企業の食品ロスへの取組紹介(取組状況と削減効果を見える化)
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補助対象事業(メニュー):
(No.3)食品のロングライフ化に資する急速冷凍機の導入支援
【取材協力】代表取締役 北澤 将太様
食品ロスの減少だけでなく、メニューバリエーションが増え、作業効率もUP
婚礼・大使館・法人のイベントへの飲食ケータリングサービスをメイン事業とし、その他、社内カフェの運営や、他社と連携した食品の開発、自社製品の販売など、「食」の事業を展開している、ココワークス株式会社。
東京都の食品ロスの補助金で急速冷凍機を購入したことによる、導入メリットや食品ロス削減への取組について、代表取締役 北澤様に話をきいた。
食品ロスの減少だけでなく、メニューバリエーションが増え、作業効率もUP
婚礼・大使館・法人のイベントへの飲食ケータリングサービスをメイン事業とし、その他、社内カフェの運営や、他社と連携した食品の開発、自社製品の販売など、「食」の事業を展開している、ココワークス株式会社。
東京都の食品ロスの補助金で急速冷凍機を購入したことによる、導入メリットや食品ロス削減への取組について、代表取締役 北澤様に話をきいた。
オーダーメイドで調理をする上で、どうしても端材がでてしまっていた
ケータリングは基本的にオーダーメイドで調理をしている。毎回違った食材の仕入れが発生し、必要数よりも少し多めに発注しているため、どうしても端材が出てしまい、それがロスになっていた。
そこで急速冷凍機の導入を検討していたところ、メーカーから補助金があることを聞き、活用したという。
「いろいろな行政の補助金などを活用してきましたが、この補助金は申請から採択までがとてもスピーディーで、大変助かりました。」
今までロスになっていた食材が急速冷凍することで、加工可能に
今までは冷凍してしまうと扱いづらかった端材野菜や魚の切れ端など、急速冷凍することで、再加工しての提供が可能になり、食品ロスの減少と共にメニューバリエーションが豊富になった。現在は食品ロスがゼロになったという。
急速冷凍機の購入と同時期に、大型冷凍庫も導入したことで、急速冷凍したものを大型の冷凍庫でストックし、社内の作業効率アップにも繋がった。
冷蔵や冷凍食品の余剰在庫をフードバンクに提供する仕組みを模索
大量調理をして料理を提供していると余剰在庫が出てしまう。
基本的に、冷蔵・冷凍食品になるため、フードバンクやこども食堂に配布したいが、扱ってもらえないケースが多い。
「冷蔵や冷凍食品の余剰在庫を引き取ってくれる、フードバンクを探しています。お互いに低労力で引き渡すことができる仕組みを構築できないか、現在模索中です。」
ココワークス株式会社は、ケータリングを主軸に、食にまつわるサービスを展開しています。ケータリングサービス「NOTO(のと)」では、食で「間」をつなぎ合わせ、お客様に特別な時間を過ごしていただくために活動しています。また、他社様とのコラボや私たちによるプロデュース商品などでさまざまな形で「食」を開発、生産しています。できる限り多くのお客様にココワークスの「食」をお届けしたいと考えています。
企業名:ココワークス株式会社
所在地:〒164-0014東京都中野区南台2-18-3
公式ホームページ:https://coco-works.com/