26 前沢緑地保全地域

更新日

指定データ

指定年月日 平成6年3月29日指定
位置 東久留米市の南部に位置する前沢3丁目の地域
面積 11,885平方メートル

自然の概要

東久留米市の南部に位置し、市道221号線2通称「柳新田通り」に面した平坦なコナラやクヌギの雑木林である。区域は、以前から市民に開放されており、踏付等により植生が貧弱な区域と、植生が比較的豊かな区域とに分けられる。

保全の方針

基本的に、市街地の中の雑木林によって構成される武蔵野の景観を保全する

指定時の植生

番号 植生名 現況
19 コナラ-クヌギ群集 地域のほとんどを占める植生である。
高木層の高さは15m程度で、萌芽生のコナラ、クヌギが優占しているが、ヤマザクラ等を交える。亜高木層には高木層の構成種が成育し、その他エゴノキが多く見られた。管理の頻度によりムラサキシキブ、コマユミ等が生育する低木層が発達した林分と、下刈りにより低木層を欠く林分とに二分される。これに伴い、草本層も植被率が比較的高く、ヤブランやアズマネザサ等が見られるタイプと、低木層が無いために林内歩行が容易となり、踏圧が高まったため裸地化したと思われるタイプの2つのタイプが見られる。
42 路傍雑草群落 地域中央部区域の道路に面した部分に見られた群落であり、クワモドキ、イヌタデ等の草本が生育している。
記事ID:021-001-20231206-009185