滝山の歴史
都立滝山自然公園は、昭和25年（1950年）に東京都の自然公園に指定されました。この一帯は、「千畳敷」「信濃屋敷跡」などが残る戦国時代の歴史伝承の拠点です。国史跡に指定されている滝山城跡は、全国でも有数の中世城郭跡といわれており、平成29年4月6日に「続日本100名城」に選定されました。丘陵上に築いた丘山城で、形態は自然の地形と堀、土塁などで構築されています。
1月2日、3日 だるま市
「多摩だるま」は、多摩地方で生産されている名産品です。だるまは、祈願が叶ったら目を書き入れる風習もある、日本ならではの縁起物です。年内に作られただるまは、翌年のだるま市で売られます。1月にだるま市が行われる主な場所は、雲龍寺（八王子市）、拝島大師（昭島市）、青梅市（青梅市）、高幡不動尊（日野市）などです。目標に向かってくじけそうになったときは、転んでも必ず起き上がるだるまを見て、七転び八起き、自分を奮起させましょう。
4月 滝山城跡桜祭り
国史跡の滝山城跡は標高160mの丘にあります。滝山観桜林は都内有数の桜の名所で、斜面を覆うように咲き誇る、5,000本桜が有名です。毎年開催される滝山城跡桜祭りは、半世紀も続いています。桜の下のステージで、郷土芸能や野点、歌謡ショーなどが行われ、たくさんの人で賑わいます。
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/001/p003243.html（外部サイト）
5月・10月 滝山城址散策ツアー
滝山城址散策ツアーは、滝山城の城下町として発展した加住（かすみ）地区の城跡と、その周辺に植えられた5,000本の桜や豊かな丘陵などの自然を散策するツアーです。甲冑（かっちゅう）を着た歴史同好会の案内で、道の駅八王子滝山から滝山城址までを散策します。5月と10月に開催され、5月は新緑、10月は紅葉した加住丘陵を満喫できます。天候によって中止になる場合があります。
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このページの担当は自然環境部 緑環境課 自然公園計画担当です。