処分・リサイクル
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使用済住宅用太陽光パネルの取り外し・収集運搬マニュアル(事業者向け) を作成しました
都は、令和4年9月に、解体業者、収集運搬業者、リサイクル業者等で構成する
「東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会」(以下「本協議会」という。)を立ち上げ、
リサイクルルートの構築に取り組んでいます。
このたび、本協議会と連携し、事業者の方向け「使用済住宅用太陽光パネルの取り外し・収集運搬マニュアル」を作成しましたので、お知らせします。
・ 安全かつ適切な手法で、取り外し・収集運搬作業が実施されるように、実際に作業する事業
者の皆さまに理解頂きたい内容について記載しています。
使用済住宅用太陽光パネルマニュアル(はじめに)(PDF:900KB)
使用済住宅用太陽光パネルの取り外しマニュアル【概要編】(PDF:921KB)
使用済住宅用太陽光パネルの取り外し・収集運搬マニュアル【資料編】(PDF:3,225KB)
使用済住宅用太陽光パネルの収集運搬マニュアル【概要版】(PDF:808KB)
処分
太陽光パネルの廃棄に当たっては、専門事業者を通じて適切な処理が行われます。
- 太陽光パネルによっては鉛などの有害物質が使用されているものもあり、廃棄に当たっては、地下水汚染対策がされている管理型最終処分場に埋め立てるなど、専門事業者を通じた適切な処理が行われます。
- 廃棄する際は、設置時の販売店や施工店、太陽光パネルを取り扱うメーカーの相談窓口にご相談ください。
- なお、太陽光パネルに含まれる有害物質の情報については、メーカー等が公表しています。
リサイクル
太陽光パネルはリサイクルが可能です。首都圏には複数のリサイクル施設があります。
- 近年、将来の大量廃棄を見込み、首都圏においても、様々なリサイクル施設が稼働し、事業用太陽光発電設備の処理が既に行われています。
- 都は、解体業者、収集運搬業者、リサイクル業者、メーカー、メンテナンス業者等で構成する協議会を令和4年9月に立ち上げ、既存の事業用ルートを活用することで、住宅用太陽光発電設備のリサイクルルートの確立に取り組んでいきます。
住宅用太陽光パネルのリサイクル費用の補助申請の受付
都は、使用済住宅用太陽光パネルのリサイクルを促進するため、都が指定する産業廃棄物中間処理施設で住宅用太陽光パネルのリサイクルを行う排出事業者に対し、リサイクルに要する費用の一部を補助する「使用済住宅用太陽光パネルリサイクル促進事業」(以下「本事業」という。)を令和5年度から開始しています。
★ 東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会
東京都は、平成30年度、学識経験者で構成する「東京都使用済太陽光発電設備リサイクル検討会」を立ち上げ、住宅用太陽光パネルの実態把握やリユース・リサイクル等について検討してきました。令和4年6月に、検討会は、取り外しからリユース・リサイクル処理等に至る一連の工程について、各段階における課題と対応方針を示した報告書を取りまとめました。
検討会報告書に基づき、解体業者、収集運搬業者、リサイクル業者等で構成する「東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会」を設置しました。協議会がハブとなり、住宅用太陽光発電設備の高度循環利用推進に取り組んでいきます。
★ 太陽光発電設備の廃棄に関する情報(太陽光発電協会)(外部サイト)
用済み太陽電池モジュールの適正処理・リサイクルに関するQ&Aや、「太陽電池モジュールの適正処理(リサイクル)が可能な産業廃棄物中間処理業者名一覧表」等を掲載しています。