活動レポート(R8/03/21実施)
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今年度から開始した東京グリーン・キャンパス・プログラムの第七回は、多摩市立聖ヶ丘中学校、自然探求部のみなさんです。中学校は今回が初めての実施です!
多摩東寺方緑地保全地域(多摩市)をフィールドに、ボランティア団体「つぼみグループ」のご協力のもと、講義や保全活動体験を行いました。
1.講義・自然観察
はじめに、保全地域や保全活動についての講義を行いました。
「保全地域制度」や「保全地域の保全と活用の取組」、そして実施場所である多摩東寺方緑地保全地域の特徴や管理方針を中心に、資料を交えながら説明しました。
講義の中では「なぜ緑を守ることが大切なのか」という問いかけに対し、「身近に緑があると気持ちがよいから」など、生徒の皆さんがそれぞれの視点で意見を出してくれました。
講義のあとは、実際に保全地域内を歩きながら自然観察を行いました。保全地域の安全対策やボランティア団体の希少種保全の取組についての説明を受け、皆さん真剣に耳を傾けていました。
2.保全活動体験(竹林伐採)
続いて、自然環境を守る取組の一環として、竹林伐採作業を体験しました。
竹は地下茎でつながっているため繁殖力が強く、管理を行わない場合、周囲へ次々に広がっていきます。竹林を適切に管理していくことの重要性を学ぶため、今回、伐採作業体験を実施しました。
作業に入る前に、ボランティア団体の方から安全面に配慮した作業方法について説明を受けました。竹の傾きや周囲の状況を確認し、あらかじめ倒す方向を決めたうえで、ノコギリを使って受け口を入れ、反対側から切り進めるという手順です。
説明後、生徒の皆さんはそれぞれ伐採する竹を選び、実際の作業に挑戦しました。
はじめはノコギリの扱いに苦戦する様子も見られましたが、回数を重ねるうちにコツをつかみ、次第に手際よく作業を進めていきました。切り倒した竹は、枝を落としてから一定の長さに切り分け、決められた場所へ集積しました。
今回の一連の作業を通して、竹林管理が人の手によって成り立っていることを実感する機会となりました。
3.保全活動体験(クラフト)
最後に、自分たちで伐採した竹を活用してクラフト体験を行いました。竹は成長が早く、昔から里山環境に無くてはならないものでした。今回はボランティア団体のアドバイスを受けながら、竹製のコップや水盆など皆さん思い思いの作品づくりに取り組みました。
竹林整備の活動を通して、伐採して終わりではなく、資源として有効に活用できることを学んだようです。
4.まとめ
最後は、今日の活動をふりかえり。 生徒からは「また来たい!」「思ったより竹の伐採が難しかった」といった声が挙がりました。
今回の取組が、人の手による生物多様性の保全や継続的な保全活動の重要性について考えるきっかけとなったようです。
身近にある自然豊かな保全地域。
次はぜひ、ご家族やお友達と一緒に遊びに来てくださいね。