46 多摩東寺方緑地保全地域
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指定データ
指定年月日 | 平成19年12月12日 |
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位置 | 多摩市の東寺方及び桜ヶ丘にまたがる地域 |
面積 | 14,902.20平方メートル |
自然の概要
クヌギやコナラからなる雑木林、かつての屋敷林の一部と考えられるシラカシ・ケヤキ林及びモウソウチク林などからなる。
自然の保護と回復
コナラ等の雑木林、シラカシ等の樹林及びヒノキ植林については、現在の高木層を維持する。モウソウチク林は、竹林として保全する。耕作畑などは、二次林の形成を目指す。
指定時の植生
番号 | 植生名 | 現況 |
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1 | シラカシ-ケヤキ林 | 高木層は、樹高25m程度のシラカシとケヤキが優占し、一部にヒノキが見られる。亜高木層は、モウソウチクが密生する。林内は薄暗く、低木層や草本層は発達していないが、シラカシの幼樹やキヅタ、ヤブランなどが見られる。 |
2 | コナラ-クヌギ林 | 区域の中央及び北側に見られる。 |
3 | コナラ-アカマツ林 | 高木層は、樹高20m程度のコナラやクヌギが優占し、アカマツを交える。また、一部にヤマザクラやシラカシなどが見られる。亜高木層は、シラカシやヤブツバキが優占し、低木層にはヒサカキが生育している。 手入れ不足により、林内は暗く、草本層はアズマネザサが繁茂している。 |
4 | ヒノキ植林 | 高木層は、樹高15m程度のヒノキが優占している。 亜高木層は及び低木層は発達していないが、草本層はカラスウリやイノコズチなどが見られる。 |
5 | モウソウチク林 | 樹高15m程度のモウソウチクが密生する。 林内は薄暗いが、草本層はキヅタヤチヂミザサなどが見られる。 |
6 | 耕作畑雑草群落 | 畑として使用されている。 |
7 | 落葉果樹園 | 樹高7m程度のクリが植えられている。 |
8 | 踏跡群落 | アキメヒシバなどが生育している。 |
活用
都民の自然体験活動、環境学習及び企業等による社会貢献活動の場として活用を図る。
また、多摩市においても、積極的な活用を図る。
記事ID:021-001-20231206-009204