アフターコロナにおける外食産業の食品ロス削減推進事業
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東京都は、令和元年に「『未来の東京』戦略ビジョン」及び「ゼロエミッション東京戦略」において、2050年までに食品ロス実質ゼロを目指し、2030年までに2000年度比(約76万トン)で食品ロス量を半減する目標を掲げ、様々な取組を推進しています。
都内の食品ロス発生量は事業系に由来するものが多く、特に外食産業から発生するロスが食品ロス発生量全体の約4割を占めています。また、令和5年5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行後、外食産業の需要回復によるロスの増加が予想されていることから、その実態を早期に把握し、具体的かつ効果的な対策を講じる必要があります。
そこで、今後の食品ロス削減対策の検討及び実施に向けて、外食産業における食品ロス発生状況や食品ロス削減対策の取組状況等の実態を把握、食品ロス関連情報等について調査し、具体的な取組を通じて食品ロス削減に取り組む事業提案を募集していましたが、1件採択しましたのでお知らせします。
1 採択事業概要
事業者:レコテック株式会社
事業内容:外食産業における食品ロス削減対策等の調査、外食産業における2030年度までの食品ロス発生量の推計及びpoolシステム(廃棄物計量管理システム)を利用した発生状況の把握
2 今後の進め方
採択された事業の応募者(以下「事業者」という。)と都との間で協定を締結した上で、連携事業を実施します。
3 事業実施期間
協定締結の日から令和7年2月28 日(金)まで
4 都の支援
1事業あたり上限2,000万円として負担金を支出
記事ID:021-001-20240425-011396