レトロフィットのご紹介

更新日

1995年以前に製造のカーエアコンをお使いの皆様へ

レトロフィットとは、カーエアコン本体はそのままで、オゾン層破壊の原因となる冷媒(CFC-12)から、その心配がない冷媒(HFC-134a)に交換することができる方法です。ただし、潤滑油や冷媒の注入口、レシーバータンク、Oリング等の部品も交換することが必要です。
1995年以前に製造されたカーエアコンの冷媒は、CFC-12という種類が多く使われていました。しかし、CFC-12は地球を取り巻くオゾン層の破壊の原因となるため製造中止になり、現在ではカーエアコンの冷媒はHFC-134aという種類が多く使われています。
カーエアコンは老朽化すると配管等から冷媒が漏洩しやすくなります。 CFC-12が漏洩すればかけがえのないオゾン層の破壊につながります。
冷媒がCFC-12のカーエアコンをもっと長く大切に使いたい場合、レトロフィットは一考の価値があるのではないでしょうか。
レトロフィットをご検討の際は、お持ちのカーエアコンが「レトロフィットに対応可能か」、「性能保障はあるか」等について、フロンを適正に回収できるディーラー、自動車整備業者等にご相談ください。

レトロフィットを施した自動車のエンジンルーム内

記事ID:021-001-20231206-008501