可燃ごみの焼却灰や破砕した不燃物などを埋め立てないでリサイクルする方法はありますか。

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東京二十三区清掃一部事務組合では、清掃工場で発生する焼却灰等を資源化するため、セメント原料化、徐冷スラグ化、焼成砂化に取り組んでいます。
セメント原料化とは、焼却灰を民間のセメント工場へ運搬し、セメントの原料の一つである粘土の代替原料として使用するものです。
徐冷スラグ化とは、焼却灰等を民間の資源化施設へ運搬し、溶融処理した後にゆっくりと冷却(徐冷)させ、石状のスラグをつくり、道路工事の材料などで使用するものです。
焼却砂化とは、焼却灰等を民間の資源化施設へ運搬し、焼成して無害化した後、粉砕・造粒し人工砂をつくり、路盤材、ブロック資材等に利用するものです。
また不燃ごみは、江東区海の森と大田区京浜島にある不燃ごみ処理センターで破砕処理した後、不燃物は埋立処分し、残ったその他ごみは清掃工場で焼却処理しています。不燃ごみに含まれている鉄分やアルミ類は処理の過程で選別・回収し、資源として売却しています。

記事ID:021-001-20231206-009865