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先進技術を活用したフロン排出削減事業

更新日

「先進技術を活用したフロン排出削減事業」最終報告書の公開について

令和4年度に実施した公募事業の最終結果報告書は、以下のとおりです。

※令和5年度から実施した公募事業については、現在事業の実施期間中です。最終報告書の公開は令和6年11月頃を予定しております。

令和4年度に実施した事業の最終報告書

株式会社ナンバ
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
ダイキン工業株式会社

※報告書の閲覧に当たっては、サイトポリシーをご了承の上ご利用いただきますようお願いいたします。

令和5年度先進技術を活用したフロン排出削減事業の選定について

東京都は、東京都環境基本計画で掲げた「2030年までにフロン(HFCs)排出量65%削減(2014年度比)」という目標の達成に向け、業務用冷凍空調機器の使用時におけるフロン漏えいの削減に寄与する取組を先駆的に実施する「先進技術を活用したフロン排出削減事業」を令和5年7月6日から同年7月26日まで公募し、以下の3事業者と共同で事業を行うこととなりました。

選定した事業者及び事業内容 等

株式会社デンソーソリューション

市中で稼働中の車載用冷凍機に冷媒漏えい監視システムを導入し、漏えいを検知した機器を修理して漏えい量を確認する。また、試験車を用いて車載用冷凍機の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能を確認する。

三菱電機株式会社

冷媒漏えい監視システムを搭載した空調機を自社工場に2台設置する。一方の空調機の冷媒を意図的に調整して漏えい検知判定を行うとともに、通常冷媒量の空調機と運転データを比較して電力消費量への影響検証を行う。

フクシマガリレイ株式会社

市中で稼働中の冷媒漏えい監視システムを搭載した冷凍冷蔵機(別置型ショーケース)から意図的に冷媒を抜き取り、漏えい検知性能を確認する。併せて、温度や圧力、電力消費量を分析し同システムの精度向上を図る。

今後の進め方

(1)選定された事業者と都との間で協定を締結した上で、都は300万円(令和5年度分)を上限として負担金を支出します。
(2)事業者は、事業で得られた成果を報告書として取りまとめます。都は、報告書の内容を公表し、都民や関係者に対して広く周知します。
(3)都は、本事業の成果を踏まえ事業者と連携して先進技術の社会への普及を目指します。

令和4年度先進技術を活用したフロン排出削減事業の選定について

東京都は、東京都環境基本計画で掲げた「2030年までにフロン(HFCs)排出量65%削減(2014年度比)」という目標の達成に向け、業務用冷凍空調機器の使用時におけるフロン漏えいの削減に寄与する取組を先駆的に実施する「先進技術を活用したフロン排出削減事業」を令和4年10月25日から同年11月14日まで公募し、以下の3事業者と共同で事業を行うこととなりました。

選定した事業者及び事業内容 等

株式会社ナンバ

市中で稼働中の冷凍機にセンサーを取り付け、冷媒漏えい時に発生する冷媒中の気泡を超音波で捉える。得られたデータにより漏えい検知性能等を確認する。

日立グローバルライフソリューションズ株式会社

市中で稼働中の空調冷熱機を冷媒漏えい監視システムに接続し漏えいの有無を確認する。また、系列店の機器の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能等を確認する。

ダイキン工業株式会社

冷媒漏えい監視システムを搭載している機種群としていない機種群について、市中で稼働中の空調機のデータを収集し比較評価する。また、試験機において機器の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能等を確認する。

今後の進め方

(1)選定された事業者と都との間で協定を締結した上で、都は300万円(令和4年度分)を上限として負担金を支出します。
(2)事業者は、事業で得られた成果を報告書として取りまとめます。都は、報告書の内容を公表し、都民や関係者に対して広く周知します。
(3)都は、本事業の成果を踏まえ事業者と連携して先進技術の社会への普及を目指します。

記事ID:021-001-20231206-008211