標対策の実施による実績削減量(t)÷工場・事業場の設備等に係る基準排出量(t)
目標削減率=目標対策の実施により計画終了年度に見込まれる削減量(t)÷工場・事業場の設備等に係る基準排出量(t)
その他
中間報告書の評価の具体的な内容につきましては、 別紙「中間報告書の評価」(PDF:742KB) をご参照ください。
4.結果報告書の評価
- 基本対策をすべて計画し、かつ、実施した事業者に一定の評価
- さらにその中で、総量削減率*3が計画削減率以上となった事業者、又は、目標対策の実施を進めた事業者を高く評価
三次評価の評語 | 開始年度 | 基準 |
---|---|---|
AA+ | 平成17年度 | 8%以上 |
AA+ | 平成18年度 | 7%以上 |
AA+ | 平成19年度 | 6%以上 |
AA+ | 平成20年度 | 5%以上 |
*2 「工場・事業場の設備等」に係る5年度目の排出量/「工場・事業場の設備等」に係る基準排出量
5.表彰対象の選定(視点)
- 総量削減率の大きさ
- 目標対策の達成度や削減実績の大きさ
- 推進体制
- 自動車対策等のその他の対策の取組状況
- その他、対策の推進に関する事項
6.評価結果の公表
「A」評価以上の事業者を「優良」事業者として公表
*地球温暖化対策に積極的に取組む事業者が「社会・市場で評価」される仕組み
都のホームページ等でわかりやすく公表します。