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Saving Energy ×株式会社スーパーホテル

ページ番号:981-800-750

更新日:2019年11月11日

日々の生活で感じる「もったいない」と思う気持ち、大切にしたいですね。食品ロスやプラスチックの削減、省エネなどに取り組む「チームもったいない」の活動に参加する企業の取組について、随時紹介していきます。

<環境に優しいホテルづくりに取り組む企業を紹介>

「株式会社スーパーホテル」経営品質本部 サービス管理部 次長 中野吉崇さん

「株式会社スーパーホテル」経営品質本部 サービス管理部 次長 中野吉崇さん(写真)

ホテル業界でいち早く環境への取組をスタート

きっかけは水俣市民のいきいきとした笑顔から


株式会社スーパーホテルでは、2001年から環境を意識した取組を始め、2018年からは「Natural,Organic,Smart」をコンセプトに地球にも人にも優しいホテルづくりを行っています。今回はホテルでの様々な取組について経営品質本部 サービス管理部 次長 中野吉崇さんに伺います。

スーパーホテルは現在、国内で139店舗、海外で3店舗(2019年10月末時点)を展開するホテルチェーン。環境推進企業として業界内では唯一、2011年に「エコ・ファースト企業※1」に認定されました。

『弊社が環境について取り組むきっかけとなったのは、2001年に水俣市の店舗でスタートした環境配慮活動です。当時水俣市は日本初の環境モデル都市づくり宣言を行っていました。そのとき会長の山本※2は、水俣市の皆様がいきいきと環境活動に取り組む様子を見て感銘を受けたといいます。そして、たとえこれまでと比べて手間がかかることでも、地球のために良いことをしている実感があれば、自分自身も幸せになれるのではないか、と感じ、ホテルでも環境活動に取り組もうと決めました』

その後、省資源対策の強化をはじめ、2008年に持続可能な社会づくりにつながる「LOHAS(ロハス)」をホテルの運営の基本コンセプトに掲げました。さらに2018年には新しいコンセプトの「Natural,Organic,Smart」を掲げ、地球や人、地域や従業員のことを考慮して優しいホテルづくりを推進しています。

※1 業界内でも特に先進的な環境保全運動に取り組む企業を、環境大臣が「エコ・ファースト企業」に認定する制度。
※2 スーパーホテル会長の山本梁介氏。創業者であり、環境活動をホテルビジネスに取り入れた発案者。

宿泊客と一緒に行う環境活動
「エコひいき」「ECO泊」が人気に

スーパーホテルの環境活動の柱となる取組に「エコひいき」「ECO泊」があります。2008年にスタートした「エコひいき」は、連泊時に清掃不要を申し出た宿泊者にはミネラルウォーターを1本プレゼントするという活動です。
『実際、1泊では部屋はほとんど汚れません。しかし従来通り1泊毎に1度清掃を行うと、シーツやタオル類の洗濯と部屋の掃除で1室7リットル以上の水が必要となります。2017年度では清掃不要のお申し出は50万6,066件ありました。年々お申し出が増え、今では連泊されるお客様の半数近くの方に協力して頂いております』

また「ECO泊」は、宿泊時に発生するCO2排出量の100%を宿泊者に代わり、スーパーホテルがカーボン・オフセットするという仕組みです。

『宿泊して発生するCO2は5.4kg。これは、電力・ガス・水道等の利用時に必要となる二酸化炭素の排出量から算出しています。その排出分を、スーパーホテルが自然エネルギー事業や森林整備事業に出資することで相殺します。「ECO泊」はウェブサイトから予約するお客様が対象となっており、2018年度は196万泊分のCO2をオフセットできました。これは全宿泊の3割程の割合になります』

環境への取組はサービス低下?

開始当初は不満の声も

これらの活動をスタートした当初は、宿泊客からも戸惑いの声もありました。

『その当時は、ホテルに泊まるなら電気や水は使い放題、掃除は毎日行うのが当たり前だったので、ホテルなのにケチですね、だとか、ホテル側のコスト削減が狙いなのでは、というご意見もありましたが、世の中の環境への意識が高まるにつれて、徐々に理解を得ることができたと感じています。おかげさまで「ECO泊」「エコひいき」ともに、年々利用者は増えています。我々の環境活動はお客様の協力があって初めて成り立つものなので、理解を得て定着しているのはとてもありがたいことです』

同社では、宿泊客と接する現場スタッフをはじめ、全社員への環境教育にも力を入れています。 

『環境問題について説得力のあるプレゼンテーション力を身につけるため、eco検定の受験を推奨し、今では全従業員の約9割が合格しています。また、ホテルで使用するアロマの生産地である岐阜県東白川村へのグリーンツアーを開催したり、毎年行われる環境活動の展示会「エコプロ」にも参加しています。こうして身につけた知識と経験が、お客様への声かけやサービスの向上だけでなく、ホテルにおけるどの分野の業務にも役立っていると思っています』

地球のために何ができるのか

ホテル業界は次のステージへ

これらの取組は、宿泊することでエコ活動に参加できたり、環境への新たな気づきが得られることで、利用者の満足度がさらに上がるという好循環を生んでいます。これは手厚いおもてなしが当然とされる業界においては、新しい視点となりそうです。

『最近では清掃不要等の取組を始めるホテルも増え、業界内での環境への意識の高まりを感じています。私たちは今後も宿泊業界でできることを意識して取り組んでいきますし、共感する方に宿泊していただくことで、業界全体のさらなる盛り上がりにつながれば嬉しいです。これからも環境を第一に、そして次のステップとしては世界の共通目標であるSDGs※3を行動指針に掲げ、地球のためにホテル業界で何ができるかを視野に入れて取組を続けたいと思っています』

スーパーホテルの努力と工夫もさることながら、ホテルのエコな取組に賛同する宿泊客が年々増加していることに人々の意識の高まりを感じました。私たちも旅行や出張の際、少しだけ荷物は増えてしまいますが、歯ブラシやマイ箸を持参したり、自宅と同じように宿泊先でもこまめに電気を消したりして、省エネを意識したいですね。

※3 SDGs(エスディージーズ・Sustainable Development Goalsの略)

お問い合わせ

このページの担当は総務部 環境政策課です。


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