フードテックを活用した食品ロス削減推進事業(令和5年度)

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 東京都は、「『未来の東京』戦略ビジョン」及び「ゼロエミッション東京戦略」において、2030年までに2000年度比(約76万トン)で食品ロス量を半減する目標を掲げ、様々な取組を推進しています。
 都の食品ロス発生量は事業系に由来するものが多く、事業系食品ロスを削減するためには、フードサプライチェーン(食品の製造・加工・流通・消費)の各段階でロスを発生させない仕組みを定着させ、全体を最適化する新たなビジネスモデルの創出と実装化が必要になります。
 都は、令和5年度に以下の2事業者と連携し、フードテック(食の先進技術の総称)を活用し、スタートアップ等と連携しながら、食品ロスを削減するための社会実装化事業を行いました。成果を基に活用を促進してまいります。

 

1)都内における冷凍技術を活用した食品ロスの有効活用および食の支援による地域貢献の実現

事業者:株式会社ローソン、ネッスー株式会社
内 容:コンビニエンスストアの売れ残り食品を急速冷凍して寄贈することで、食品ロス削減と地域の食支援を両立すると同時に、寄贈不可能な食品はリサイクルすることで、店舗として食品廃棄物を一切排出しない「食品廃棄ゼロコンビニ」を創出

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2)デジタルマーケティング及び冷凍等の技術を活用した業務用食品等の食品ロス削減事業

  事業者:株式会社クラダシ
  内 容:食品ロスになる可能性がある業務用食品・食材を冷凍弁当等にアップサイクルし、オンライン等で販売

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記事ID:021-001-20231226-010334