令和5年度冬季VOC対策セミナー「企業における環境対策(塗装編)~東京の空をもっとキレイに~」
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配信日時
令和6年1月24日~3月22日
開催趣旨
揮発性有機化合物(VOC)は、印刷や塗装など様々な業界で幅広く使用されている物質であり、光化学スモッグとPM2.5の主要な原因物質のひとつです。都内においては、依然として光化学スモッグ注意報が年に数日発令されていることから、VOCの更なる削減が求められています。
そこで、本セミナーではVOC排出量の多い塗装業界を対象に、業界の最新動向や具体的なVOC排出抑制対策等について紹介します。
1 自動車塗装の環境対策 現状と課題
トヨタ自動車株式会社
自動車塗装をとりまく環境課題のうち、VOC及びCO2対策に焦点を当てた具体的な取り組み内容に加え、将来モビリティに向けた技術開発の一例をご紹介いただいています。
2 VOC排出抑制における企業の取組事例
一般社団法人産業環境管理協会
工業塗装における一般的なVOC対策に加えて、VOC対策事例集(R4近畿経済産業局)等、VOC対策の検討に当たって参考となる技術的情報を多数ご紹介いただいています。
3 IОT活用による工場内のVOCモニタリング
一般社団法人国際工業塗装高度化推進会議(株式会社コニファ)
効果的なVOC抑制対策を導入するためには、各種対策の効果検証が必要となります。ここでは、業界の取組の一つとして「IОT活用による工場内のVOCモニタリング」についてご紹介いただいています。
4 東京都のVOC排出抑制の取組み
東京都環境局環境改善部化学物質対策課
VOC排出量の更なる削減には、事業者の自主的取組の拡大・促進が必要です。ここでは、主に中小事業者による自主的取組への東京都の支援策について、紹介しています。
5 PRTR電子届出の活用や排出量算出の基本的留意点
経済産業省
化管法に基づく、化学物質の排出量・移動量の届出(PRTR制度)は、インターネットによる電子届出が利用できます。ここでは、電子届出の活用方法及び基本的な留意点等についてご紹介いただいています。
記事ID:021-001-20240329-011291