東京エコビルダーズアワード
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東京エコビルダーズアワードとは
令和7年4月開始の「建築物環境報告書制度」への参加に向けた事業者の取組を後押しするため、環境性能の高い建築物の普及に取り組む意欲的な事業者を表彰し、優良事例等の共有、都民への情報発信等を通じて、建築物脱炭素化に向けた意識醸成を図ることを目的とするものです。
新着情報
2025.11.21 令和7年度受賞イベントへの参加・視聴を希望される方はこちら(JAPAN BUILD TOKYO入場用バッジ登録フォーム)からお申し込みください
※セミナー申込とは連動しておりません。審査員によるパネルディスカッションをお聞きになる場合は、入場用バッジ登録とは別に、こちらからセミナー申込も事前にお済ませの上、ご来場ください。セミナー申込の際は、キーワード:”GX・カーボンニュートラル”、日付:”12/11”を選択すると、検索しやすくなります。
2025.11.21 令和7年度受賞企業を決定しました(受賞企業一覧はこちら)
令和7年度表彰
●受賞企業一覧※五十音順で表示
【リーディングカンパニー賞】(建築物環境報告書制度で定める基準達成に加え建物の脱炭素化に向けた意欲的な取組を実施)
【ハイスタンダード⁺(プラス)賞】(建築物環境報告書制度で定める基準を大幅に上回る「誘導基準」を達成)
【ハイスタンダード賞】(建築物環境報告書制度で定める基準を達成)
リーディングカンパニー賞 総合部門
・蓄電池を全負荷対応型に統一し、太陽光発電とセット採用を促進し、対象期間中の都内戸建て住宅での太陽光発電採用率93%、蓄電池搭載率82%を達成
・窓サイズや防火性能、デザインにおいても種類豊富なアルミ樹脂複合サッシで、樹脂サッシ同等の断熱性能を発揮する「ロングライフ次世代複合サッシ」を開発し、窓本来の効果とトレードオフすることなく、窓の断熱性能を向上
・屋根一体型太陽光パネルの内製化によりコストを徹底的に削減し、太陽光パネル+蓄電システムの初期投資の大部分をFIT期間中の売電収入や自家消費メリット等で回収可能となる価格で顧客へ提供することで、太陽光発電システムの導入決断を力強く後押し
・全棟で耐震等級3を実現するほか、浸水被害を許さない革新的な技術で水害リスクに対応するなど、都民の皆様が安心して暮らせる、「総合免災住宅」を提供
・東京ゼロエミ住宅水準Aや長期優良住宅の基準適合を標準的に提案し、資産価値が持続する住宅を提供
・標準採用している3層ガラス日射熱取得率ηは49%であり、日射遮蔽物がなくても基準値はクリアできるが、冷房負荷を30~40%削減するため、冷房期の平均日射熱取得率ηACが1.0以下になる日射遮蔽(特に外付けのオーニング)を提案
・東京ゼロエミ住宅及び長期優良住宅の基準を標準としており、対象期間中の全ての住宅において外皮平均熱貫流率(UA値)0.31W/㎡Kの断熱性能を達成
・実際の施工事例だけではなく、これから家づくりを検討する方に向けて、土地選びや資金計画などをテーマに、YouTubeチャンネル「MGR株式会社真柄工務店」で発信(登録者数1,180人/動画32本)しているほか、モデルハウスの予約制見学会をほぼ毎日開催
・資材積上げ方式による建設時GHG排出量の算出に加え、基本設計時に設計会社よりCO2排出削減計画書の提出を義務付け、建築着工時までに省CO2、省資源につながる手法の採用を検討し、資源の適正利用につなげる取組の運用を開始
・自社供給物件の顧客等を対象としたサービス「くらしのサス活アプリ」にて、住戸ごとのCO2排出量・削減量の見える化、削減量に応じて各種特典と交換できるポイントの自動付与により、CO2削減に取り組めるサービスを展開
・EV/PHEV用の屋外コンセントやV2Hシステム等の設置を積極的に提案・導入
・住宅の高断熱・高気密性能を基盤に、住宅全体の空気循環経路に電子集塵式空気清浄機を組み込むシステムを導入し、居住者の健康と快適性の向上を目的とした室内空気環境改善にも注力
・持続可能な住まいづくりの一環として、約139,500 ㎡の社有林を所有・整備しており、計画的な伐採・植樹、住宅資材への活用による資源循環等により、「守り・育て・活かす」森林文化の循環を実践
リーディングカンパニー賞 分譲・賃貸部門
・2024年度に供給した戸建住宅において、ZEH割合100%達成に加え、200VのEVコンセント設置を標準化したほか、マンションにおいてはZEH Oriented 100%を達成
・BELS評価書、省エネ性能ラベルの活用により、環境性能を顧客へ分かりやすく説明するよう努めているほか、ウェブページにおいてZEH住宅の説明ツールを作成することなどにより、顧客の理解を促進
・太陽光発電の電気を各世帯で使用するのが困難である小規模賃貸住宅において、低圧一括受電方式を採用し、オーナーや賃貸住宅に住む人たちへ太陽光発電の電気を効率よく使用できるように努めており、今年度、東京都の低圧一括受電事業として登録
・東京都に在籍している工務店50数社のネットワークからなる「東京ビルダーズネットワーク」で会長を務め、ノウハウの共有と技術向上を図るため、工務店同士の情報交換や勉強会を開催
・限られた敷地や都市部特有の高度制限のなかでも、屋根勾配の設計段階から太陽光パネルの最大搭載を前提に、全物件で太陽光搭載を標準とし、さらに蓄電池・V2H等のエネルギーマネジメントシステムとの連携も提案
・地元行政と連携しながら高性能住宅の普及に取り組んでおり、2024年に発足した「かつエネ推進会」では、葛飾区と協力し、モデルハウスの公開や説明会を通じて、断熱性や省エネ性能の大切さを地域に伝える活動を実施
・評価対象となる物件全209棟676戸のうち、345戸が東京ゼロエミ住宅水準Aをクリア
・ZEH住宅普及に向け、東京支社の各支店に1名ずつZEH推進リーダーを任命し、設備やプランニングの好事例を共有する「ZEH推進リーダー会議」を開催することにより、知識の浸透と意識向上を図っている
・分譲戸建住宅や木質マンションにおいて、ZEH水準を超え、GX志向型住宅にも対応する最大熱交換率95%の換気システムをはじめとする高効率機器、太陽光発電システム、HEMSを標準装備し、外張断熱パネルの付加によって断熱基準の最高等級7に対応する断熱仕様を展開
・環境に配慮したまちづくりを実践するため、地域の水循環や地域の緑化に積極的に配慮するなど評価項目を満たした「環境共生住宅認定」を取得し、分譲戸建住宅を中心に展開
リーディングカンパニー賞 地域ビルダー部門
・ 都市部に多い狭小敷地や密集地においても、吹き抜けや高窓による採光と通風の工夫や、軒や庇を活用した日射遮蔽設計などにより、快適な生活とエネルギー利用効率化が両立できるよう工夫
・環境性能の高さを“見える化”する、地域の方々への普及啓発として、高性能住宅に関する定期的なセミナーや、高性能住宅に住まわれているオーナー様を招いての座談会等を開催するほか、HPのブログやコラムを通じて継続的に高性能住宅について発信
・構造材・内装材・家具まで一貫して国産材(多摩産材含む)を積極採用するほか、地域製材所・材木店と連携し、地域木材の安定調達と流通の仕組みを構築
・自社で社員大工を雇用し、高断熱・高気密・高耐震住宅の専門職人を社内で継続的に育成するため、建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用し、社内評価システムを構築することにより、大工一人ひとりのスキル可視化・研修・評価を実施
・在来工法の文化を守るため、若い社員大工を増やすよう、新卒採用の強化に力を入れているほか、近隣中学校の職業体験への協力や、自社大工に直接習い、子供から大人まで体験できるワークショップ等の定期開催等により、工務店や大工に関心を集めるように尽力
・築50年の空き家を高性能リノベーションしたモデルハウスを使い、リノベーション住宅でも新築以上の性能が実現できることを発信するなど、空き家対策や中古住宅の再利用のため、高性能リノベーションを推進
・施工エリアとしている青梅市を中心とした西多摩地域のほとんどが5地域であり、高い断熱性能の確保には、工夫が必要であり、西多摩地域で長く快適に住むことができる住宅を提供するために、サッシ、断熱材にこだわり、パッシブ設計を重視
・オーナー様の声を聞くことのできる体験会、完成現場見学会、建設途中現場見学会のほか、東京ゼロエミ住宅等の補助金説明資料をオリジナルで作成し、自社の施工方法と併せて、補助金の活用事例を発信するなどの普及啓発活動を実施
・太陽光発電システムについては、「全棟5kW以上搭載」を目標に提案を行い、約90%の物件で搭載をしており、蓄電池システムについては、災害時にも有効なものとするため、「大容量かつ全負荷型タイプ」の商品に絞って提案し、全体の87%の搭載率を達成
・ 建築途中の構造見学と完成時の完成見学会を年15~20回程度開催するほか、施工事例、イベント情報、助成金情報、高性能な家づくりなどについてWEB上で積極的に配信しており、モデルハウスの紹介動画はYouTubeで2.2万回再生
ハイスタンダード⁺(プラス)賞 断熱・省エネ性能部門
ハイスタンダード⁺(プラス)賞 再エネ設備設置量部門
ハイスタンダード賞 断熱・省エネ性能部門
ハイスタンダード賞 再エネ設備設置量部門
●令和7年度募集要項
・応募様式02 応募申請書兼基準適合状況等確認ファイル(Excel:284KB)
・応募様式03 リーディングカンパニー賞応募書(Word:20KB)
・参考資料1 東京都建築物環境報告書制度に関するガイドライン(PDF:6,621KB)
・参考資料2 東京エコビルダーズアワード応募書類作成等の手引き(PDF:784KB)
※建築物環境報告書制度の概要等はこちらからご覧ください。
●応募申請書提出先メールアドレス
eco_builders(at)sompo-rc.co.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は、(at)を@に置き換えてご利用ください。
●令和7年度実施概要
詳細は「募集要項」をご確認ください。
1 応募資格
都内において令和6年10月1日から令和7年3月31日の間に建築確認済証が交付された中小規模新築建物(延べ面積2,000㎡未満)の供給実績がある事業者
2 賞の種類
| 種別 | 部門 | 評価の概要 | 表彰対象企業 |
|---|---|---|---|
| ハイスタンダード賞 | ①断熱・省エネ性能 ②再エネ設備設置量 |
建築物環境報告書制度で定める基準を達成していること |
基準を満たす全事業者 |
| ハイスタンダート⁺(プラス)賞 | ①断熱・省エネ性能 ②再エネ設備設置量 |
建築物環境報告書制度で定める誘導基準を達成していること |
基準を満たす全事業者 |
リーディング カンパニー賞 |
①総合 ②分譲・賃貸 ③地域ビルダー |
建築物環境報告書制度で定める基準を達成し、建物の脱炭素化に向けた効果的な取組を実施していること |
各部門上位3社程度(①②は建物供給規模別に2区分※) |
※令和6年度に、都内において、建設等した中小規模特定建築物(1棟当たりの延べ面積が2,000㎡未満の規格建築物(報告書制度の対象外である種類の建築物を除く。))の延べ面積の合計が20,000㎡以上と20,000㎡未満の2区分(建築確認済証が交付されたもの)
3 スケジュール(予定)
評価対象期間 :令和6年10月1日~令和7年 3月31日
応募期間 :令和7年 7月1日~令和7年 7月31日
表彰式・受賞イベント:令和7年11月 ~令和7年12月頃
4 表彰式・受賞イベント
・リーディングカンパニー賞受賞企業には、知事から賞状・記念品等を贈呈する予定です。
・当日の様子についてはアーカイブ配信する予定です。
・受賞企業については、後日こちらのページにて公表する予定です。
・リーディングカンパニー賞受賞企業の取組をPRする機会などのイベントを実施する予定です。
令和6年度表彰
令和6年度の表彰はこちらをご覧ください。
令和5年度表彰
令和5年度の表彰はこちらをご覧ください。