東京グリーン・キャンパス・プログラムとは
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目的・仕組み
東京都では、多様な主体と連携して緑地保全に取り組む一環として、「東京グリーン・キャンパス・プログラム」を実施しています。
この事業では、次世代を担う学生に保全地域での緑地保全活動への参加機会を提供し、緑の保全に対する関心の喚起や行動力の醸成を促すことを目的として、都と学校、NPO等が連携し、自然環境に関する講義や自然体験を組み合わせた教育プログラムを展開しています。
これまで大学と連携しながら実施してきた本事業について、令和7年度からは対象を小学生・中学生・高校生まで拡大しました。
事業の連携イメージ
東京都:保全活動場所の提供、地元団体・NPO等との連絡調整、活動に係る費用負担
学 校:学生への連絡調整
NPO等:教育プログラム実施当日の運営や指導
※このほか、教育プログラムの内容を三者で調整します。
教育プログラムの実施概要
教育プログラムで実施する講義と保全体験の例は以下の通りです。詳細は調整の上決定します。
(講義例)
・生物多様性に関すること
・保全地域に関すること
・保全や維持管理の必要性
(体験例)
・自然観察
・竹、樹木の伐採
・林床整備
・湿地の再生
・田んぼ作業(田植え、稲刈り等)
・クラフト作業
※実施場所、時期によって内容は異なります。
プログラムの実施にあたって
現在、令和7年度の事業実施を受け付けております。
本事業の実施を検討されている場合やご不明点がある場合は、下記お問い合わせに記載の電話番号、メールアドレスまでご連絡ください。
(参考)保全地域とは
良好な樹林地、水辺環境や、丘陵地の里山環境など、都民の大切な財産として残すために東京都が指定する地域です。
令和7年5月現在、多摩地域を中心に51か所が指定されています。