ガス有効利用施設

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お知らせ

中央防波堤内側埋立地及び外側処分場では、埋立処分されたごみの有機分(生ごみ等)が微生物によって分解されると、ランドフィルガス(メタン成分約40%)が発生します。このガスを地中から引き抜くことで、浸出水(※)に溶ける地中のガス量を減らし埋立地等の安定化を促進しています。

昭和62年度からは、このガスの一部を貯留し内側埋立地にあるガス有効利用施設で燃焼して発電を行い、埋立処分場内の消費電力の一部に利用しています。

メタンガスは大気中に放散されると二酸化炭素の約25倍の温室効果ガスとなります。メタンガスを発電に利用することにより、大気に放出されるメタンガスを減らし地球温暖化防止にも貢献しています。

※埋立処分場に降った雨は埋め立てられた廃棄物の中を通るため、廃棄物に起因する汚濁物質を多く含んでいます。その性状はCOD(化学的酸素要求量)やアンモニアなど窒素分の濃度が高いのが特徴です。この汚れた雨水を「浸出水」といいます。

記事ID:021-001-20231117-003525