低VOC塗装推進

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 このページでは、低VOC塗装の普及に向けた取組や、橋梁など比較的大規模な構造物を保有する事業者の取組状況を取りまとめた先進事例について紹介しています。

屋外塗装等からのVOC

 屋外塗装や工場外で使用する接着剤からのVOC排出は、都内の蒸発系固定発生源のうち約3割を占めていて、回収や処理は困難です。
 そのためVOC排出量の削減には、塗料等の低VOC化が必要不可欠です。
 屋外塗装で使われる塗料は、塗料メーカーの技術開発が進み、性能的にも従来の溶剤型塗料と変わらないレベルになってきています。低VOC塗装は、大気環境対策だけでなく、工事現場での労働者の安全対策や現場周辺の生活環境の保全にもつながります。
低VOC塗装施工について施工者・発注者向けの冊子等を発行しました。

低VOC塗装施工ハンドブック(施工者向け)

低VOC塗装の施工に係る基本的な留意点について紹介しています。(A5版16ページ)
ダウンロードはダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(PDF:8,830KB)

低VOC塗装施工リーフレット(発注者向け)

低VOC塗装によるメリットや配慮事項をまとめています。(A4版4ページ)
ダウンロードはダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(PDF:1,078KB)

低VOC塗装における各事業者の取組事例

低VOC塗装事例のご報告をいただいた事業者の取組を紹介します。

紹介事業者(50音順)
小田急電鉄(株)、京王電鉄(株)、京成電鉄(株)、京浜急行電鉄(株)
首都高速道路(株)、西武鉄道(株)、東京ガス(株)、東京急行電鉄(株)
東京地下鉄(株)、東武タワースカイツリー(株)、東武鉄道(株)
日本電波塔(株)、東日本旅客鉄道(株)、(株)ゆりかもめ

 

新宿区、多摩市、江東区、東京都建設局、東京都交通局、東京都環境局

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低VOC塗装における東京都の取組

都では、低VOC塗装の普及に向けた調査や検討を実施しています。

橋梁等における低VOC塗装の塗膜性能追跡調査(平成18年~)

低VOC塗装を施した試験パネル(鋼板)や橋梁(鋼構造物)に対して行った塗膜性能調査の結果をご紹介します。
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低VOC塗装普及検討調査(令和元年度)

 工場・事業場からのVOC削減が進んだ結果、屋外塗装の割合が、相対的に高まってきました。屋外塗装からの排出削減のため、低VOC塗料及び低VOC塗装に係る実態把握と課題の整理をしました。

低VOC塗装普及に向けたワーキンググループ (平成26年度)

 業界団体代表及び学識経験者を交えた低VOC塗装推進検討ワーキンググループを開催し、低VOC塗装のさらなる普及に向けた課題・対応策を整理・検討しました。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ワーキンググループ名簿(PDF:81KB)      ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。報告書(PDF:2,522KB)
記事ID:021-001-20231117-003536