令和4年度VOC対策セミナー(塗装編)「環境に配慮した塗装~光化学スモッグのない空を目指して~」
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配信日時
令和4年11月15日(火曜日)~12月23日(金曜日)
開催趣旨
揮発性有機化合物(VOC)は、光化学スモッグの発生原因の1つです。
屋外の塗装作業では、塗料の使用時にVOCが直接大気へ放出されるため、よりVOCの排出が少ない材料(塗料)を選択することが重要です。
本セミナーでは、塗装分野におけるVOC排出抑制対策や発注時のポイントについてご紹介しました。
1 環境問題に対する塗料と塗装からのアプローチ
関西ペイント株式会社
昨今、環境問題への注目度が増し、塗料業界でも様々な取組がなされているなか、環境に配慮した塗料の開発が進められてきています。
近年は規格化が進み、水性塗料が採用されつつある鋼構造物用塗料(重防食用)を中心に、その内容をご講演いただきました。
2 工業塗装におけるVOC発生源を考える
一般社団法人 国際工業塗装高度化推進会議
工業塗装におけるVOCの発生は、塗装工場のみならず塗料販売・塗装業者・産業廃棄物処理業者の各々が責任を担うものです。
大きな装置の導入だけではなく、日ごろ心がけていただくことでVOC削減につながるような実践的な内容を盛り込み、VOCだけではなく産業廃棄物の廃棄による環境負荷の軽減も考えた内容をご講演いただきました。
>>>講演資料ダウンロード(PDF:1,219KB)<<<
3 低VOC塗装の塗膜性能調査について
東京都環境局
東京都では、光化学スモッグの原因となる揮発性有機化合物(VOC)の排出削減対策の一つとして、屋外塗装における低VOC塗装の普及拡大を目指しています。
この動画では、低VOC塗装を施した試験パネルの塗膜の光沢、膨れ、さび等の経年劣化状況について報告しました。
>>> 講演資料ダウンロード(PDF:1,760KB) <<<
記事ID:021-001-20231206-009955