電気を「H:へらす」「T:つくる」「T:ためる」
- 更新日
ほとんどの発電所は、東京の外にある。
電気があるから便利なものがいろいろ使えて、便利な生活ができている。
では、わたしたちが東京で使っている電気はどこから来ていると思う?
実は、東京で使っている電気のほとんどは、東京から遠くはなれたところにある発電所でつくられて、東京に送られている。
わたしたちが毎日すごしている便利な生活は、他の地域でつくられるエネルギーで成り立っているんだよ。
電気の多くは、他の国から買う資源でつくられている
東京で使われている電気。
ひとつは、太陽の光や風の力など「自然のめぐみ・エネルギー」からつくられている。
これは、じゅんすいな国産のエネルギー。でも残念ながら東京では、こうした自然の電気はまだ少なくて、22%しかない。
実は、東京で私たちが使っている電気のほとんどは、石炭や石油、天然ガスなどの資源をもやしてつくられている。
こうした資源は、他の国から買っている、つまり、「輸入」にたよっているんだ。
残念ながら、世界では今、戦争などをきっかけとして、資源やエネルギーを、国同士で仲良くやりとりすることがむずかしい状況になっている。天然ガスなどの資源を、他の国からの輸入にたよっている日本にとってはとても大きな問題なんだ。
だからこそ、電気やエネルギーを大事に使うことがとても大切なんだよ。
これからも「HTT」
「HTT」。それは、電気やエネルギーを使う量を「H:へらす」、「T:つくる」、「T:ためる」ということ。
これは、「わたしたちの住む地球や未来をまもるため、エネルギーを大事に使う世の中に変えていく」ことでもあるんだ。
世界では「電気がとおっていない」地域もある。「電気がいつも十分に使える」というのは、本当は「当たり前」のことではないんだよ。
タイトル
説明を記載してください。