ページ番号:671-057-078
更新日:2022年12月26日
東京都は、東京都環境基本計画で掲げた「2030年までにフロン(HFCs)排出量65%削減(2014年度比)」という目標の達成に向け、業務用冷凍空調機器の使用時におけるフロン漏えいの削減に寄与する取組を先駆的に実施する「先進技術を活用したフロン排出削減事業」を令和4年10月25日から同年11月14日まで公募し、以下の3事業者と共同で事業を行うこととなりました。
共同で事業を行う事業者及び事業内容
株式会社ナンバ
市中で稼働中の冷凍機にセンサーを取り付け、冷媒漏えい時に発生する冷媒中の気泡を超音波で捉える。得られたデータにより漏えい検知性能等を確認する。
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
市中で稼働中の空調冷熱機を冷媒漏えい監視システムに接続し漏えいの有無を確認する。また、系列店の機器の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能等を確認する。
ダイキン工業株式会社
冷媒漏えい監視システムを搭載している機種群としていない機種群について、市中で稼働中の空調機のデータを収集し比較評価する。また、試験機において機器の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能等を確認する。
今後の進め方
(1)選定された事業者と都との間で協定を締結した上で、都は300万円(令和4年度分)を上限として負担金を支出します。
(2)事業者は、事業で得られた成果を報告書として取りまとめます。都は、報告書の内容を公表し、都民や関係者に対して広く周知します。
(3)都は、本事業の成果を踏まえ事業者と連携して先進技術の社会への普及を目指します。
お問い合わせ
このページの担当は環境改善部 計画課です。
