高濃度PCBの処理について
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高濃度PCB廃棄物処理施設について
高濃度PCB廃棄物については、100%政府出資の 中間貯蔵・環境安全事業株式会社( JESCO)(外部サイト) が、全国5か所にPCB廃棄物処理施設を設置し、PCB廃棄物の処理を進めています。
平成16年12月からJESCOの北九州事業所が操業を始め、続いて平成17年に豊田事業所・東京事業所が、平成18年に大阪事業所が、平成20年には北海道事業所が操業を開始し、全国を5ブロックに分けた処理対象区域内のPCB廃棄物を処理しています。
東京都内の高濃度PCB廃棄物は、東京事業所(トランス・コンデンサー等)及び北海道事業所(安定器・汚染物等)において、それぞれ水熱酸化分解方式・溶融分解方式によりPCBを安全に分解処理しています。
・高濃度PCB含有トランス類・コンデンサ類・照明用安定器の処理申込み先
担当部署 | PCB廃棄物の種類 | 場所 | 連絡先 | |
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中間貯蔵・安全事業株式会社 ホームページ(外部サイト) |
東京事業所 | ①トランス類 ②コンデンサ類 (重量3kg以上) |
〒105-0014 港区芝1-7-17 住友不動産芝ビル3号館 |
電話:03-5765-1927 |
北海道事業所 | ①照明用安定器 ②小型電気機器 (重量3kg未満) ③PCB汚染物 |
〒105-0014 港区芝1-7-17 住友不動産芝ビル3号館 |
電話:03-5765-1197 |
高濃度PCBの判別方法
変圧器・コンデンサ―等の場合
昭和28年(1953年)から昭和47年(1972年)に国内で製造された変圧器・コンデンサーには絶縁油にPCBが使用されたものがあります。
高濃度のPCBを含有する変圧器・コンデンサー等は、機器に取り付けられた銘板を確認することで判別できます。
詳細は各メーカーに問い合わせるか、 (一社)日本電機工業会のホームページ(外部サイト) を参照してください。
照明器具用安定器の場合
昭和32年(1957年)1月から昭和47年(1972年)8月までに国内で製造された照明器具の安定器には、PCBが使用されたものがあります。
なお、一般家庭用の蛍光灯等の安定器にはPCBが使用されたものはありません。
PCBを含有する安定器は、安定器に貼付された銘板に記載さているメーカー名、型式・種別、性能(力率)、製造年月等の情報から判別することができます。
詳細は各メーカーに問い合わせるか、 (一社)日本照明工業会(外部サイト) のホームページを参照してください。