健康にもいい省エネ住宅
- 更新日
健康にもいい省エネ住宅
省エネを図るためには、住宅の断熱性能を向上させることが有効です。さらに、断熱性能の向上により快適な温熱環境を維持することで、健康への好影響も期待できることがわかってきました。
WHO(世界保健機関)は、寒さによる健康影響から居住者を守るために必要な室内温度として、18℃以上を強く勧告しています。特に、高齢者や慢性疾患患者の住宅は、18℃以上の温度が必要となる場合もあるとしています。調査・研究によると、温熱環境が健康を左右するという結果が出ています。
ヒートショック
急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして起こる健康被害のこと。特に、気温の下がる冬場の、入浴時に多く起こります。
断熱性能をアップするために
住宅の断熱化は私たちの健康を守るためにも、大変重要です。住宅の断熱性能をアップするために次のことに取り組みましょう。
家を建てるとき、リフォームするとき
- 窓ガラス、サッシ、ドアを断熱性・気密性の高いものにする
- 壁や天井・屋根、床などの外気に触れる部分に断熱材を入れる
自分でできること
- 厚手で長いカーテンをつける
- 窓ガラスに断熱フィルムを貼る
記事ID:021-001-20231206-008016