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更新日:2020年6月26日
アライグマ・ハクビシン対策の推進
都内では、本土部でも島しょ部でも、家畜を含めた様々な外来生物が国外、国内から持ち込まれ、在来の生き物に大きな影響を与えています。その中でも、近年アライグマやハクビシンについてのご相談が多く、捕獲される数も増加しています。
アライグマやハクビシンが引き起こす問題は、農作物への被害だけでなく、生活環境や生態系にも及んでおり、被害地域も多摩地域だけでなく都心部にも拡がっています。
このような状況を受けて、都は、都内におけるアライグマとハクビシン対策の基本方針として「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画」を策定しました。現在、本計画に基づき、区市町村や住民の方々と連携しながら、被害の軽減と分布域の拡大の防止に努めています。
東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画
本編
東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画(PDF:312KB)
資料編
資料1
東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画に基づく防除を行う区市町村一覧(PDF:127KB)(令和2年5月26日現在)
資料2
都内におけるアライグマ・ハクビシンに係る状況(PDF:685KB)(平成30年度)
資料3
(3-1)従事者台帳(エクセル:13KB)
(3-2)従事者証様式(エクセル:17KB)
(3-3)捕獲実施記録(エクセル:136KB)
(3-4)目撃データ(エクセル:13KB)
資料4
外来生物法に基づく防除又は鳥獣保護管理法に基づく捕獲等に関する留意事項(PDF:102KB)
アライグマ・ハクビシンが引き起こす問題
農作物への被害
アライグマ、ハクビシンともに糖度の高い果物や野菜類を中心に、様々な農作物での被害が報告されています。
被害の多い作物(平成24年度被害面積ベース)
アライグマの場合:スイートコーン、カボチャ、スイカ、ブドウ、ナシ等
ハクビシンの場合:スイートコーン、ブドウ、トマト、ジャガイモ、イチゴ等
アライグマによるブドウの被害
アライグマによるスイカの被害
アライグマによるトウモロコシの被害
ハクビシンによるイチジクの被害
(写真提供)埼玉県農林総合研究センター:古谷 益朗
生活環境への被害
家屋侵入による建物の破損、糞尿による汚損等(特に天井裏)の被害が報告されています。
ハクビシンによる天井裏の糞害
アライグマによる建物損壊の被害
(写真提供)関西野生生物研究所
生態系への被害
両生類などの希少種の食害等が報告されています。
食害にあったトウキョウサンショウウオ
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このページの担当は自然環境部 計画課です。
