VOCの排出規制(条例)

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 VOC(揮発性有機化合物)は様々な成分があり、主なものだけでも200種類はあります。
 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(以下、「環境確保条例」といいます。)では、いくつかのVOCは「有害ガス」や「有害物質」、「炭化水素類」に該当し、それぞれ規制されています。
 ここでは、環境確保条例における規制についてまとめています。
規制対象:工場指定作業場

規制の種類
VOCの形態 規制の内容・基準 根拠等
排ガスなど気体の場合 工場・指定作業場から排出される有害ガスの規制基準の遵守(条例第68条)の基準 別表第7 3
PDFファイル内26枚目から
有害ガス取扱施設の構造基準等(条例第72条) 規則別表第5
排水に含まれる場合 工場・指定作業場から公共用水域へ排出される排水の規制(条例第68条)基準
下水へ排出する際は、 こちら(外部サイト)
別表第7 4
PDFファイル内29枚目から
汚水に係る有害物質除去設備の設置(条例第74条) 有害物質を取扱う工場で、通常100㎥/日以上公共用水域へ排出するもの
有害物質取扱施設の地下浸透防止の構造基準等(条例第75条) 規則別表第7
貯蔵施設 炭化水素系物質を貯蔵する施設等の構造基準等(条例第73条) 規則別表第6
化学物質の適正管理 こちら
物質ごとの使用量等の把握(条例第110条)
化学物質管理方法書の作成(条例第111条)
記事ID:021-001-20231206-008631