危険な外来生物
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旧サイト(気をつけて!危険な外来生物|東京都環境局 (tokyo.lg.jp))は2025年3月末日をもって閉鎖いたしました。
外来生物について
もともとその地域にいなかったのに人間の活動によって導入された生き物を「外来生物」と言います。
現在、東京都内には様々な外来生物が生息・生育しており、数が増えて周辺に様々な悪影響を与える外来生物も確認されています。
外来生物による影響
外来生物の中には、生態系のみならず、人間や農林水産業まで、幅広くにわたって大きな悪影響を及ぼすものがいます。
1.生態系への影響
もともとその地域にいる生物を、捕食したり、餌や住む場所を奪ったりして、生息数を減少させてしまう。
2.人の生命・身体への影響
毒を持っている外来種にかまれたり、刺されたりする危険がある。
また、狂犬病など人獣共通感染症を持っている場合もあり、人へ感染する危険がある。
3.農林水産業への影響
農林水産物の食害や、畑の踏み荒らしなどで、収穫量の減少につながる。
詳しくは環境省のwebサイト「日本の外来種対策 外来種問題を考える」をご覧ください
特定外来生物
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)では、こうした被害を及ぼす、又は及ぼすおそれがあると認められる外来生物を、「特定外来生物」として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制しています。
詳しくは環境省のwebサイト「日本の外来種対策 外来生物法」をご覧ください
東京都の危険な外来生物
平成26年9月、「外来生物法」に基づく特定外来生物に指定されており、人間にとって有害なクモである「セアカゴケグモ」が東京都内で初めて確認されました。
これを受けて東京都では特定外来生物のうち、「人の生命・身体」への被害が報告される種を「危険な外来生物」と呼ぶこととし、注意を呼び掛けています。
以下に「危険な外来生物」とその見分け方(環境省HPリンク)をまとめました。
危険な外来生物
都内で見つかったことのあるもの
種類 | 写真 | 見分け方の参考リンク |
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セアカゴケグモ |
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詳しくは環境省のwebサイト「日本の外来種対策 特定外来生物の見分け方(同定マニュアル)」クモ・サソリ類をご覧ください。 |
ハイイロゴケグモ |
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クロゴケグモ |
写真なし | |
キョクトウサソリ |
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アカカミアリ |
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詳しくは環境省webサイト「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」 または「日本の外来種対策 特定外来生物の見分け方(同定マニュアル)」昆虫類をご覧ください。 ヒアリ類の疑いがある場合、下記にご相談ください。 環境省ヒアリ相談ダイアル:0570-046-110 (IP電話の場合:06-7634-7300) |
ヒアリ |
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カミツキガメ |
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環境省のwebサイト「日本の外来種対策 特定外来生物の見分け方(同定マニュアル)」爬虫類をご覧ください。 |
都内で見つかったことのないもの
種類 | 写真 | 国内での状況 | 見分け方の参考リンク |
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アトラクス属 (シドニージョウゴグモ等) |
写真なし | 未発見 | 環境省のwebサイト「日本の外来種対策 特定外来生物の見分け方(同定マニュアル)」クモ・サソリ類をご覧ください。 |
ハドロニュケ属 (キノボリジョウゴグモ等) |
写真なし | 未発見 | |
ドクイトグモ | 写真なし | 未発見 | |
イエイトグモ | 写真なし | 未発見 | |
ブラジルイトグモ | 写真なし | 未発見 | |
ジュウサンボシゴケグモ | 写真なし | 未発見 | |
コカミアリ | 写真なし | 侵入事例有 | 環境省のwebサイト「日本の外来種対策 特定外来生物の見分け方(同定マニュアル)」昆虫類をご覧ください。 |
ツマアカスズメバチ |
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侵入事例有 |
そのほか、外来生物の詳細については、国立環境研究所の侵入生物データベースをご覧ください。