活動レポート(R7/11/05実施)

更新日

今年度から開始した東京グリーン・キャンパス・プログラム(小学生版)の第四回は、あきる野市立増戸小学校の2年生74人です。
横沢入里山保全地域をフィールドに活動している団体「横沢入タンボの会」の皆さんのご協力のもと、講義や自然観察、団体へのインタビューを行いました。

1.講義

保全地域や保全活動についての講義を行いました。
「保全地域とは何か」「自然や田んぼを守るための取り組み」についての説明を通して、身近にある自然豊かな横沢入の里山環境に興味を持つことができました。
また、生きものクイズでは横沢入里山保全地域に生息するチョウやトンボの種数に、児童たちから驚きの声が上がっていました。


 

2.自然観察

講義のあと、クラスごとに横沢入に広がる田んぼを散策しました。
児童は配られた※里山ビンゴを手に、田んぼのあぜ道を歩き、時には田んぼの中に入りながら自然観察を楽しみました。 早々にビンゴを完成させる児童、なかなか見つけられず苦戦する児童、バッタやカエルを捕まえて嬉しそうに見せてくれる児童など、それぞれ思い思いに自然観察を満喫していました。
中には田んぼで長靴がぬかるみにはまってしまう児童も…

※里山ビンゴはこちらからダウンロードできます。

3.団体へのインタビュー

自然観察の後は、「横沢入タンボの会」の皆さんにインタビューを行いました。
「どうしてタンボの会で活動しているのですか?」「どんなお米を作っていますか?」といった質問に、丁寧に答えてくださいました。
インタビューの後には田んぼ作業用の様々なクワを見せていただきました。 タンボの会の方から「作業の内容によってこれらのクワを使い分ける」と教えていただき、実際の使い方も実演を交えて説明してくださいました。

 

あっという間に活動の終わりのお時間です。
泥だらけになりながらも、笑顔でお別れしました。
自然とふれあい、学びと発見にあふれた一日となりました。

身近にある自然豊かな保全地域。次はぜひ、ご家族やお友達と一緒に遊びに来てくださいね。

記事ID:021-001-20251110-013899