第2凝集沈殿池

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凝集沈殿池

生物処理、凝集沈殿処理を終えた処理水に、最後にフェントン処理を行います。

同処理では、凝集沈殿処理で除去できなかった有機物などを過酸化水素を用いて酸化分解させます。分解の過程で凝集された有機物などはここで沈降し、処理水と分離されます。
同処理による具体的な効果として、処理水のCOD(※)値が下がることが挙げられます。

※COD(化学的酸素要求量)とは、水の汚れを表す指標のひとつ。水中の有機物を酸化剤によって酸化するのに消費される酸素量。値が大きいほど汚れていることを示す。

当所は、下水道局との協定によって放流水中のCOD値を150ミリグラム/L以下に抑えるよう定められています。

具体的な測定値については「維持管理の状況等に関する情報(放流水の水質データ)」ご覧ください。

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