多摩の森林再生事業
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対象森林
八王子市・青梅市・あきる野市・日の出町・奥多摩町・檜原村の内の手入れが遅れているスギ・ヒノキ人工林
*対象の森林かどうかは、森林が所在する市町村にお問い合わせください。
事業内容
手入れが遅れているスギ・ヒノキの人工林をお持ちの山林所有者と協定を結び、その森林において、東京都が全額費用を負担して間伐を実施します。
事業計画期間
事業計画の期間:50年(平成14年度から令和33年度まで)
*山林所有者の方との協定期間は25年間です。
手入れが行われていない森林とは?
森林は私たちの暮らしを支えています。
森林は木材生産の場だけではなく、水や空気を育み、私たちや動植物の生息環境を守ってくれる大切な財産なのです。
今、多摩地域では手入れの行われていない森林が増えており、見過ごすことができない状態です。
そこで、森林のはたらきを回復するために、東京都では手入れが行われず荒廃している多摩地域のスギ・ヒノキの人工林について間伐を行います。
昭和30年代に多くのスギ・ヒノキが植林されました。
その後、国内の木材価格の低迷などの理由から、間伐を中心とした手入れがなされないため、樹木が密植状態のままの暗い森林が増えています。
暗い森林では、地面まで光が届かないので、草などが生えなくなり土壌の裸地化が進みます。
このような森林では、土砂が流出したり、水を地下に浸透させる機能が低下し、森林の持つはたらきが十分に発揮できなくなります。
「森林のはたらき」って?
私たちの生活に密接な関係をもって、支えてくれる大事な役割を担っています。
森の多面的機能 | 公益的機能 | 環境保全機能 |
水源かん養 |
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土砂災害防止・土壌保全 |
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快適環境形成 |
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生物多様性保全 |
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地球環境保全 |
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保健休養文化機能 |
保健・レクリエーション |
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文化 |
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物質生産機能 | 林産物生産 |
森林再生事業を実施するとどうなるの?
間伐を行うことで、林の中に光が入り、草や低木がたくさん生えてきます。
また、木も成長できるようになるため、吸収する二酸化炭素の量も増加します。
市町村問合せ先
八王子市 産業振興部 農林課 電話:042-620-7250(直通)
青梅市 経済スポーツ部 農林水産課 電話:0428-22-1111(内線2348)
あきる野市 環境経済部 農林課 電話:042-558-1111(内線2524)
日の出町 産業観光課 電話:042-588-4102(直通)
檜原村 産業環境課 電話:042-598-1011(内線129)
奥多摩町 観光産業課 電話:0428-83-2295(直通)
森林再生事業の問合せ先
東京都環境局 自然環境部 緑環境課 森林保全担当
〒163-8001
東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 都庁第二本庁舎 19階中央
電話:03-5321-1111(代表) (内線)42-641 電話:03-5388-3555(直通)