活動レポート(R8/01/15実施)

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今年度から開始した東京グリーン・キャンパス・プログラム(小学生版)の第七回は、東京都立立川国際中等教育学校附属小学校の4年生約70人です。
矢川緑地保全地域(立川市)をフィールドに、ボランティア団体の「矢川ふれあいボランティア」の皆さんのご協力のもと、講義と保全活動体験を行いました。

 

1.講義

保全地域や保全活動についての講義を行いました。
「保全地域制度とは」「生物多様性の危機」などのテーマを取り上げ、矢川緑地保全地域は人の手が入ることで守られてきた場所であることをお話ししました。
さらに、今回の保全体験の目的が「多様な生きものが暮らせる自然環境を守ること」であることを説明し、児童の皆さんは真剣な表情で耳を傾けていました。

 

2-1.保全活動体験(湿地の掘込み)

講義のあとは、自然環境を守るための作業を実際に体験しました。 最初にボランティア団体から作業の目的について説明を受けました。
湿地を掘って水路をつくることで水深に変化が生まれ、その違いが多様な生きものが生息できる自然環境につながることを教えてもらいました。
説明を受けた後は、熊手で草をかき集めたり、シャベルで湿地を掘って水路をつくったり、掘り出した土を台車で運んだりと、さまざまな作業を体験しました。
湿地には湿性植物の根が複雑に張っていましたが、シャベルを使って大きな根を掘り出した児童もおり、とても嬉しそうな表情を見せていました。
また、作業中にミミズが見つかると、児童たちからは歓声が上がり、大いに盛り上がりました。

 

2-2.保全活動体験(草刈)

かつて田んぼとして利用されていた休耕田で、湿生植物であるガマやヨシの刈り取りを行いました。
ボランティア団体の方からノコギリガマの使い方や持ち方を教わった後、さっそく作業を開始しました。
自分の背より高い草やノコギリガマの扱いに苦戦する様子も見られましたが、10分ほどすると扱いに慣れ、次々に刈り取っていきました。

作業中は「思っていたより難しいけれど、慣れると楽しい!」といった声も上がりました。
作業を終える頃には、刈り取ったガマやヨシが山のように積み上がっていました。

 

3.まとめ

最後は、今日の活動をふりかえり。 児童からは「矢川緑地が住宅に囲まれた場所にあることを知った」「夏に来て、今日掘ったところに水が流れている様子を見てみたい」といった声が聞こえました。
今回の活動が児童の皆さんの新たな発見や学びの一つとなったようです。

身近にある自然豊かな保全地域。
次はぜひ、ご家族やお友達と一緒に遊びに来てくださいね。

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