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明治の森高尾の観光

高尾山

高尾山は、都心から約50kmのところに位置している標高599mの山です。修験道の聖地として名高い薬王院があり、古くから霊山として参拝する登山者も多く、2007年(平成19年)に富士山と並んでミシュランの三ツ星を獲得しました。高尾山のふもとからケーブルカー、リフトで中腹の海抜472m付近まで登ることができます。また、登山道は3つあり、どのルートも1時間30分ほどで山頂に達することができます。年間を通じて、東京都心をはじめ、国内外から多くの観光客や登山者が訪れています。

高尾山 山頂

高尾山自然研究路1~4号路

高尾山には、6つの自然研究路があります。1号路は、山頂へ向かうメインルートで、中腹に鎮座する薬王院への表参道でもあります。登山者が最も多く、高尾の歴史を感じることができます。2号路は、1号路の南北斜面をぐるっと周遊し、のんびり自然観察ができるルートです。3号路は、1号路の浄心門で薬王院へ向かう人々と分かれ、静かな南山腹の道をたどり山頂を目指すルートです。4号路は、浄心門から1号路と分かれ高尾山の北斜面を山肌に沿って登り、山頂直下でまた1号路と出会うルートです。吊り橋と北斜面の四季折々の景色が人気です。そのほか、5号路と6号路もあります。

金毘羅社の麦まきいちょう

高尾山自然研究路5~6号路、稲荷山コース、蛇滝コース、いろはの森コース

高尾山の山頂からわずか下の標高555~585mの辺りを一周するルートは、自然研究路5号路です。6号路は、多摩川の源流の1つである前ノ沢に沿って、清流のせせらぎを聞きながら山頂に至るルートです。稲荷山コースは、1号路である高尾山の主尾根の南側に延びるもう1つの尾根歩きルートです。蛇滝コースは、かつての高尾山の表参道で、今は静かな山歩きがしたい人向きの穴場ルートです。いろはの森コースは、高尾山の北斜面の自然豊かな森を登るルートで、いろは48文字の頭文字で始まる樹木の解説板をたどりながら登ります。

4号路の吊り橋

薬王院

薬王院は、真言宗智山派の大本山で、奈良時代の高僧が744年(天平16年)に開山したといわれています。1376年(永和元年)に、京都醍醐山の高僧・俊源大徳が入山し、本尊である「飯縄(いづな)大権現」がまつられ、栄えました。大本堂、仁王門、四天王を安置した総ヒノキ造りの山門、本社飯縄権現堂、大師堂、不動堂、奥之院、大本坊などからなり、関東屈指の霊山として多くの信奉者や観光客が参り、賑わっています。

薬王院

高尾ビジターセンター

高尾ビジターセンターは、高尾山の山頂(標高599m)にあります。高尾周辺の自然や歴史、人と自然の関わりなどについて、高尾ビジターセンターでは登山客や観光客に情報を提供しています。高尾ビジターセンターには解説員が常駐しており、解説員や高尾パークボランティアが様々な行事やイベントを開催しています。開館時間は10時~16時で、月曜日は休館です。

高尾ビジターセンター

高尾山商店会

高尾山口駅付近から高尾山の山頂の先へ向かうハイキングコースの途中の道路沿いには、お蕎麦屋やお土産物店、飲食店など、高尾山の魅力を伝える施設が並んでいます。この参道に連ねる店舗や施設が属しているのが、高尾山商店会です。高尾山商店会は、歴史のある高尾山薬王院の門前に生まれた商店会で、和風の立派な建物が並び、様々な施設が多くの観光客で賑わっています。高尾山商店会のホームページにはお得情報もありますので、訪問の際には高尾山商店会のホームページをチェックしてみてください。

高尾山商店会

高尾山のそば

高尾山のふもとや山頂には、約20軒のお蕎麦屋さんがあります。疲れた体に対して、手軽に栄養を補給できるとろろそばは、高尾山の名物になっています。山頂から10分歩いたところにある絶品のとろろそばが味わえる細田屋や、霊峰富士が眺められるテーブル席がある大見晴亭、山腹には田舎風の太めのそばが特徴の十一丁目茶屋、ふもとには昔ながらの田舎風手打ちそばが自慢のつたや、自然薯を使ったそばが人気の栄茶屋など、こだわりのだしで作るそばつゆや麺の太さなど、各店の味わいを食べ比べてみてください。

大見晴亭とろろそば

精進料理

薬王院の本坊では、四季折々の食材に真心をこめて調理された精進料理をいただくことができます。旬の食材にこだわって作られる精進料理はヘルシーで、食材そのものの味わいを満喫できます。年間を通して提供されるのは高尾膳と天狗膳で、季節によってそば御膳、もみじ膳、あおば膳も用意されています。食事時間は11~14時です。高尾膳と天狗膳は予約が必要で、予約は2名様から受け付けています。

高尾膳

高尾のスイーツ

表参道には茶屋が点在しており、和風甘味処をはじめ、カフェなどで登山の疲れを癒やしてくれる様々なスイーツがあります。手造りの酒まんじゅう、こしあんやつぶあんの入った高尾まんじゅう、そばだんご、ごまだんご、十穀力だんご、みたらしだんご、オリジナルのぶどう酢の権現力を使ったソフトクリームなど、多種多様のスイーツを堪能できます。また、高尾山の名物である天狗をかたどった天狗焼や天狗スムージー、天狗団子も人気があります。タイミングが良ければ、できたてをほおばる機会に恵まれるかもしれません。

天狗焼

高尾山の夏期限定展望ビアガーデン 高尾山ビアマウント

高尾山ビアマウントは、都心を一望できる標高500mのビアガーデンで、6~10月の夏期限定で営業する夏の風物詩です。ケーブルカーを降りてすぐの展望台にあります。 昼は青空の下に広がる都心から横浜までの大パノラマを、夜は星空の下に広がる壮大な夜景を楽しむことができます。営業時間は、平日15時~21時、土日祝13時~21時または14時30分~21時です。高尾山ビアマウントの営業期間中、ケーブルカーの終発は閉店時刻に合わせて21時15分となります。

高尾山ビアマウント

ハイキング

高尾山には、初級者向けから上級者向けまで、登山者のレベルに応じて歩くことができる6つの自然研究路があります。所々に自然解説板、道標、案内板などが設置されており、安心して歩くことができます。また、ふもとの清滝駅から中腹の高尾山駅まで、高尾登山電鉄のケーブルカーやリフトを利用することができます。ケーブルカーの31度の急勾配は日本最大級で、終点の高尾山駅まで約6分で到着し、高尾山駅からは自然研究路1号路につながっています。ハイキングのデビューにも最適で、気軽に親子でハイキングを楽しむこともできます。

ハイキング

キャンプ

高尾山国有林内の北側の森林内には、日影沢キャンプ場(日影沢園地)があります。小川が流れ、豊かな森林を背景に、高尾山の自然を満喫できる様々なレクリエーションを楽しむことができます。川遊びや野鳥観察をしたり、四季折々の撮影をしたり、いろはの森のコースで日影沢から高尾山の山頂へ登山したりできます。キャンプ場の利用は無料ですが、予約が必要です。
アクセス:JRまたは京王高尾線の高尾駅北口から京王バス南「小仏行き」に乗車して、バス停「日影」下車後徒歩約10分。車の場合は、八王子市街から国道20号で高尾山方面へ、西浅川信号で県道516号へ右折し、日影バス停先左の林道に入ります。

日影沢キャンプ場

お問い合わせ

このページの担当は自然環境部 緑環境課 自然公園計画担当です。

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