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レッドリスト・レッドデータブック・植生図

更新日
 ある地域に生育・生息している動植物の数が、過去と比較して減少している場合、またはそれらの動植物の生育地・生息地が減少したり存続が危うくなったりした場合、その地域からいくつかの動植物が絶滅するおそれがあります。
 東京都では、そのような絶滅の危険性が高い動植物の名前を掲載したリスト(レッドリスト(Red List:RL))と、レッドリストに掲載した動植物の生態や現状等について解説した図書(レッドデータブック(Red Data Book:RDB))を平成10(1998)年から公表し、適宜更新しています。

「レッドリスト」「レッドデータブック」とは

 レッドリストとは絶滅のおそれのある野生生物の種のリストです。これに対してレッドデータブックとは、レッドリスト掲載種の生息状況などを解説し、取りまとめたものです。
 東京都では、自然環境の特徴が大きく異なる「本土部」と「島しょ部」に分けて、保護上重要な野生生物種のリストを東京都版レッドリストとして作成しています。

東京都レッドリスト

 レッドリストとは絶滅のおそれのある野生生物の種のリストであり、国際的には国際自然保護連合 (IUCN)が作成しており、国内では、環境省のほか、地方公共団体などで作成されています。
 東京都では、都内に生育、生息する野生生物の個々の種について生物学的観点から絶滅のリスクを評価したレッドリストを、「東京都の保護上重要な野生生物種(1998年版)」として平成10(1998)年に初めて公表しました(第1次リスト)。以降、約10年ごとに改訂作業を行い、第2次リスト以降は本土部と島しょ部に分けて作成しています。
 令和3年4月には、第3次リストとなる「東京都の保護上重要な野生生物種(本土部)2020年版」を公表し、令和5年4月には「東京都レッドデータブック(本土部)2023」の策定に伴い、カテゴリー等を内容を見直した 「東京都の保護上重要な野生生物種(本土部)2020年見直し版」を公表しました。(第3次リスト)
東京都の保護上重要な野生生物種(本土部)2020版
東京都の保護上重要な野生生物種(島しょ部)2011版

第3次リスト

東京都レッドデータブック

「東京都レッドデータブック」について

 レッドデータブックとは、レッドリストに掲載した動植物の生態や現状等について解説した図書です。
 東京都では、レッドリストの公表と併せ、平成11年(1999)年に「東京都の保護上重要な野生生物種(1998年版)解説版」として初めて公表しました。
 その後もレッドリストの改定に合わせて、本土部と島しょ部とに分けて公表しています。

 冊子(レッドデータブック)については、都民情報ルーム(東京都庁第一本庁舎3階南側)等でご購入いただけます。※都民情報ルームについては外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(外部サイト)

 なお、本土部の最新版の詳細及び冊子PDF、正誤表等は新規ウインドウで開きます。こちらよりご覧いただくことができます。

本土部RDB2023
島しょ部RDB2014

「東京都レッドデータブック」検索サイト

「東京都レッドデータブック」はパソコン等で閲覧することができます。このホームページはパソコンだけでなく、一部を除き、スマートフォン等の携帯端末機でも閲覧できるので、野外で野生生物の情報を調べたい時などにも活用できます。

東京都レッドデータブック検索サイト

植生図

東京都の植生図データは環境省に提供しています。環境省自然環境局生物多様性センターのWebサイト外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「自然環境調査Web-GIS」(外部サイト)で閲覧できるほか、GISデータもダウンロードできます。
紙資料については、都民情報ルーム(東京都庁第一本庁舎3南側)で閲覧、貸出しができます。
記事ID:021-001-20231117-003347