52 町田三輪里山保全地域

更新日

指定データ

指定年月日 令和8年3月23日
位置 町田市の東部に位置する三輪地区の区域
面積 126,327平方メートル

自然の概要

多摩丘陵の中央部に位置し、樹林地や三つの谷戸等から構成され、かつての里山環境が残っている。
樹林地では、タマノカンアオイ等の希少な植物が生息し、谷戸ではイトトリゲモ等の湿生植物やニホンアカガエル等が確認されている。

自然の保護と回復

樹林地、それに連続した水田や水路等における生物多様性を保全するとともに、里山環境を確保する。
また希少な動植物をはじめ、在来の動植物の保全に向けて、生息・生育環境を保全、回復するための取組を実施していく。

指定時の現況 

番号 エリア 主な内容
1 樹林地 コナラ群落が主体の落葉広葉樹林で、シイ・カシの二次林や竹林が点在する。低木には常緑広葉樹がみられる。
また、二本松谷にはスギ・ヒノキ・サワラが植林された樹林地が存在する。
2 南谷周辺 コナラ群落に囲まれた谷戸で、大半は水田として利用されており、主にイネを優占種とする水田雑草群落が広がっている。
水田内には、希少な水生植物や湿生植物が多数生育している。
3 杉練谷
周辺
コナラ群落に囲まれた谷戸で、畑地、水田雑草群落、放棄水田雑草群落が混在し、奥部にはオギ群集が小規模ながら存在する。
水田周辺には希少な湿生植物が豊富で、開放的な湿地や浅い池沼を好むトンボ類やカエル類が多く生息している。
4 二本松谷周辺 スギ・ヒノキ・サワラ植林やシイ・カシ二次林に囲まれた谷戸で、主に水田等の湿地環境からなる里山環境が形成されている。

植生図

活用

植生管理の実施、施設の整備や保全地域の活用等の保全事業を進めるために、関係機関等で構成する協議の場を必要に応じて設ける。

野生動植物保護地区

希少な湿地の生物を保護するため、区域内の北側に位置する南谷戸の一部を野生動植物保護地区に指定する。
対象種
植物  イトトリゲモ、ミゾハコベ及びキクモ
両生類 ニホンアカガエル
詳しくはこちら→野生動植物保護地区

記事ID:021-001-20260309-015997