区市町村との環境施策の協働に向けて
- 更新日
気候危機の一層の深刻化、生物多様性の損失、水・大気環境の変化など、環境を取り巻く状況は世界規模で大きな課題となっており、もはや一刻の猶予もありません。加えて、2022年２⽉以降のウクライナ・ロシア情勢による原油や天然ガス等の供給不安は、化⽯燃料の多くを輸⼊に頼る我が国の⾜元を揺るがす脅威となっています。
東京が、コロナ禍からの「サステナブル・リカバリー（持続可能な回復）」を進め、50年、100年先も魅⼒ある、豊かな都市として発展していくためには、国や世界を先導する取組で、多様化・深刻化する環境課題の解決に先鞭をつけていかなければなりません。
そのため、都は、2022年９⽉、世界の主要都市の⼀員として、世界の、そして東京の未来を切り拓くため、都の環境施策を更に大胆に加速する、新たな「東京都環境基本計画」を策定しました。
新たな計画では、2050年のあるべき姿の実現に向けて、2030年までの⾏動が極めて重要との認識の下、カーボンハーフやネイチャーポジティブの実現などをはじめとする具体的な目標と施策のあり方を示しています。
施策を進めていくに当たっては、地域の実情に精通し、基礎的自治体としての地域ネットワークや地域特有の資源等を有する「区市町村との連携強化」が重要だと考えています。
今後の区市町村における環境⾏政の推進のため、ひいては、都の広域的な環境課題の解決に資するため、複数年事業も含めた都の連携・⽀援メニューをぜひ積極的にご活用いただければ幸いです。
➡都の連携・支援メニューをまとめた冊子を作成いたしました
〇区市町村との環境施策の協働に向けて － 連携・支援メニューのご紹介 2023年度版 －（PDF：5,216KB）
※東京都の区市町村に向けた主な連携・支援メニュー等をわかりやすく紹介したものです。