9 野川・深大寺コース

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モデルコース概略図(5.2km)

 野川公園と野川国分寺崖線緑地保全地域と三鷹大沢の里出山横穴墓群8号墓保存・公開施設国立天文台神代植物公園深大寺自然広場 地図

[1]~[6]: コースのみどころ

コースのみどころ

1.野川公園と野川

野川・深大寺コースの起点にあたる公園で、約40ヘクタールの敷地の中を野川が流れています。昔、多摩川が武蔵野台地を削ってできた河岸段丘(国分寺崖線)をいかして、自然観察園などがつくられ、訪れる人に親しまれています。

2.国分寺崖線緑地保全地域と三鷹大沢の里

国分寺崖線に残る雑木林や湧水などを守るため、東京都の条例に基づき 国分寺崖線緑地保全地域 に指定されています。このコース起点に近い雑木林と湧水も保全地域の一つです。崖にはクヌギ、コナラなどからなる雑木林が茂り、がけ下には湧水を利用したわさび田などがみられます。
また、この保全地域を含め、伝統的農村風景の保全と再現をめざして、三鷹市が大沢の里修景整備を進めており、ほたるの里や遊歩道の整備などを行っています。

3.出山横穴墓群8号墓保存・公開施設

横穴墓は古代の墓のひとつの形で、丘陵や崖などの自然の斜面を横に掘って作られました。この8号墓は入り口部の石積み構造が注目され、野川中流域の代表的な横穴墓として平成6年に東京都史跡に指定されています。

4.国立天文台

国分寺崖線緑地保全地域からずっと連続して続く緑地は、国立天文台です。天体観測のため広大な緑地を確保しており、付近の人々の目を楽しませています。中に入ることは出来ませんが、春になると満開のサクラを見ながら散策することができます。

5.神代植物公園

戦前は、公園区域を東京都の街路樹などを育てるために使っていましたが、戦後に神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称を神代植物公園とあらため、都内唯一の植物公園として開園されました。四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことが出来ます。

6.深大寺自然広場

深大寺地区の、通称カニ山といわれている小高い山を含めて、都有地約3ヘクタールの土地を、調布市が借り受けてつくられた公園です。多摩地域に自生していた野草を中心とした野草園や、カタクリの自生地があり、武蔵野の面影を残しています。

雑木林のみちリーフレット

お問合せ先

不明点は下記担当までお問合わせください。

① 環境局 自然環境部 緑環境課 保全担当

〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 都庁第二本庁舎19階
電話:03-5388-3555(直通) FAX:03-5388-1379
e-mail: S0000724@section.metro.tokyo.jp

② 多摩環境事務所 自然環境課 保全担当

〒190-0022 立川市錦町4-6-3 立川合同庁舎3階
電話:042-521-4804(直通)

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