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ページ番号:346-923-956

とても(きび)しい(あつ)さを(かん)じたり、(つよ)台風(たいふう)や大雨によって被害(ひがい)が出たというニュースを見たという人も(おお)いのではないでしょうか。
 
このような気候(きこう)変化(へんか)は、地球(ちきゅう)(ねつ)がこもった状態(じょうたい)である「地球温暖化(ちきゅうおんだんか)」によって()こっています。

 
この「地球温暖化」は、わたしたちが生活(せいかつ)するために、石炭(せきたん)石油(せきゆ)天然(てんねん)ガスなどの化石燃料(かせきねんりょう)()やして、たくさんの二酸化炭素(にさんかたんそ)(CO2)を出していることが原因(げんいん)です。

 
現在(げんざい)世界中(せかいじゅう)で、この地球温暖化を()めるために、いろいろな取組(とりくみ)が行われています。

その一つ、「太陽光発電(たいようこうはつでん)」について学んでみましょう。

このままだと地球(ちきゅう)気温(きおん)何度(なんど)上がる?


2100年には気温が最大(さいだい)で4.8℃上がるという予測(よそく)もあります
 
このままCO2を出し(つづ)けると、2100年には気温が4.8℃も上昇(じょうしょう)する可能性(かのうせい)があります。
気温が上がると、(なつ)に外での運動(うんどう)ができなくなったり、食べ物がうまく(そだ)たなかったり、これまで以上(いじょう)に大きな台風(たいふう)発生(はっせい)することなどが(かんが)えられます。
わたしたちがあたりまえに()らしていくことも(むずか)しくなってしまうかもしれません。
わたしたちが生きていく地球を守るために、いまからひとりひとりが行動(こうどう)()えていくことが大切(たいせつ)です。
【参考】外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。2100年未来の天気予報(環境省ホームページ)(外部サイト)

太陽光発電(たいようこうはつでん)は何がいいの?

CO2を出さない、環境(かんきょう)にやさしい発電方法(はつでんほうほう)です。
 
照明(しょうめい)冷蔵庫(れいぞうこ)、エアコン、テレビなど、わたしたちのくらしには電気(でんき)がかかせません。でもその電気は、これまでは(おお)くの化石燃料(かせきねんりょう)()やして、CO2を出しながら作られ、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)原因(げんいん)となってきました。
そこで、CO2を出さない、自然(しぜん)の力「再生可能(さいせいかのう)エネルギー」を利用(りよう)して電気をつくることが(もと)められています。
そのひとつである「太陽光発電(たいようこうはつでん)」は、太陽光を使って自分の家で電気をつくることができる、「身近(みぢか)環境(かんきょう)にやさしい」発電方法(はつでんほうほう)です。

どのくらい環境(かんきょう)にやさしいの?


(いえ)屋根(やね)にのせた太陽光発電(たいようこうはつでん)で、スギの木200本分
 
一般的(いっぱんてき)な家の 屋根(やね)にのせた太陽光発電で()らすことのできるCO2の(りょう)は、約200本分のスギが吸収(きゅうしゅう)する量と同じくらいです。
ひとりで200本のスギを()えるのは(むずか)しいけれど、太陽光発電をのせることで、同じくらい環境(かんきょう)にやさしいことができます。

停電(ていでん)しても、電気(でんき)使(つか)える?

災害(さいがい)などで停電した時も電気を使うことができます
 
地震(じしん)台風(たいふう)といった大きな災害(さいがい)()きた時などには、停電がおこることがあります。
停電でテレビや携帯電話(けいたいでんわ)などが使(つか)えなくなると、情報(じょうほう)が手に入らず、家族(かぞく)とも連絡(れんらく)をとることが(むずか)しくなります。
冷蔵庫(れいぞうこ)も使えないので、食べものに(こま)るかもしれません。
太陽光発電(たいようこうはつでん)を家の屋根(やね)にのせていると、停電がおきたときも、昼の間は発電することができ、その電気を使うことができます。
携帯電話の充電(じゅうでん)ができたり、テレビや冷蔵庫などが使えることは、わたしたちが災害時に生活(せいかつ)するうえで重要(じゅうよう)(ささ)えになります。

太陽光発電(たいようこうはつでん)電気代(でんきだい)(やす)くなるの?

太陽光発電にかかるお金以上に、電気代が安くなります
 
家の屋根(やね)に太陽光発電をつけるのはお金がかかりそう…と思うかもしれません。
太陽光発電をつけるときにはお金がかかりますが、自分で電気をつくれるので、()う電気をへらすことができます。
それに、使わなかった電気を()ることもできるので、電気代が安くなります。
また、東京都(とうきょうと)では家に太陽光発電をつける人にお金を支援(しえん)しているので、8年間(ねんかん)発電すれば、太陽光発電をつけるときにかかったお金以上に、電気代が安くなります。(令和(れいわ)5年8月の電気代を(もと)にした計算(けいさん)です。)

太陽光発電(たいようこうはつでん)()やすために、東京都(とうきょうと)は何をするの?

(あたら)しい建物(たてもの)()てるとき、太陽光発電をつけてもらうルールを作りました
 
東京都は、太陽光発電のついた建物を増やしていくために、新しいルールを作りました。
そのルールでは、たくさんの家を建てている会社(かいしゃ)に、新しい家を建てるとき、太陽光発電をつけてもらいます。
家を買う人も、太陽光発電をつけることについて(かんが)えることが必要(ひつよう)です。
家を建てる会社と家を買うわたしたちが協力(きょうりょく)することで、太陽光発電をつけた家を増やしていくことができます。

自分(じぶん)たちができること

地球(ちきゅう)を守るため、わたしたちに何ができるのか(かんが)えてみましょう
 
東京都(とうきょうと)は、これから太陽光発電(たいようこうはつでん)がついた家が「あたりまえ」である()の中を目指(めざ)しています。
そして、そのためには、みなさんの協力(きょうりょく)必要(ひつよう)です。
東京都では、いま何が()きているのか、何が必要(ひつよう)なのかをみなさんに()ってもらうため、いろいろな情報(じょうほう)をみなさんにお()らせしています。
(たと)えば、「東京ソーラー屋根台帳(やねだいちょう)」では、都内(とない)建物(たてもの)がどれくらい太陽光発電できるのかを調(しら)べることができます。外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。(屋根台帳)(外部サイト)
ぜひ、自分の家や近くの建物について調べてみて、家族(かぞく)のみなさんにお話してみましょう。
環境(かんきょう)や自分たちの()らしのためにできることを知って、考えて、行動(こうどう)()えていくことが、みなさんがこれから生きていく地球(ちきゅう)(まも)ることにつながります。


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