25 保谷北町緑地保全地域
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指定データ
指定年月日 | 平成6年3月29日指定 |
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位置 | 西東京市の西北部に位置する北町5丁目の地域 |
面積 | 10,580平方メートル |
自然の概要
西東京市の西北部に位置し、コナラやクヌギの雑木林とそれと一体となった農地からなる区域である。
雑木林は、以前から市民に開放されて踏みつけられてきたために林床が固く植生が貧弱な区域と、林床管理がなされ植生が比較的豊かな区域とに分けられる。
農地は、現在も耕作が行われている。
保全の方針
基本的に、雑木林及びそれと一体となった農地によって構成される武蔵野の景観を保全する。また、現在耕作が続けられている農地については、可能な限り現在の経営状態を継続し、公有化の後は保全事業により雑木林として整備し、積極的に自然の復元を図っていく。
指定時の植生
番号 | 植生名 | 現況 |
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19 | コナラ-クヌギ群集 | 本群集は西側と東側に別れた樹林区域のほぼ全体を占める。 高木層は樹高が17~21m程度であり、コナラが多く、クヌギを交え、亜高木層はエゴノキが多い。 西側の区域では踏圧のため低木層、草本層が著しく貧弱であり、表土が裸出している。 東側の区域では、ほだ木置場等の利用のため林床管理の著しい区域と、林床管理の比較的緩慢な区域が錯綜しているが、全体的に植物の種類が多い。 |
35 | 耕作畑雑草群落 | 区域の南部に広がり、葉菜類が主に栽培されている。 休耕地や畝間にコゴメウツギ、スベリヒユ、シロザなどが見られる。 |
42 | 路傍雑草群落 | 西側の区域の西端にわずかに見られる。 チヂミザサ、ハナタデが多く、ヒナタイノコズチ、アズマネザサ、ヤブガラシ、ハシボソなどによって占められる。 |
43 | 踏跡群落 | 西側の区域の東端にわずかに見られる。 ハキダメギクが多く、オヒシバ、イヌビエがこれに次ぎ、ヒナタイノコズチ、オオバコ、メヒシバなどによって占められる。 |
その他
西東京生態研究会が保全活動を行っている。
活動内容:草刈、自然観察など
記事ID:021-001-20231206-009184