どうして光化学オキシダントができるの?
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VOC(揮発性有機化合物:Volatile Organic Compounds)は、有機溶剤などに含まれる光化学オキシダントの生成原因の一つです。
VOCは蒸発しやすく、大気中に排出されると窒素酸化物(NOx) とともに太陽光(特に紫外線)を受けて反応し、光化学オキシダントを生成します。
また、VOCは浮遊粒子状物質(SPM)、微小粒子状物質(PM 2.5)の生成原因にもなっています。
詳しくは こちら(外部サイト)
環境省「SPM とオキシダントの生成メカニズム」 https://www.env.go.jp/air/osen/voc/materials/101.pdf(外部サイト) 」(最終閲覧日時: 2021年5月19日)
光化学オキシダントが高濃度になりやすい気象条件は、次のとおりです。
- 最高気温が25℃以上
- 日照があること
- 東京湾や相模湾から海風の進入があること など
この条件が揃う夏季は、都内で光化学スモッグ注意報が発令されやすくなります。
記事ID:021-001-20231206-009306