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討論会ログパート2(901-950)

ページ番号:536-816-208

更新日:2018年2月9日

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(掲載の都合上、改行位置の変更をしている場合があります。ご了承下さい。)

題名:なんで、そんなにかかるの?>自動車工業界

都が現在予定している「ディーゼルNo」の実質的な施行は
平成16年の4月からだが、欧州では既に達成しているEURO3
レベルに達するのになんで平成17年までかかるんだ?
(下記資料参照)
http://www.zexel.co.jp/zxlj/diesel/pdf/ZEXEL_09.pdf
欧州ではその次の年の17年には現在の数値の半減であるEURO4
を達成しようと鋭意努力してるというのにである。
不思議なのは、いすゞなどはGMグループの一員としてオペルに
ディーゼルエンジンを輸出してるし、ここの書き込みでも出てきた
がプジョーのDPFは日本のイビデンが制作してる。ルノーは日産
ディーゼルと・・・と挙げればきりがないのだが、どうして同じ技術
を日本国内にも適用できないの?・・・と素人は素朴に思うのだが。
「将来的にはガソリンと同程度のレベルにまで・・・」なんてことを
いつまでも言ってるから、「もう待てないよ」って事で「NO」と言われ
てしまうのでは? 今、どこのトラックメーカーも瀕死の状態に近い
経営状態だが、上のような事を言ってると、本当に日本からトラック
メーカーは無くなってしまうのでは?
資本提携だけじゃなくって、技術提携もやってるはずだよねえ、だって
日本製のトラックを欧州でも売ろうって提携になってるんだもの当然の
事ながら欧州基準に適合しなきゃ売れないモノね。
お願いだから日本にも同じモノを売ってちょうだいよ。

記事番号:901
投稿日:2000年05月30日 13時43分
投稿者:中西 高志
居住地:都内

題名:RE:当事者意識の少ない方へ

ついに言ってくれました。
私もかねてから言おうと思っていたのだが持論であるG,D問わず整備、改良しながらなるべく長く使うということに少々反するので今一つ踏ん切りがつかなかった。
しかし、よッシーさんに言っていただけたので私もそれに賛同します。
でも、G車の燃費の悪さにはほんとあきれます。
渋滞の多い都内でアイドリングで1.5―3L/Hもガソリンを炊く車両の割合がこれ以上増えたらどうなるか?(かつてのキャブはそれでもまだましであった。燃料供給に負圧しか使っていないので当然。)
Dなら0.5―0.6L/Hですよ。(排気量にあまり左右されない)
数年前で昼間に進入する太陽の熱エネルギーと自動車から発生する熱エネルギーは同じくらいと聞きます。
排気温度はGが450度前後、Dはターボつきでも220度くらいです。
(マフラー出口)
DとGを、エンジンがかかった状態でエンジンルームを空ければ分かるが顔にくる熱気の量は全く違うことに気がつきます。
5月であるにもかかわらず、連日30度を越える今の気候に危機感は感じないのでしょうか?十数年前は25度を超える日でも珍しかったのに。7.8.9月はまた連日37―39度を耐えなければならないのかと思うとさっさと死んだ方がましなんて思ったりします。北陸と違って東京ではそこまでいかないから危機感も薄いのか?(南東斜面ですから、フェーンの逆なので、多湿ではあるが、そこまで気温は上がらない)
熱射病にかかって死亡する人に対してはなにも対策はされないのか?私は昨年この灼熱の中、冷房用ボイラーの排ガス測定の仕事中、何度も意識が朦朧となったし、脱水症状にもなった。
最終的に全てのG車を最新の直噴ターボDのMTにCRTとバポライザーとJVCSをつけた、VDFをたく車両にかえれば、全て解決しそうですが。
もちろん、短距離しか走らない路線バス等は積極的にハイブリッド化するべきですが。

記事番号:902
投稿日:2000年05月31日 00時08分
投稿者:近藤 雅
居住地:都外
題名:RE:RE:当事者意識の少ない方へ
直噴のLPG,CNGがあればそうでしょうが、(でもスロットルが存在する以上直噴Dにはかなわない)
現在のガス車はDには遠く及びません。
まして、廃物利用のVDFと比較したら全然です。
LPGは全負荷のみで185g/psh、直噴Dは軽負荷から全負荷まで145-165g/pshです。
記事番号:903
投稿日:2000年05月31日 00時14分
投稿者:近藤 雅
居住地:都外
題名:RE:RE:当事者意識の少ない方へ
まったくそのとうりだと思います。
ディーゼルも燃料を変えてしまえば良いんじゃないでしょうか?
低硫黄軽油などと言ってなくても、現実に灯油でも動くんでしょ?
灯油でも黒煙でるのかな~。ポンプに問題が出る、と言う話は聞いたことがありますけど。
言い方悪いけど、もともと「ゲテモノ食い」なわけなんだから、何も軽油でなければならない理由ってあるんでしょうか?それこそテンプラ油とかジメチルエーテル(でしたっけ?)とかの代替燃料はあるわけでしょ?
軽油でないといけないと言うことは、軽油税と言う経済的な側面のほうが大きいのでは。燃費の良いエンジンなんだから、燃料を変えてしまうことってそんなに難しいことなんですかね?
だって、現実にCNGの大型トラックってある訳でしょ。
燃料がそもそもクリーンなら、言うことないわけだから
絶対できないわけないと思うのですが、皆さんいかがでしょうか?
記事番号:904
投稿日:2000年05月31日 00時43分
投稿者:ディーゼル嫌い
居住地:都外
題名:RE:RE:当事者意識の少ない方へ
しかし、普通に生活する中で燃料費が変わった所で例えばそのためだけに転職して通勤距離を短くしたり、自営業にする人が果たしているでしょうか?
もちろん、遊びに行くのに燃料代が高ければそれをやめる程度であとはトラックは走行距離を減らせる物でもないから、燃料費の高騰はそのまま全ての消費物資の価格に反映されるだけでしょう。
まあ、燃料費の高騰でバスのダイヤが大幅に間引きされたりごみ収集車の出動回数が半減したりすればその分CO2は減るので、これに関しては全くデメリットはないと思いますが。
また、輸送費の高騰で輸送回数が減少し24時間のコンビニが常時新鮮な弁当類を置けなくなり、12時間営業になるか、防腐剤等を今までよりも多くいれて少ない輸送に対処すれば、石油消費、電力消費も押さえられ、意外と良いかも。
CO2をいくら排出しても良いというアメリカ的考えはどうしても納得できない。
どうしても関東は北陸よりもフェーンがおきにくいのであまり危機感がないのでしょうね。
東京でも北陸のように連日最高37―39度、最低30度と言う日が延々と続けば少しは危機感を持つ人が増えるかもしれない。そして熱射病で死亡する人が続出すればもう少し温暖化に危機感を持つ人も増えるだろう。
今年の夏はチベット高気圧が発達して東日本異常猛暑となることを願っています。
あと、渇水もね。
記事番号:905
投稿日:2000年05月31日 07時08分
投稿者:近藤 雅
居住地:都外
題名:敢えて削除強権は取らないのかも

ある投稿に限った話ではありませんが、インター
ネットでは都合が悪くなると、有ったのか、無
かったのか即座に判断付かないような事を上げ
て、相手に落ち度が「有ったかのように」して
しまうという事は間々あるようです。
荒らしというのはそういうのですかね。
それで今回特に、「こういうのは真摯に取り組
んできたディーゼル乗りの人にはどう思われる
のか、考えの異なるディーゼル派同士でも、本
来直接議論を闘わすべきでは」というような帰
結を一連の投稿でしてしまったのが「カチン」
と来たのだと思います。
口先ではCO2、CO2とシュプレヒコールを上げ
ておいて、負担云々になるとコロッと態度が変
わる。
ハッキリ言って、当事者意識云々の話では、考
えている人、ちゃんとやっている人の背中越し
にワーワー放言をしている一部(と思いたい)、
本音は既得権維持にある人々… 都もこういう人
達を説得する(納得できる答えを出す)のが一番
の難関だろうと常々思っていました。
そういう視点で考えると、自分みたいにそこに
触れちゃうのはのは、都にしたらデリケートな
部分を引っかき回して迷惑なのかも知れませ
ん(^^;
一方、規制が嫌というのを前面に出して、一貫
性のない主張を繰り返してくれる分には、それ
が「口撃」に収まっている限りは多分実害がな
い。
ここはマガジンXやauto-ascii24など初めと
する、ネットに敏感(またはそのもの)のメディ
アは見ているようです。その中で、単なる既得
権は絶対的な意見がいかに滅茶苦茶な展開を見
せているかというのが読みとれるので有れば、
穿った見方かも知れませんが「運動」の上で
は別段都合が悪くはないんじゃないでしょう
か?
ともすれば参加者としてはたまらないのですが、
口撃に対しては多少の覚悟をしてハンドル使っ
ているわけですから、まあ。
あの程度では削除削除と騒ぐ気にもなれません。
ともかくそういう行為が何ももたらさないこと
には当事者が気づくべきですし(いやな表現だ
が、損だと)、真面目にやられている方も「敵
の敵は味方」とばかりにホイホイ同調しない方
が御宜しかろうとは思うんですけど、これは余
計なお世話ですので。

記事番号:906
投稿日:2000年05月31日 09時15分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外
題名:RE:RE:当事者意識の少ない方へ

>誤解してません?なんで新型ディーゼルにDPF?
>DPFはPM2.5しか除去できませんよ。NOX、C
>O、HCをお忘れなく。
「一番、燃費よし、空気よし」の一番が燃費だけにか
かり空気はまあまあよしに読めなくもないですからね。
夢の最新型ディーゼルと読んで900のようなレスに
なりましたというのは冗談ですが。ガス系の排出物に
付いてはまだおっつけどうにかなるほうではないかな
と思っています。
DPFについては、以前書きましたけど都が言っていた
DPFは実は広義の意味だったらしく(なんで一方式に
拘ると雑誌に散々書かれていましたけど)、CRTやDPX
などもテストするという事になりましたよね。産官合
同で開発して来た方式にこだわらないとなれば、その
方式の限界で必ずしも効果が決まらないだろうなとは
思っています。
まあ、PM2.5は出てしまう方式まで車種問わず許容さ
れるなら、規制スレスレ車はまだまだという感じにな
りそうですが。
一番と言うのはいずれにしろそこには掛からない話で、
一番安直なガソリンで*すら*猛烈な勢いで逃げて行っ
ている最中ですから。
プリウスがマイナーチェンジで12年規制から更に
75%削減レベルを持って行きましたね。10・15
で29km/L走るハイブリッドですが、国内のガソ
リン由来の動力車では初です。
ちなみに、改良の主眼は10・15に近い値がシーン
を出やすくすることで、10・15自体はそんなに変
わっていないが…とも聞いています。
それでこの75%削減レベルですが、米国向きの普通
に大きなガソリン車でも加州規制対応などで輸出され
つつ有りますから、技術的障壁が有る話ではないでしょ
う。但し、今の全体的な販売状況から、ガソリン車だ
けをそこまでやっても商品として成立するのか?とい
うあたりで、御商売でやっている方には全面展開に
引っかかりが有るのかも知れません。
イメージ的にはDPFを新車装着して売るほどはコスト
に響かないでしょうけど、日本で言う12年規制でさ
え相当な改善なのにそこまでするか?ということは有
るでしょうしね。
この辺は今一番新車投入が御盛んなメーカーの認定状
況を見ているとわかりますが、ことごとくがT-LEV
(一つ★)を取っているがLEVは無く、環境面でフラ
ッグシップ的なプリウス(元もとLEV相当でした)でい
きなり三つ★に飛んでいると。
他社がピンポイント的(特定車種かグレード)で二つ
★あたりをとるケースが有るのに比べて、単体での
効果はさほどでもなさそうで、全体に占める影響は
大きそうですね。売る立場からすると、★付の車種
がとにかく多いのが宣伝になるでしょうし。
今後どうするんだろうと思うのが、車種はともかく
取ればグレード関係なく二つ★以上のホンダで。昨
今は売れない種類のようですが、シビックを再び戦
略車としてフルチェンジするそうですし、環境でも
トヨタに負けないとか言っているようですし。
とかやっているうちに燃料が変わって行けばと思っ
ているので、いずれLPGやCNGとかに移行しちゃう
なら、ガソリン車が有害物質類でディーゼルに拮抗
されることは無いんでしょうね。
>しかしCO2は一人当りのCO2排出権(具体化してい
>ないが)以内であればどう
>使おうとそれは個人の自由でしょう。CO2問題という
>観点からすれば月10万KM
>走る人は月1千KM走る人よりもずっと悪ということに
>なります。
つまるところはそういうことなんですが、産業用(運輸)
では運ぶ量そのものが仕事として決まって来ますから難
しいのでしょう。車を使い過ぎなら、「モーダルシフト」
が実はしやすいし、むしろ循環可能経済の構築のために
も、車のようにいろんな意味で不確かなものに依存する
のを見直すべきなわけで。飛行機にしたらもっと悪くな
るじゃないかと言われそうですが(^^)、もちろん悪
くならないものに変えると言うことで。
もう一つ、使う量を減らせばディーゼルでも排出量が減
るんじゃないかというのは、一般的にはその通りです。
ただ、沿道被害とか、直接吸引に近いものに付いては、
それこそ嫌煙・禁煙・分煙と同じような話になりますが。
たとえば油が配給制か何かになって悪燃費車も同程度の
使用目的に対して使う量が制限されることでCO2排出量
を合わせられたとします。やりだまに上がっているよう
な一部のスポーツカーなんか存続が難しくなるでしょう
けど、社会的には大した問題じゃない。一般的なガソリ
ン車だったら、1~2割も走行量を減らすか小型化すれ
ばせばディーゼル並の感覚でしょう。
それに対して使用量だけで有害物質の量を下げろと、今
問題の車種に適用すると、どの物質に合わせるかにもよ
りますが、ちょっと差が大きすぎる。この辺が基本的な
問題でしたね。
実感面ですが、悪燃費スポーツカーなんか社会的な要請
以前に流行り廃れで勝手に減って行った感も有りますね。
インサイトのような試みも有りますし。
一方でディーゼルの乗用用途での増加と言えば、やはり
大きなRVが経済的(油の単価が安い)に持ててしまうと
いうイメージがどうしても払拭できません(感情的反発
を招く地雷だと分かっていて、現に目の前に有る現象と
して書かずにおられませんが)。欧州のような小型ディー
ゼルを普及させろと言うのはやはり仮定の話ですから。
これは893に対してのレスの追加なのですが、まあ面
白おかしく書かれたで有ろう意図は分かるのですが、
そうやって燃費で厳しく絞って現実姿を消すのは何か…
おそらく定地燃費云々は基本的な勘違いとしても、
2000CC程度の現実の普通のセダン無くなるべきと言
う趣旨で書いているんだとすれば、実際に走っている大
きなディーゼルはことごとく全滅でしょう。
いまから燃費向上命の人が啓蒙されるにしても、もう
実用でリッター10走れないATのクロカンが大量に出
回ってしまったのは事実ですから。ヘビーユーザーには
ミッションの載せ替えくらいなんとも無いかも知れませ
んが、スクラップを出さない前提だとクラっと来ますね。
ただ、私のレスの方で書いた、実際には他人数乗りとか
積載量とかでたしょう許容される燃費にイロを付けざる
を得ないだろうということ。「今はたまたま空荷なんで
す」「今はたまたま一人なんです」という理由で大きな
車が走り回れば今と同じで(今は環境に対する「言い訳」
のみで使われる言葉かも知れませんが)、これを変える
のが一番大変そうです。
今更ながらに分かるのは、所詮そうだから、燃費効率だ
けで議論した方が「最悪ケースの現実」に対してダメー
ジが小さいと言うことなのだろうか?(ならそう書いて、
みたいな^^)
元記事で「もう少し大きいのは少し緩和してあげる。
3000ccで15km/Lね」とか一見不要そうな許容度を
見せていたのは、現実に沢山有るディーゼルを擁護する
布石だろうかと言うのはうがちすぎでしょうか?もっと
も、定地がリッター15じゃ、通らない車有るのか?と
いうほど緩いですから、真意が不明ですが。
/*ちなみに、ガソリンリッター15は軽油13km相当*/

記事番号:907
投稿日:2000年05月31日 12時30分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外
題名:RE:RE:当事者意識の少ない方へ

>ディーゼル・ガソリンといった構図にとらわれず、
>LPGやCNGを使った方が、
>もっと環境にいいんじゃないですか?
おおざっぱには確かにそうだと思うのですが。
このところの一連の話は、既に買ったディーゼル
車は国の認可を受けているのだからずっと使える
んだと言う話とか、ガソリン乗りは自分には関係
の無い話だと思っているだろう…とかいっていた
割には加害者呼ばわりに怒るのはなぜ?(当事者、
原因者責任論)とかがベースになっていて、この
スレの趣旨に付いては「これだけ説明されても理
解しようとしないガソリン車ユーザーの人たち。
当事者に巻き込んであげます。」と明記されてい
る以上のものはどうも無いようなんです。
勘違いが無ければ、無意味な程甘い数字の羅列で
したし。
もう一つ、自分の目において極力努力したつもり
の客観性から言えば、これほどまでの経過を置い
た上で「これだけ説明されても理解しようとしな
いガソリン車ユーザー」という、万が一皮肉(と
いうことにしといて上げるのも相当だと思うが^^)
で*無いのなら*かなり偏った決めつけをしてい
ますから。
「この掲示板を読んで腹の立つ発言」があるから
意趣返しをしているわけではないと思いたいです
が、何で相対する対象をガソリンだけにこだわっ
た上で、DPFを付けたディーゼルが最適解となっ
ちゃうのか。というと、上で書いたように「ガソ
リン車も買い替えるor改造するはめになってみろ」
以上の意味はどうせ無いんでしょうけどね。
自分的(笑)には、そうなってくれれば欧州で大
流行のLPI改造キットなど、「レトロフィット」
の道筋が多いに広がるから大歓迎なんですけど。
今は相当に努力して、個人で出来るのはLPキャ
ブレター、挙げ句に田舎にはインフラ(スタンド)
無しなんですが(結局乗らない努力が一番簡単)。
こと対策がそこまで進むほど環境の情勢が悪化し
ていれば、「車を買い替えるなんてけしからん」
という声も間違い無く採り入れられるでしょうか
ら。代替燃料化改造というのは相当広がりそう
ですね。
その時点でディーゼルをDPF取り付けでしのい
でいたら、また二度手間(三度目?)になりそう
ですから。全体レベルをあそこまで持って行き
たいというのなら、本当に軽油ディーゼルのま
まDPFなんかでいいのかと自らに問い返してお
いた方が良さそうですけど。
ところがどっこい、「ディーゼルはあの時なに
なにさせられた」とかいう論理でまた、他のだ
け厳しくしろって風になるのかな、その時は。

記事番号:908
投稿日:2000年05月31日 12時39分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外
題名:RE:RE:当事者意識の少ない方へ

>私もかねてから言おうと思っていたのだが持論である
>G,D問わず整備、改良しながらなるべく長く使うとい
>うことに少々反するので今一つ踏ん切りがつかなかっ
>た。
確かに矛盾しますよね。ガソリン車の場合そもそも耐久
性を追求した設計のものは無く、このところの新型もリ
サイクルを重視するのがせいぜいなので、10年程度で
潰しても良いと言う論理は出て来るかなと予想しました
が、
>しかし、よッシーさんに言っていただけたので私もそれ
>に賛同します。
いまいちよくわかりませんが、おいて。
>排気温度はGが450度前後、Dはターボつきでも22
>0度くらいです。
本質からそれますけど、ターボ付でもと言うか、自分の
従来の認識だと「ターボ付だから」排気温度が下がる分
けですよね。ターボが燃費向上に寄与すると言う話では
熱効率として語られますが、ガソリンのターボは結果そ
ちらの寄与が無かったと言う前提では、ターボ付の排気
温度低下は触媒の活性化問題(ウォームアップ)に繋がり
ました。
触媒は素晴らしい技術なのですが(排気量の増大に対し
て排出量を増やさないことが容量次第で出来るし)、熱
で駆動する限りはディーゼルに取っては確かに応用が難
しそうな(だから優れないという見方)気がします。
もっとも、仕事そのものに対しては変化しないはずの触
媒に寿命が有るのも熱のせい(硫黄分などを除去した上
でなお)とも聞きますので、低温で動作できる有効手段
さえ有れば、排気温度が低いものが文句無く有利でしょうね。
>最終的に全てのG車を最新の直噴ターボDのMTにCR
>TとバポライザーとJVCSをつけた、VDFをたく車
>両にかえれば、全て解決しそうですが。
「全て」は早計では? 数の上では多い軽から小型乗用の
クラスでそのような前提はオーバーエンジニアリングに感
じますし、ダウンサイジングや燃費を追った(パワーを追
求でない)ガソリンを繰り出す方が、軽油ディーゼルでで
きそうなレベルを考えると近道でしょう。
それらや交通マネージメントによる交通量の削減をした場
合の効果を考えると、敢えて追加デバイスが肥大化した後
の軽油Dで言われる差を出せるのかは大変疑問です。
既に認められているように、重い、初期コストが高いと言
うことは物量のマスとして大(製造エネルギーにかかわる)
事であり、小型車の方では響く割合が大きくなって行きま
す。
元記事に認めるべきところが有ったのは、別レスで書いた
ように「ベストバランス」を追求できる域も有ろうと言う
ことですが、排出ガスに付いては結局昭和53年規制のガ
ソリン車よりはマシか追い付く程度でいいと言うことにな
りますよね。この方面で既に獲得できていたものを無差別
に手放させた場合、これまた車の使われる量を抑えなけれ
ばどう考えても事態が悪化するわけです。
そうすると、ディーゼルの買い替えに対しては譲れそうに
無い「整備、改良しながらなるべく長く使う」を、ガソリ
ンに関しては放棄できるか?というとやはり矛盾を感じま
す。
レトロフィット技術で代替燃料へ向かうという意味では、
どちらの機関を改造するにしても決定的な大差は無いよう
に、現状行われている試みからは見えます。その辺と比べ
ると、有害ガスを有る程度割り切るにしても、ガソリン
→軽油ディーゼルと言うのは水平面上の横移動な感が、
「買い替えの無駄」からは感じてしまう。
ただ、戦略的に環境を考えると有りかもと思えるのは、
これで有害ガスの方は一旦割り切り、結局交通量を強権
をもって規制するのを誰しも納得する程になってしまえ
ば… 有害ガスは交通量の規制で抑える、自動的にエネ
ルギー消費もより抑えられるというのが考えられますが。
問題は、現に交通量の多い沿道といったところと平均的
な所の汚染濃度が全然違って、「交通量減らしてでも」
というのが共通認識になる前に、不公平に被害者がどん
どん出ていることでしょうが。
ちなみに今日の報道で、BMWが水素ガスエンジンの市販
を開始するリリースに当たって、2020年には日独の
主流はこれと言ったそうですね。米とは言わなかったの
かな?

記事番号:909
投稿日:2000年05月31日 13時11分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外
題名:RE:No.868 青空野郎さんの投稿 「1.特定の個人等を誹謗中傷する発言」では

あなたは投稿するにあたってでんこちゃんさんの過去ログ全部見ましたか?
その元の記事からResまで、流れで捉えているのだろうか?
議論を進める中で意見は変化するものです。
私も、多分、あなたも、討論を読むことで何度も意識を新たにしてきたはずです。
そんな中、議論を交えた相手の意見に同調する場合だってあります。
それは悪いことではない。
討論を読んでいくにつれ、この人はこの方向性、こちらはこの方向性、と把握しながら
読むわけだが、初めから読んできた中で、「あれ」と思うケースがあるわけです。
多くの人が議論することで意見を変化させていきますが、この場合、たいがいの人は
変化したことに対し、なんらかのアクションを見せます。礼儀として。
私はこれに対し完璧を求めたりする気持ちは全くない。そんなのはムリである。
ようは程度問題である。
自ら反論した内容がポイントがズレていて、逆に指摘されるパターン。
客観的に見て、こりゃ反論できまい、と思って見てるとやはり沈黙。
ほとぼりがさめた頃、再び登場して、意見が差し替えられているのは別にいい
のだが...。でも、それならば、何らかのアクション、意志表示は最低限必要で
すゾ。
読んでいてホントに解らなくなる。相手に失礼だし。
それに、「言いっぱなしでいいと思う」とは? 私は全然そう思わない。(完璧を求
めているわけではない)要は「けじめ」と程度問題である。
とにかく全部読んで下さい。
見解の相違で片づけるなら、もとは私がでんこちゃんさんに問うたこと...。
論点がそれなら結論は出ないでしょう。
この件で第三者のあなたがどうしてあの内容で「誹謗中傷」までいくかは興味あり
ません。でも「誹謗中傷」はこちらも納得いきませんからそれについて「あなたと」
とことんやるのはかまいません。しつこい方なので。
ただし、本来の議題としてふさわしいものではないし、環境問題を議論する場である
ことは忘れてはなりません。
その後のResでんこちゃんさんが希望しているようにどの記事がどのように詭弁かを
説明するのはすでに完成してますが、ここでそれをやるのは許されないことです。
でも、私ももうROMっているのはやめて発言していこうと思ってますので、折にふれ
伝えることはできるかもしれません。
それにしても、例えば今のキーワードとして、でんこちゃんさんの意見では「当事
者意識のな無さ」はすでに差し替え完了してますよ。あとはけじめだけ。
私が言ってるのは基本的にはそれだけなんですから。
「誹謗中傷」がらみで過去ログ引用は必至ですが(すごい量)、結果論としてあなたの
意見ってどういう結果につながるのでしょう?
>皆が言いたいことを言い合える討論会にしていきましうよ!
>枝葉末節をつついたところで、そこからは何も生れません!
これはでんこちゃんさんに言ってあげて下さい。
私はディーゼルに乗ってますが、私の会社の社用車はすべてガソリンです。
そんな関係で「社用車がガソリンだから我が社は悪くない」なんて意識は持ち得ませんでしたが、人によっては言われて気づくケースもあるでしょう。
それは議論の賜というものです。自分の基本的主張は有るとして、或る部分、最低限の礼は必要ではないのか?と思うのは
私だけではあるまい。
人というのは車とセットで一人格ではなく、人は人である。
その時々に何に乗るかで出す排ガスはいくらでも変わるんです。
「ディーゼルNO作戦」の討論会内容について議論する車好き個人BBSがたくさん有るが、
「この意見はおかしい」と複数箇所で特定名(伏せ字)が上がるケースはそう多く
はありません。これについては自分の感覚はズレていないと思っています。
私の実行動でも、社員たちに急加速や無駄な暖気をやめるよう進言しても自分が
忘れてたり、また社員たちが出先で昼食をとるにも寒い日に車内でホカ弁食べてる
のにエンジン切れと言えなかったり、潔癖にはほど遠い現状である。
そんな気持ちであれをよめば変だと思わない方が不自然である。
私は改造に金をかけるのは構わない。むしろガタガタ言われないように早く全車入れ
替えたいと思っていた。(五台)
しかし、廃棄ゴミや他地域で生きてしまう問題を聞き、どうするか、とにかく情報が欲
しかった。
私の場合は改造して効果を確かめて、という時間的余裕は無いし、とにかくスッキリし
たいだけかもしれないが...。
意見を新たにするのはいいことだ。しかし、最低限の礼は必要である。

記事番号:910
投稿日:2000年05月31日 20時54分
投稿者:青空野郎
居住地:都内
題名:RE:RE:RE:当事者意識の少ない方へ

>まあ、燃料費の高騰でバスのダイヤが大幅に間引きされ
>たりごみ収集車の出動回数が半減したりすればその分C
>O2は減るので、これに関しては全くデメリットはない
>と思いますが。
そのとおりです:-) というかむしろ、「最終的に全て
のG車を最新の直噴ターボDのMTにCRTとバポライ
ザーとJVCSをつけた、VDFをたく車両にかえれば、
全て解決」なんていうのを冗談にとどめないためには、
軽油ディーゼルがスタンダードになった場合、軽油の購
入費用を今のガソリンと同等以上にすることは必須です。
この問題は、以前も提起してD党の人も賛否両論(かま
わんぞと言った人と、逆炭素税のような反論をした人)
と覚えていますが。
基本的に、その上の段の
>もちろん、遊びに行くのに燃料代が高ければそれをやめ
>る程度であとはトラックは走行距離を減らせる物でもな
>いから、燃料費の高騰はそのまま全ての消費物資の価格
>に反映されるだけでしょう。
も含めて、車に乗ると言う消費活動が、それに割ける費
用の範囲内で行われると言う考え方には全く同感です。
ですから、燃料消費率(油容積でなく、CO2換算でも)が
優れる範囲内で走行距離が延びる限りはイーブンですが、
安い軽油を前提におく限りはむしろCO2排出を促進して
いる(燃料効率の良さを相殺した上でなお多く使われる)
のが現実であり、「ディーゼルでCO2排出抑制」などと
いうためには足枷になるのです。
端的には、ひところ話題をまいた「Dが燃費いいって、
車の大きさ比の話で、現実には個人ユースのDは大型の
RVが主流ではないか」と。燃費に特化して物凄くお金
を掛けた改造等を行えば2000CCのATガソリン乗用
車よりはいいところへいくと言うのはよっく分かりま
したが、「ガソリンユーザーが地球温暖化させている
んだ」なんて言っている連中の多くがそうだとはとて
も思えないんですよ。ここの投稿者に限ったとしても。
皆が皆近藤さんのようか、あるいは懐かしのジェミニ
ディーゼルあたりのMTをベストコンディションで乗り
続けているとか、そういう話題だった覚えは無い。
しかも、「私はこれこれだけ(年間何千・何万kmとか)
乗りました」なんて表明もなければ、それを客観的に
評価する(無駄が無いかとか)方法すら示されていませ
んしね。
そう言ったことが不明で、かなりの人数がよくあれだけ
言えたものだと思いますが。
G→Dというあくまで当作戦上の逆(失礼!)変換を行い、
同額の燃料費を使い続けたら(多少は懐にとどめるでしょ
うが)どうなるか? より多くの燃料が購入でき、燃料あ
たりで言えば1割程度CO2排出が多いという関係とあい
まって「CO2の自然減少」だけは期待できません。
単純なのが燃料費の調節(これはDを活かすためとして増
税を認めさせるしかない)、他には別項に述べた交通統制
か燃料配給しか無いでしょう。
>東京でも北陸のように連日最高37―39度、最低30
>度と言う日が延々と続けば少しは危機感を持つ人が増え
>るかもしれない。そして熱射病で死亡する人が続出すれ
>ばもう少し温暖化に危機感を持つ人も増えるだろう。
ふぅ… そして悪燃費車に対する公害訴訟でも起きますか
ね。ただこの場合、「だれがどれだけ使ったのか」という
事になってかなり複雑になりそうですが。
>今年の夏はチベット高気圧が発達して東日本異常猛暑と
>なることを願っています。
>あと、渇水もね。
お考えはよーく分かりました。
実は去年、Dに対する過度なアレルギーではないかと自分も
ギョッとすることがあったんです。

記事番号:911
投稿日:2000年06月01日 00時58分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外
題名:RE:なんで、そんなにかかるの?>自動車工業界

中西さんこんにちは
>都が現在予定している「ディーゼルNo」の実質的な施行は
>平成16年の4月からだが、欧州では既に達成しているEURO3
>レベルに達するのになんで平成17年までかかるんだ?
グラフの見方にも寄ると思いますが、横軸を年代・縦軸を
規制値にとってみると、NOxに関しては国内の規制値の方が
厳しい事が分かると思います。一方、PMは欧州の方が厳しい
事が分かると思います。(耐久性の議論はとりあえず置いておいて)
PMとNOxはどちらかを減らすと他方が増えるので、PMだけを
とらえて新長期規制値がやっとEURO3規制値と同等という見方は
少し厳しいと思います。(といってもPMが甘いとは思いますが)
##NOxの規制値等を見る限り、乗用車のディーゼルとガソリンの規制値が
##欧州で共通化されいるというのはやはり間違いのようですね。
基本的には
1.大気の環境目標値
2.1を達成するのに必要な自動車の規制値
3.将来の規制値と2の乖離
の手順を踏まないと将来の規制値がそこそこなのか
それともあまあますぎて箸にも棒にもかからない物なのか
判定がつかないと思います。
例えば、規制値がいくら厳しくても走行台数が3倍もあれば
大気の汚染度はかなり悪い状態になるでしょうし、逆に
走行台数が少なければ規制値が1,2割緩くても大気環境
自体は改善される事でしょう。(上記の数字は根拠レスです)
トラック等の買い替えサイクルが長い事を考えると
規制強化は率先して進めるべきです。
先日の読売新聞か何かに載っていましたが、短期規制と
長期規制をクリアしている車両はまだ全登録台数の2,3割
だったような覚えがあります。これでは規制が進んでいても
大気汚染が改善され無くて当然と思ってしまいました。
PM規制が開始される以前の車両の多さを見ると、浄化率が低い
DPFをレトロフィットでつけるぐらいなら、新短期規制への
買い替えを促進した方が効果があるのではと思いました。
(当然新短期+DPFの方がベターではあるが)

記事番号:912
投稿日:2000年06月01日 04時35分
投稿者:キャス
居住地:都外
題名:RE:RE:No.868 青空野郎さんの投稿 「1.特定の個人等を誹謗中傷する発言」では

青空野郎様
貴殿のお説読ませていただきました。
基本的に貴殿のお考えは了解致しました。
このインターネット討論会を、
非常に「真面目に」捉えていらっしゃるようですね。
私も同様に、今回の「ジャッジ」とは異なるHNで投稿を重ねております。
もちろん!「ディーゼル車の有害排出物」の問題。
また、ガソリン車の(未規制物質も含めた)有害排出物の問題。
そしてまた、有害排出物の次にクリアーしなくてはいけないCO2の問題。
DPFがいいのか、LPGやCNGといった代替燃料の問題。
自動車の使用や、交通渋滞、モーダルシフト等々、真面目に考えています。
前回の投稿で私が言いたかったこと、
それは、
「言いっぱなしでもいいから、もっと多くの人達にこの討論会に参加してもらいたい」
ということに繋がっています。特にただROMしている人達に、
もっと積極的に発言してもらいたいという考えが根底にあるからです。
せっかくこのような「インターネットを使っての討論会」があるのですから、
もっと多くの人達が、素直に、自分の言葉で意志表示ができれば、
それは素晴らしい事だと思うからです。
誹謗中傷という言葉は若干言い過ぎの感もありますが、
貴殿の「でんこちゃん」へのコメントは、
「不用意な発言をしたら、名指しで叩かれる」
というような誤解をうんでしまうかな?ということなのです。
実際問題、
「名指しをせずに、一般論として」貴殿の投稿の内容をUPすることだって、
十分に可能だと考えたので、あえて「誹謗中傷」という言葉を使いました。
ただ、どこかの国の偉いさんと違うので、自ら「撤回」をすることにします。
第一回のときは、もっと活発に意見が交わされていたように思います。
第二回になり、それも時間を追うごとに、限られた人達の発言が目立つようになった、
そう思うのは私だけではないはずです。
「方向性が定まってきた」「ここで議論しても政策が変わらない(という諦め)?」
「ただ単に飽きてきた」など、
人それぞれ、様々に理由でここから去って行ったのでしょう。
一方では「マニアックになりすぎた」という理由もあると思います。
専門的な議論を交わすことは、この討論会で絶対に必要だと思います。
当然、相手の意見に対して可能な限りレスをつけていく、
わからないことは自ら調べてレスをつけるくらいの対応も必要なのかもしれません。
しかし、この討論会にかかりっきりになれるほど、
時間に余裕がある人も少ないでしょう。
調べようと思っていたが、時間がなくそれができずに放置しておいたら、
流れが変わっていたなんてこともあるようです。
そのあたりの事情も勘案して、レスがなくても怒らない方がいいと思います。
また、様々な人が発言する(できる)場です。色々な立場の人がいます。
トラック協会や、自動車メーカー(自工会)は「だんまり作戦」のようですが、
物流関係者、自動車産業関係者、をはじめ、石油業界、LPGやCNG業界。
また、ディーゼル自動車愛好家、子供が喘息で苦しむ親、SPMに悩まされる
街道沿いに住む人達、、、、自動車公害とは無縁の素晴らしい環境に住む人、、、。
当然、ディーゼル車No作戦に対する「考え方」「捉え方」も千差万別。
同時に、不特定多数の人達が匿名で発言できる場ですから、
性格だって、十人十色だと思います。
そのあたりをよく考えて、発言して行った方がいいと考えました。
もちろん、自らもそうしたいと思っています。
最後に、やはり「相手を特定して批判するのは余りいい方法ではない!」ことも、
この文章を書いて(打って)いて再認識をしました。

記事番号:913
投稿日:2000年06月01日 15時11分
投稿者:ジャッジ
居住地:都内
題名:RE:RE:なんで、そんなにかかるの?>自動車工業界

>キャスさんありがとうございます。
なにせ、素人なもんですから、NoxとPMの関係にからくりがあったとは
気が付きませんでした。ところで、またまた素人考えなのですが、軽油
自体の低硫黄化を進めてもNoxには効かないのでしょうか?日本で販売
されている軽油の質自体も欧米とはかなり違うとの話を聞きますので。
一説によると硫黄分を減らすとエンジンの摩擦が増えて不具合を生じる
低年式車もあるとか?確かに、ある燃料添加剤の成分を見たら硫黄成分
がかなり含まれているものがありました。これって、かつてのガソリン
に含まれていた鉛に通じるモノがあるように思えます。
もし、そうならば、余計に低硫黄化を進めるべきですよね。そしたらば
低年式の規制前の車両の買い換えの促進にも繋がるし、排気も綺麗になる
し、一石二鳥のような気もするのですが、これって無知な素人考えでしょうか?

記事番号:914
投稿日:2000年06月01日 17時20分
投稿者:中西
居住地:都内
題名:ディーゼル車とCO2

この頃、ディーゼル車はCO2の排出量が、ガソリン車やLPG車よりも少なくて良いと言う意見が多いのですが、あえて反論したいと思います。
皆さん、光合成と酸性雨についてはご存知でしょうか。光合成と言うのは、植物が空気中のCO2を取りこんで、酸素と炭素とを分解し、炭素を植物の養分として使っています。また、酸性雨は、SOXやNOX(?)等が、空気中の水蒸気と反応して、酸性の雨(希硫酸)を降らし、植物(特に森)を枯らしていることを。
何を言いたいのかというと、CO2の排出量の少ないディーゼル車は優秀かもしれない
が、他の排ガス成分により、CO2を吸収・分解する作用のある木を枯らしては、トータルとしてのCO2排出量削減には効果が無いでしょう。また、光合成ですから太陽の光も必要なのですが、ディーゼル車が吐き出す黒煙等の浮遊物によって光が妨げられ、これによっても木が枯れます。
最後に、本当にディーゼル車をこれからも使う必要があるならば、現在のガソリン車以上の厳しい排ガス規制を行わないと使えないでしょう。また、参考として、学生時代に見学した火力発電所のパンフレットによると、重油や原油等の液体燃料を使う場合は、高性能の電気集塵装置と排煙脱硫処理装置と脱硝装置を付けているそうです。(逆にいうとディーゼル車にもそれらの装置を付ける必要があるのでは)

記事番号:915
投稿日:2000年06月01日 23時47分
投稿者:バス大好き
居住地:都外
題名:RE:RE:RE:なんで、そんなにかかるの?>自動車工業界
最近のほとんどが燃料で潤滑する分配型ポンプを使っています。
このタイプが軽油の低硫黄化でダメージを受けます。
一方一昔前の列型ポンプはエンジンオイルで潤滑をしているのでダメージはありませんだからダンプ等が灯油を使って脱税できるのも頑丈な列型のためです。
なぜ、列型が分配に変わっていったかというとコストですね。
あと、小型、軽量化しやすいことで、電子制御化しやすいということです。
低硫黄化が進めば再び列型の復活・・・には簡単には行かないでしょう。
それよりも、粘性係数の低下による潤滑性能の低下が問題なのですから、全ての軽油に粘性が極めて高く、硫黄分ゼロのVDFを15-20パーセント潤滑材としていれればOKだと思うのですが。
記事番号:916
投稿日:2000年06月02日 07時03分
投稿者:近藤 雅
居住地:都外
題名:◆◆運輸省、ディーゼル車排ガスの黒煙濃度を街頭検査◆◆

運輸省は警察と協力し、例年実施している「不正改造車を排除する運動」と
して、今年6月と10月を「ディーゼル車排ガス対策問題重点期間」と設定。
業界に働きかけると共に、東京、愛知、大阪で計17回、ディーゼルスモーク
テスターを使った街頭検査を実施する。問題のある車両には整備命令を交付
日刊メールマガジン「自動車ニュース&コラム」
http://www.carshop.net/mailnews/ より

記事番号:917
投稿日:2000年06月02日 09時06分
投稿者:丸
居住地:都内
題名:RE:RE:RE:当事者意識の少ない方へ

>CO2をいくら排出しても良いというアメリカ的考えはどうしても納得できない。
どうしても関東は北陸よりもフェーンがおきにくいのであまり危機感がないのでしょうね。
誤解してません?アメリカではメーカごとに総販売車両に対する燃費基準の向上が義務付けられていてメーカは日夜努力をしている真っ最中です。しかし燃費基準の緩いトラック扱いになる大型RV車に消費者がシフトしたために話がややこしくなっているのです。衝突安全性の問題から周りがデカイ車を買うので自分も買わざるを得ないという悪循環に陥っているのです。先日、フォードが大型RV車のCMの自粛と生産台数の削減を発表したばかりです。
現状のディーゼル車は大気中に放出された汚染物質の回収コストと生態系への損害まで考えればちっとも経済的ではない。野放しにして責任問題をごまかしているだけ。

記事番号:918
投稿日:2000年06月02日 12時30分
投稿者:WEBタックル
居住地:都内
題名:RE:ディーゼル車とCO2

硫酸は硫黄からの生成物、NOXの場合、硝酸です
ね>酸性雨
温室効果に関しては、NOXはプラス、SOXは冷却
効果だそうです。ただし方向性としてはもちろん
有毒性からあらゆる燃料で硫黄は削減方向に有り、
冷却効果ガスとしては期待されていません(火山
などによる自然放出としては、一定量を覚悟すべ
き)。徹底的に温暖化*だけ*を考えていいなら、
硫黄分削減反対運動でも始まるかも知れませんが。
森林枯死というと昨年気になる事が有りましたが、
立山黒部アルペンルートの森林枯死で、バスより
マイカーがいいのでは?という議論…というか報
道がミスリードなんではないかと思いましたが…
です。これは、マイカーを非ディーゼル車として、
何十台分の有害ガスだから、マイカーの方が良い
的な論理でしたが、レジャーユースの車に占める
ディーゼルの割合は無視できないと思いました。
当然CO2には、公共交通の放棄という点でメリッ
ト無いわけで、上高地、尾瀬、検討・試行中の富
士スバルラインなどのマイカー規制に影響与えか
ねん…と思いましたけど、まだまだ日本の環境論
議は関心薄いせいかかえって話題に上りませんで
したが。
ああいう保護対象の森林が有るような所での解は、
整備不良車やディーゼル乗用車などの混入を管理
できなくなるマイカー解放ではなく、バスのCNG
他代替燃料化だと思います。あそこではトンネル
部のトロリーバス化が進み、水力電源の立地でも
あるんだから、蓄電地車でもいいのではと思うく
らいですが。
よく語られる理想的ディーゼル機関の効率と、実
際留まっている実感面を埋めてくれる説明として
は、結構有名かも知れませんが
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/4913/
以下の http://www.geocities.co.jp/MotorCity/4913/syubun.htm
も有ります。車を使う量を不変と前提すれば、こ
れでも1~2割は有利なはずですから、結論など
は少々ディーゼルを攻撃し過ぎにも思いますが。
少なくとも、AT/MTといった差も大きいのでしょ
うけど、それだけに帰するよりは、実際取り出せ
るエネルギーという考察を加えた方が説得力が有
ります。
/*電気自動車などにも公知の物と異なる説を取っ
ている(送発電のロスを問題にしているのに、燃料
の製造・輸送コストは欠落しているとか)も有って、
有る方式への肩入れを感じる内容ですが*/
上記のHPの言っていることはとりあえず置いて、
前から書いている「燃料が安い方が同額の出費で
同じCO2を排出可能」な問題ですが。
炭素量を基準にすると、東京でのレギュラーガス
平均101円に対して、軽油113円程度で無い
と、費用あたりのCO2排出が合いません。
実際には軽油は81円程度(石油情報センター調
べ)ですから、CO2をガソリン同等以下に押えて
もらうためには、出費の上では単価価格差の2割
減でなく、油の消費量を減らして3割減の出費に
(0.8×0.88で合っているかな)なるように頑
張ってもらわなければなりません。
「燃料が安い分、多く使ったりはしない!」とい
う決意の元にディーゼルを使うのであれば、油の
消費量ベースで12%ほど伸ばせばいい話で、そ
れほど困難には見えませんけど。
ただ、リッター10も行かないような豪華四駆ば
かり見かけて、小型乗用で使われていない(使う
メリットは落ちるのだが)がネックなわけですね。
>重油や原油等の液体燃料を使う場合は、高性能の電気集
>塵装置と排煙脱硫処理装置と脱硝装置を付けているそう
>です。(逆にいうとディーゼル車にもそれらの装置を付け
>る必要があるのでは)
それがDPFやその高度な方式ということでしょう。完全
に捨てる廃棄熱駆動ならいいのですが(背圧の変化は調
整可能として)、最近話題のプラズマ式でいうと、エン
ジンでの必要発電量が5%程度の燃費ロスに相当するよ
うです。

記事番号:919
投稿日:2000年06月02日 12時56分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外
題名:RE:RE:RE:RE:なんで、そんなにかかるの?>自動車工業界
>最近のほとんどが燃料で潤滑する分配型ポンプを使って
>います。
>このタイプが軽油の低硫黄化でダメージを受けます。
結果的に都のアクションで車両メーカーが低硫黄化を求
めて、石油業界の方が前倒しへ踏み切るようですが、そ
れまで「鶏か卵か」的になかなか出来ないと言っていた
のはこの辺の話なのですね。
G車の燃料周りでヒューエルポンプとか、もうちょっと
簡単そうなメカでウインドウウォッシャーのポンプなん
かも、枯らして動かすと壊れると聞きますが、この辺は
軸受けがフローティングだからという感じなのでしょう
か? 潤滑、摩擦という関係というより…
>低硫黄化が進めば再び列型の復活・・・には簡単には行
>かないでしょう。
先日の、メーカーが(都に問われて)いや硫黄分が問題
で…と答え、石油業界がそれならばと受けた経緯とか、
常識的に燃料流通を二つに分けて低硫黄車・非対応車で
使い分けさせる(あるいは非対応車の禁止!とか)のは
現実的でないとすると、車両のアーキテクチャーには影
響しない方向で、
>それよりも、粘性係数の低下による潤滑性能の低下が問
>題なのですから、全ての軽油に粘性が極めて高く、硫黄
>分ゼロのVDFを15-20パーセント潤滑材としていれ
>ればOKだと思うのですが。
代替物質により必要性状を保つというのは自分如きでも
想像だけは出来たのですが(Gで鉛やたしかベンゼンを
抜く時も、抜くだけではなく何か成分を加えたと聞いた
ような)。VDFというのはまさしく目から鱗でした。
混ぜられた分だけ、化石燃料の温存にもなりますね。
だったら最初から全部VDFにしてしまえばとか言わ
れそうですが、それはそれで、大量供給のための物
量的体制や、それに伴うコストの引き下げ(今は非
課税で課税後の軽油程度のコストですよね)を経な
ければならないし。過渡的としても、いいかもしれ
ないですね。
南米では石油輸入量(力?)不足から、もう20年
くらいアルコール燃料が使われていますが、ガソ
ホールとかいうガソリン混合らしいです。これは、
100%アルコールだとエンジンの痛みが激しいか
らでしょうけど、その話を少し思い出しました。
元の話で、硫黄抜きが(SOXだけでなく)NOXにも
効くかですが… NOXは酸素と窒素(地球環境では
必ず有る)が有って高温燃焼すれば出てしまうの
で、硫黄は関係なさそうですが、さまざまな話から
間接的には有りそうです。
まず、ガソリンの低硫黄かが先行したのは、触媒使
用に当たって、硫黄由来の生成物の付着(触媒の被
毒とか言ったような)による機能低下を防ぐためだ
と聞いた覚えが有ります。この辺、鉛やオイル中の
塩素の低減と似ているのかも知れません。
このへんはこのHPでいうと、
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/press/h11/609cs600.htm
に残っている石油連盟への要請文書と、回答のリン
ク http://www.paj.gr.jp/html/release2.html
を見るとやはり本格的な触媒導入と言うのが一番大
きそうに思います。
逆に言うと、今使われ出している酸化触媒は結構苛
酷な使用条件になりそうですね。いずれにしろ、酸
化還元(三元触媒の場合)ではなく、酸化なので、
NOX SOXからそれぞれ硝酸、硫酸が生成されると
思いますが(光化学スモッグで起こる酸化反応を当
てはめてみました、これも聞いた話で)他の排出成
分との反応で中和が進むと考えられます。
大気放出されてから同じ反応を(紫外線などをエネ
ルギーに)進められるより、排気される前にしてく
れた方がましと言うことで。逸れましたが。
もう一つはDPFのようなフィルタ類を使うにも高硫
黄のままだとなかなか…というのが有ったはずです
が(その辺は有る程度技術で乗り越えるメドも有る
ようですが)。PMそのものも、これは炭素の粉に
硫酸塩(これが硫黄由来のはず)やベンゼンがくっ
ついてくるのが悪いんですよね。で、硫黄分が減っ
た分だけPM自体の毒性もその分だけは減るはずで、
PM2.5などまで効果的に除去できるまでの間は硫黄
やベンゼン低減も有用だと思います。DEPと特に分
けて呼ばれる由縁が少し減ると言うか。
NOXとPMの排出バランスをとるセッティングにも、
燃料の変化と後処理装置の発展がいい方へ影響する
期待は有りますね。
記事番号:920
投稿日:2000年06月02日 21時30分
投稿者:でんこちゃん
居住地:都外

題名:RE:RE:RE:No.868 青空野郎さんの投稿 「1.特定の個人等を誹謗中傷する発言」では
記事番号913より引用
>実際問題、
>「名指しをせずに、一般論として」貴殿の投稿の内容をUPすることだって、
>十分に可能だと考えたので、あえて「誹謗中傷」という言葉を使いました。
>ただ、どこかの国の偉いさんと違うので、自ら「撤回」をすることにします。 
誹謗中傷を撤回するということならそれは構わないです。
でも、さすがにあなたもそれできれいに終われるとは思っていないでしょう?
まあ、あなたの言うところの誹謗中傷に関してはもういいと思います。
でも私が使用した表現、「詭弁」は撤回する意志は全くありません。
ご当人が希望するよう、何がどう詭弁かを短くまとめる作業は続行しています。
当人へのResはそれからです。問題はどうUPするかです。
それから、
>最後に、やはり「相手を特定して批判するのは余りいい方法ではない!」ことも、
>この文章を書いて(打って)いて再認識をしました。
>青空野郎さんの投稿 「1.特定の個人等を誹謗中傷する発言」では
これはどちらもあなたの発言です。
これを文章の「まとめ」として書れていることを前提に考えて下さい。
私は自分の名前が特定されるのはかまわないと思っているが、当然ではないか?
特定の相手がおかしな発言を繰り返し、これ以上容認できない!と、のこのこ
と出てきたのである。(←私)
その相手の今までの動向を考えたら、まともな回答が期待できると思いますか?
あなたもその後のRes、記事番号889.906読んだことと思いますが....。
あの中に自らの発言を省みて反省する部分ってあっただろうか?
*自分がなぜ、あのような指摘を受けたのか?*考察する部分があるにはあったが、
あの外しよう、どう思われたか?お聞かせ願いたい。
そんな彼に名前を特定せず、自分の事、と気づくことを期待できるのだろうか?
>誹謗中傷という言葉は若干言い過ぎの感もありますが、
>貴殿の「でんこちゃん」へのコメントは、
>「不用意な発言をしたら、名指しで叩かれる」
>というような誤解をうんでしまうかな?ということなのです。
全く違います。
いいですか、私が批判したのは常に詭弁を使い論破されるとだんまり、次は
「その部分」をあたかも自分の意見のように流用する...。それはいいとしても、
それにたいして「礼」も示さない!これなんですよ!?(限度)
まあ、全てが詭弁とはいいませんが。
>「不用意な発言をしたら、名指しで叩かれる」
これはでんこちゃんさんに言ってあげてください。
>そのあたりの事情も勘案して、レスがなくても怒らない方がいいと思います。
全く違います。
いいですか、忙しくてResが無いのに怒りますかいな!?
肝心のResを書かずに他の意見に噛みついていたら変だと思うでしょう?
(日時で立証するのにまた作業が増える)
結果として言いっぱなしになってしまうのと、都合が悪いとだんまりで逃げる
のとは全く違います。
一つ、質問ですが、その後のでんこちゃんさんのResを見て私の目には、とりみだ
し、あせり、イメージ回復必死、等が行間からうかがえるのですが、「ジャッジ」
というハンドルを使われるお立場から、その後の彼のResを見てどうジャッジメント
を下されるか、お聞かせいただきたい。
何故かそういうコメントが全くなかったので。
これには絶対お答え下さい。よろしくです。
ところで、触媒について後ろめたいことがあるのですが、
ガソリン車の社用車が25万キロメートルを過ぎて黒い煙をはいてますが、今までもそうでした。
いまはカローラバン、以前はダットサンADバン。同業者の車もだいたい同じ傾向です。
黒煙は「すす」なのでしょうが、本来の触媒、交換してたかな?
と思い、残っている整備記録を全部見ましたが、今ある車でも、一回分の記録しか
発見できませんでした。
それとなくディラーに聞いてみるとユーザーから要請がなければ替えてない
とのこと。
これは私の認識不足からなので、ディーラーに文句等は言ってませんが、次回からは
替えます。「すす車」ではだめだろうが....
でもディーラーの話では「そういうもんだ」と言うが、実際NOxの割合って実動車
でどのくらいなのだろう?(G/D)
今まではまだ使えても外観がひどくなりすぎたり、事故等で入れ替えてしまった
が、つぎの車、環境を考えて何にするかの答えは出ていない。
記事番号:921
投稿日:2000年06月02日 21時58分
投稿者:青空野郎
居住地:都内

題名:【公共】交通機関の基盤整備を
でんこちゃん(さん)、皆さん、こん**は。
>当然CO2には、公共交通の放棄という点でメリット無いわけで、上高地、尾瀬、検討・試行中の富士スバルラインなどのマイカー規制に影響与えかねん…と思いましたけど、まだまだ日本の環境論議は関心薄いせいかかえって話題に上りませんでしたが。
国立公園内の道路は止めて、ラック式登山鉄道の線路は国で造り車両も含めた運営面は地元のバス会社に「道路特定財源から」多少の補助も含めて委ねる方式、が最もベストな解決策でしょう。(上下分離方式)
で、都市部からマイカ-で訪れる観光客にはふもとの駐車場から乗り換えてもらう方法を取れば、国民に対する環境への啓蒙活動としては十分過ぎる場所になるのですが、縦割り行政がこれを阻んでいます。
既に上高地でその様な構想がありますが、なかなか具体化しないのがいい例です。
やはり環境庁・建設省・運輸省の3省庁の壁は厚いですな。
環境への啓蒙活動はいくら口で言っても分からない人が大半ですので、その様な実体験出来る場所を設けることから始めるべきでしょう。
#この辺の話しは以前にも書いた記憶があるけれど、まぁいいか。(^^;
>ああいう保護対象の森林が有るような所での解は、整備不良車やディーゼル乗用車などの混入を管理できなくなるマイカー解放ではなく、バスのCNG他代替燃料化だと思います。あそこではトンネル部のトロリーバス化が進み、水力電源の立地でもあるんだから、蓄電地車でもいいのではと思うくらいですが。
日本では黒部が唯一残っているトロリ-バスですが、東京でも一昔前は走っていました。平成の今日でも十分活躍出来る素地があると思います。
路面電車(LRT)の線路の建設・保守の手間を考えると、簡易的な路面電車という見方も出来ます。なんせ当時は無軌条電車と言っていた程ですから。
過去に東京を走ったトロリ-バス路線が4系統ありました。参考までに記します。
101系統 上野公園前-鶯谷駅-浅草観音-言問橋-押上駅前-亀戸駅前-東小松川-今井
102系統 池袋駅前-戸山車庫前-四谷三光町-渋谷駅前-中目黒-五反田駅前-品川駅前
103系統 池袋駅前-飛鳥山-梶原-新三河島駅-荒川区役所前-泪橋-百花園-福神橋-亀戸駅前
104系統 池袋駅前-飛鳥山-梶原-新三河島駅-荒川区役所前-三ノ輪ニ-(浅草二-浅草駅-雷門-六区-浅草二)
※カッコ内は方向転換のためル-プ状に走っていた。
記事番号:922
投稿日:2000年06月03日 14時33分
投稿者:やまだ たつや
居住地:都内

題名:RE:当事者意識の少ない方へ-Msg893の趣旨について
本投稿は、あくまでも当事者意識の少ない方に対してです。
見識の高い方、まじめな方に対するものではありません。
腹いせのような毒ガス呼ばわりや排ガス、悪燃費非難は
建設的ではありません。D車ユーザーのCO2発言も、所詮は
「売り言葉に買い言葉」です。
これからやらなければならないことは、CO2、HC、NOX、SOX、
PMなどのバランスのとれた排ガス削減です。
そこで、文章を簡潔にするために、あえて論点を絞りました。
LPG、CNG車。いいじゃないですか。奨励には文句無いですよ。
モーダルシフトも排出ガス減に対して明らかに有効です。
「論じていない」のと「否定していない」のは別です。
都のD車規制スケジュールをもじったのは、都の政策の矛盾を
指摘したかったからです。G車規制スケジュールなんて冗談です。
排気量別というのも、雰囲気を出してみただけです。
果たしてD-NO作戦はバランスがとれているのでしょうか?
「なんかしなければ良くならない」という考え方について
全面否定はしませんが、D-NO作戦には手落ちが指摘されています。
分かっている手落ちに目をつむっての強行は勘弁してください。
・G車は1500ccを越えると燃費性能は坂道を転げ落ちるようです。
2000~4000ccクラスではD車の可能性が残されているはずです。
・それ以上のD車は燃焼室が大きすぎて燃焼が間に合わず、
PM排出量が増える傾向にあるようです。何とかしなければなりませんね。
現在の排出ガスを減らす為に講じられる手段として、具体的には
・違法改造車、整備不良車の検挙
・低年式車(使用過程車)のガス検 でしょう。
大きくは
・輸送方法のモーダルシフト もありでしょう。
あと、こんなのいかがでしょうか。
・G車は2000CC以下、D車は4000cc以下。それ以上は特段の措置を講じること。
数字は例です。根拠はないです。ただ、燃費が大きく落ち始める値、
PMが大きく増え始める値を入れたらいいと思います。
どうせ原油からは軽油もガソリンも出て来るんだから、
共存を考えなければしょうがないでしょう。
記事番号:923
投稿日:2000年06月04日 00時43分
投稿者:よっし~
居住地:都内
題名:RE:RE:RE:RE:RE:なんで、そんなにかかるの?>自動車工業界
そのほか、最近の主流である分配型の電子制御タイプは燃料の変化に応じてセッティングもかえなければならない。
それらをすべて対応するにはかなりの手間だからこの問題の解決は進行が遅いのでしょう。
考えてみればメルセデスのDは列型だし、分配型を使ってるところもなにかしら対策していることも考えれますね。
でも、コモンレール式はいまいち好きになれない。
エンジンオイルが全量交換できないというのはさまざまな面で(距離を走ってくると)
問題が出てきそう。
記事番号:924
投稿日:2000年06月04日 08時26分
投稿者:近藤 雅
居住地:都外
題名:DME車を普及させよう!
DME(ジメチルエーテル)に興味を持つものです。
本日(6月4日)の読売新聞の朝刊の1面トップに「望ましい低公害車 車種ごとに”指針”」と題して運輸政策審議会の
環境小委員会がまとめた低公害車に関する中間報告の概要が載っています。
『燃料電池車が本格的に普及するまでの「つなぎ」として考えられる最良のモデルを示した。』(読売新聞)とのことです。
特に、『大気汚染の”元凶”とされる大型トラックに関しては。。(中略)。。ハイブリッドは向いていないとした。そこで提案したのが
ジメチルエーテル(DME)を使った自動車だ。DMEは各種のスプレーなどの噴射剤に使われている物質で、人間への毒性が
低いうえ、黒煙や窒素酸化物(NOx)を大幅に抑制できるという』(読売新聞)というくだりに是非注目して欲しいと思います。
私の知人にDMEを量産するプラントの開発に携わっている方が居られます。
その方よりDMEのメリットや技術的な目処についてメモを送って頂きました。
それを以下に載せたいと思います。
================================
★ DME車のメリットは以下が挙げられています(NKKのチラシより)。
1. 排気黒煙が全く発生しない。
2. 着火性がよく、静粛な運転ができる。
3. NOxの低減効果が得られる。
4. 熱効率の向上が期待できる。
5. 実走行において軽油と同等の走行性を有する。
文献には、次のような記述があるものもあります。
・排ガス中に有害な炭化水素が全く含まれない。
・エンジン効率を落とさずにNOxと煙の排出量を著しく減少する。
・EGR(排気ガス循環)も排ガスの後処理もなしにカリフォルニア州のULEV規制を達成することが可能。
・同一のNOx発生量ではディーゼル軽油に比べ、燃費が10%向上した報告がある。
・排気ガス中に硫黄が全く含まれておらず、微粒子のレベルも低いために、酸化触媒を高
効率・長寿命で働かせることができ、排ガスを飛躍的に無害化できる。
・DMEは人体や環境に無害。さらに、空気中ですみやかに光化学反応で分解する。
デメリットとしてはコスト高があげられています。
ある文献の試算によれば、DMEの製造コストはディーゼル軽油よりも低くなるが、輸送費やインフラの整備費を加えると
ディーゼル軽油よりも35%程度高くなる。ただし、これは税抜きの価格であり、ヨーロッパの課税方法では6%程度高くなるに
すぎないと試算されています。
★ 技術的な目処は以下です。
・ボンベ?ノズル間が完全に密閉された新しいタイプの低圧噴射システムを必要とするが、その技術はほぼ完成されている。
(KapusP. OfnerH. SAE Paper 950062(1995))
・現在のディーゼル車に燃料噴射システムとボンベを取りつけるだけで、比較的容易にDME車に転換できる。
・安全面から見たDMEの取扱いは、ほとんどLPGと同じであり、発生する問題はない。
デンマークではすでに1997年よりDMEバスの路上走行テストが行われています
(DMEのディーゼル燃料としての世界で始めての実用テスト)。
とりあえず実用とするための技術的な問題はほとんど残っておらず(改良の余地はあるでしょうが)、大規模製造設備の建設と
その消費先の確保およびインフラの整備さえととのえば(これが大変なのですが)、実用となるでしょう。
なお、供給所に関しては、LPGスタンドの施設を、一部の改造は必要ですが、転用することも可能でしょう。
ただし、LPGの流通が減少することはおそらくないでしょうから、LPGスタンドとほぼ同様の施設を作ることにより供給が
可能となる、といった方がよいでしょう。
==============================
以上
DME車が普及し奇麗な空気が戻ってくる事を夢に見る者より。
記事番号:925
投稿日:2000年06月04日 17時40分
投稿者:寺沢 英樹
居住地:都外

題名:話し変わりますが
ディーゼル車NO作戦については賛成です。
話は変わりますが、大気汚染の問題は東京だけのものでは有りません日本全体のものです。そこで国の景気対策と絡めて大型の助成金を創ったらどうでしょうか?
事業用の古い車両を、新しい規制に合った新車に代替した場合、又はDPFなどの排ガス浄化装置を装着した場合、購入費の一定の割合を援助する。そうすればかなりの台数の代替・改善が進むと思います。(その際規制のゆるい4ナンバーの排ガス規制を乗用車と同等にする)販売が見込めればメーカーは本気で開発するでしょう。
その結果、メーカー間の競争・量産効果によりDPFの低価格化が進み個人ユーザーが新基準
に適合させる時の負担も減少すると思います。
記事番号:926
投稿日:2000年06月05日 00時26分
投稿者:kubota
居住地:都外
題名:RE:DME車を普及させよう!
今のディーゼルの改良で出来るってのがいいですね。もしかすると、
DPF装着よりも低コストか同等で出来るのかな? だとすると、
効果としては軽油燃料のままでDPF装着よりもずっと良いように
素人には思えますね。
近藤さん等のご意見では、燃料の低硫黄化はなかなか難しいようです
し、もう一方では例えDPFを装着しても一部のPM除去に留まるのみ
との指摘もありますし、良さそうですね。
もちろん、DMEにも弱点はあるでしょうから、そういった面では
いくつかの選択枝を用意してそれぞれの用途にベストなものが選べる
ような行政を望みたいモノです。
インフラ整備に時間がかかるかも知れませんが、その面では無駄な
公共事業を進めるよりも、高速道路のGSには全てDMEスタンドを
国の予算で設けるなんてことで対応願いたいものですね。
記事番号:927
投稿日:2000年06月05日 09時40分
投稿者:中西
居住地:都内
題名:◆運輸政策審議会、「大型ディーゼル車は、DMEジメチルエーテル燃料へ」
◆運輸政策審議会、「大型ディーゼル車は、ジメチルエーテル燃料へ」
運輸相の諮問機関である運輸政策審議会は、低公害車に関する中間報告で、
「乗用車と路線バスでは、ハイブリッド車などが適当」「大型トラックに
関しては、ジメチルエーテル(DME)車が適当」と提案したことが、
明らかになった。10月に予定されている運政審答申に盛り込まれる方針。
コメント:とうとう軽油の時代に日本が先に別れを告げるか?
LPGスタンド・CNGスタンドにDMEスタンドが併設される時代に
なるか?
---------------------------------------------------------------------
記事番号:928
投稿日:2000年06月05日 23時42分
投稿者:鈴木浩明
居住地:都内
題名:RE:RE:DME車を普及させよう!

中西さん、有り難う御座います!
全国に先駆けて「都バスをDME化する。」というのはドウでしょう。。。。石原さん

記事番号:929
投稿日:2000年06月06日 12時47分
投稿者:寺沢 英樹
居住地:都外
題名:低公害車フェアが6月10・11日に代々木公園で開かれるそうです。
現物見たことない人も、知らない人も一度行って見たらどうです?
http://www.eic.or.jp/eanet/
『低公害車フェア2000』開催のお知らせ
低公害車の普及は、大都市を中心とする自動車排出ガスによる大気汚染の防止や地球温暖化対策として有効であり、低公害車フェアは、環境月間関連行事として毎年開催(今回が15回目)しています。
今回は、電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッド自動車など、最新の低公害車が約100台、ずらり代々木公園に大集合します。
入場は無料で、最新の低公害車に試乗できるコーナーなどもあります。
すでに街で活躍中の低公害車から、21世紀に向けてのコンセプトモデルまで、低公害車のすべてを知るチャンスです。
ぜひご来場ください。
◆ 日時 平成12年6月10日(土曜日) 13時~17時 
6月11日(日曜日) 10時~16時
◆ 会場 東京都立代々木公園イベント広場(入場無料) 
※JR原宿駅から徒歩7分、NHKホールの北側 
記事番号:930
投稿日:2000年06月06日 14時41分
投稿者:池田 浩
居住地:都内
題名:RE:◆運輸政策審議会、「大型ディーゼル車は、DMEジメチルエーテル燃料へ」
実験室内ではDMEは沸点24.1度、引火性が極めて高くまた蒸気は麻酔作用があります。(つまり1年のうち60―80パーセントは気体で存在する)
これがそのままGSなどで販売されると、火災、爆発、麻酔作用によるドライバー及びスタンド従業員の正常な思考回路を寸断する恐れがあります。
居眠り運転、酒酔い運転の(DMEによる)助長が懸念されますがどうでしょう?
その辺の安全対策は検討されているのでしょうか?
記事番号:931
投稿日:2000年06月07日 07時02分
投稿者:近藤 雅
居住地:都外
題名:やれば出来るじゃん(^^)
今朝(6月7日)のニュースによると
三菱自動車工業は窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)など排
ガス中の有害物質を大幅に削減できる新型ディーゼルエンジン技術
を開発したらしい。(まだ自社のページに詳細は載ってないのけど)
そして、2005年から同社製トラックに搭載するとのこと。
ちなみに、自動車業界も都の運動などをきっかけに2007年に予定され
ている新たな排ガス規制(新長期目標)を、2年前倒しして達成する
ことを決めた。また、三菱自動車は新型エンジン技術を他社に供与す
る方針で、排ガス規制達成を目的にした提携が進む可能性もある。 
これらは新車ですが、ぜひとも既存車(通常大型車は20年は使用)
にも燃料噴射ポンプの交換等のサービスを実施してもらいたいもの
です。
記事番号:932
投稿日:2000年06月07日 09時20分
投稿者:中西
居住地:都内
題名:うがった見方をすると、、、>DMEと運輸省の関係
運輸省って、つい最近まで「メタノール!」「メタノール!」と騒いでた。
運輸省が許認可権を握る、運送業者に圧力をかけて、試験導入までさせて・・・・・
ここに来て、急に!「DME!」「DME!」
余りに「節操」がなさすぎないでしょうか?
「新しいものには、必ず“利権”が存在する」ので、
通産省や環境庁などにその“利権”を「獲られちゃう」前に、
リーチをかけておこうか?ってことかもしれませんねっ!
大蔵省からは予算も「ガサっと」ぶん取れるしねっ!
東京都がここまで一生懸命に取り組んでいるから、
「影が薄く」なってしまっているし、
起死回生の思惑もあるのでは???
DMEは、まだまだ実用化までには時間がかかります。
車両やインフラの問題もさることながら、
誰が、どうやってDMEを製造するのでしょうか?
実験的なプラントならいざ知らず、
商用のプラントともなれば、莫大な投資が必要です。
先行投資としては、余りにリスクが大きすぎるのでは?
本格的になった途端、燃料電池が主流になってしまったりして、、、
DMEに大きな予算をつけるのであったら、
既存のLPG,CNGなどのガス体燃料の更なる普及に向けて、
導入する業者にインセンティヴをつけたり、
大型のエンジン(車両)の開発をしたり、
インフラ整備をした方が、
もっと、もっと「現実的」だと思うのですが、、、、、、、、、、
記事番号:933
投稿日:2000年06月07日 11時55分
投稿者:まる
居住地:都内
題名:動きだしましたね
何でしょう? 急に役所も動き出しましたね(^^)
今日の毎日新聞記事によると:
----------------------------
ディーゼル車の排ガス対策促進の一つとして、通産省は5日、
軽油に含まれる硫黄分を低減するため新たな設備投資を行った
石油精製会社を支援する方針を決めた。自民党などは排ガス
規制強化を2005年にも実施するよう求めているが、現行の
硫黄分の高い軽油では対応が困難。通産省は来年度から法人税
の負担を軽減する。 
----------------------------
とのこと。
先だっての近藤さんのお話ですと、現行車両では不具合の発生
するものが出てくるのかな? 自動車工業界はこの動きに対して
どのように対応していくのでしょうか?
記事番号:934
投稿日:2000年06月08日 11時17分
投稿者:中西
居住地:都内
題名:RE:REDMEジメチルエーテル燃料って何だか知ってます?
近藤さんは、「実験室内では・・・・」と931でかかれていましたが、資料を読んでそのまま書いたような文章でさっぱりわかりません。
DMEは、常温では気体、加圧下では液体になる「液化ガス」です。
取り扱いそのものは、LPGと変わらず「密閉された」状態で運搬・燃料補給が行われるものです。DMEが量産されるか否かは、まだわかりませんが、「火災、爆発、麻酔作用・・・・・・」など「まるで化学の教科書を読んだような」書き込みにはあきれてしまいます。
この理由を言えば、LPGでもそうですが、「DMEは液体のまま、ガソリン・軽油のようにオープンで燃料供給されるものではない」と言うことです。
・クローズの密閉タンクに入れられて、漏れが厳重に管理され
・燃料補給には、密閉型のノズルで供給されています。
引火性が高いのも誤りです。
引火点そのものは、ガソリン・軽油の方がよっぽど高いです。
いいですか、DMEは「あなたが大好きなデイーゼルエンジンで使える」燃料なんですよ。
「大嫌いな火花点火エンジン」ではなく「圧縮点火エンジン」で使える燃料です。
セタン価が高い燃料っていえばわかりますか?
要は「軽油のデイーゼル以外、あなたは認めるつもりがないこと」が判明しただけのことですね。
そちらにも、近くにLPGスタンドがあるはずですから見学してきたらどうです?
まさか、ないわけないですからね。
結局、他の燃料のクルマも、新しい技術も認める気がないんじゃないですか?
現実問題から言えばすぐDMEがスタンドとして供給されるかは、わかりません。
しかし「デイーゼル方式のエンジン」を軽油以外でも動かせる可能性すら否定するんですかね。
ついでに言うと、DMEは既にあなたの周りに溢れてますよ。
ヘヤスプレーの缶を見ればDMEが入ってます。
普通、スプレーの殆どは「地球温暖化防止のためにフロンからLPG」に変わってます。
ヘアスプレーは、すぐそばで「ドライヤーを使う」ことから「引火しにくいDME」に変更されています。
すごいですね。ヘアスプレーつかったら「火災・爆発・麻酔作用・正常な思考回路を寸断する恐れがある」んですか? 
記事番号:935
投稿日:2000年06月08日 12時57分
投稿者:池田 浩
居住地:都内

題名:RE:RE:◆運輸政策審議会、「大型ディーゼル車は、DMEジメチルエーテル燃料へ」
近藤さん、RES有り難う御座います。
手元の資料を元に考えた範囲で小生の考えを述べたいと思います。
1.火災・爆発の可能性について
以下の、DMEとLPG(プロパンガス)の物性の比較表を見て下さい。
-------------------
項目 |DME | LPG |
------------------|
沸点(℃) |-25 |-42 |
------------------|
ガス比重 |1.59 |1.52 |
(対空気比)|  | |
------------------|
発火温度(℃)|350 |504 |
------------------|
爆発限界(%)|3.4~17 |2.1~9.4|
-------------------
両者の物性値を比較すると以下の傾向が見られると思います。
1)(ガス比重が同じなので)漏れ出たDMEはLPG(プロパンガス)とほぼ同じように流れて行く。
2)DMEの発火温度が350℃と、LPGの504℃に比較して引火し易い。(ご指摘の通りですネ。)
3)DMEの爆発限界はLPGの約1.5倍で、比較的高い濃度に成るまで爆発しない。
これらを総合するとLPGとの比較で以下の様なシナリオが考えられると思います。
<悲劇的シナリオ>発火点が低い為にLPGよりも引火し易く、火災が発生し易い。
<楽観的シナリオ>爆発限界がLPGよりも高い事から、LPGに比べて爆発事故は起きにくい。引火点が低い為に早目に火が点く事も大規模な爆発事故を置きにくくする傾向が有る。
以上はLPG(プロパンガス)との比較をした場合ですが、大雑把に言えば「DMEはLPGとほぼ同様な取扱い上の注意が必要」と見る事が出来る様に思います。
(注)比較して良いかどうか判りませんが、軽油の発火点は250℃で、DMEの引火点よりも更に100℃低くなっています。
2.麻酔作用について
LPG(プロパンガス)と同様に「イヤな匂い」を着けて注意を促す必要が有るのでしょう。
火災事故の防止にも役立つと思います。
<追伸>
DMEの引火実験などの経験をお持ちの方がみえましたら、情報をいただければと思います。
記事番号:936
投稿日:2000年06月08日 18時09分
投稿者:寺沢 英樹
居住地:都外
題名:都バスのDME化について

皆さんのお知恵を拝借して、都バスをDME化出来ないか検討してみたいと思います。
都バス全体での、年間の燃料消費量をご存知の方がみえましたらお教え下さい。
宜しくお願いします。

記事番号:937
投稿日:2000年06月09日 10時50分
投稿者:寺沢 英樹
居住地:都内
題名:RE:都バスのDME化について
検討するのはいいんですけど、
933の「まるさん」の意見
>DMEに大きな予算をつけるのであったら、
>既存のLPG,CNGなどのガス体燃料の更なる普及に向けて、
>導入する業者にインセンティヴをつけたり、
>大型のエンジン(車両)の開発をしたり、
>インフラ整備をした方が、
>もっと、もっと「現実的」だと思うのですが
のように、「それだけ」じゃなく、
現実的なものもパラレルで進めて行く必要がありますね!
記事番号:938
投稿日:2000年06月12日 12時13分
投稿者:三角
居住地:都内
題名:RE:RE:DMEのことを系統だって追っかけると・・・・・・
DMEは、どうやら日本が一番先頭を切っているようです。
今までの低公害車と違い、通産省・資源エネルギー庁・環境庁・運輸省そして国会議員。
みながまるで分業しているかのごとく、立法化と実用化が進んでいます。
通産・運輸・環境庁の犬猿の仲がうそのようです。
どうやら、北海道・九州の石炭をベースにDMEを量産するようです。
炭鉱地域の産業振興策として実施されます。
DMEでデイーゼルエンジンの代替燃料化、オクタン価向上材を添加してLPG車にも使用
したり、家庭用のLPG(プロパンガス)の代替用にしたりする計画のようです。
技術的にはLPG車の液体噴射技術の延長ですし、設備もLPG並ですから、国家プロジェクト
として進むなら、意外と実現は早いのでは?
記事番号:939
投稿日:2000年06月13日 13時18分
投稿者:池田 浩
居住地:都内
題名:今できる解決策も考えた方がいいのでは。大気浄化の提案。ディーゼル規制の総合的な評価は?
ディーゼル車に対する規制を考えるのはいいのですがそれだけでいいのでしょうか?
根本的な問題は大気汚染ですからそれについて対策を考えるべきだと思います。
しかし規制によって効果が出るまでは時間がかかりすぎるのではないでしょうか?
特に汚染の影響を受けている人にとっては早く解決して欲しいのではないかと思います。
石原都知事も
「排ガス規制や軽油優遇税制など、ディーゼル車にかかわるこれまでの国の取組は、不十分であるといわざるを得ません。先月の尼崎公害訴訟判決は、幹線道路沿道での健康被害について、ディーゼル排気微粒子の関与が最も疑わしいことを指摘し、国の責任を認めた画期的なものであり、私は改めて、環境政策において、行政の迅速な対応がいかに重要であるかを認識いたしました。」
と発言しており、迅速な対応が求められているのではないでしょうか?
で、実際にどういった解決策があるかといえば大気浄化システムです。
環七と中山道の交差点の大和町交差点では空気を土に通して浄化する実験をしています。
こういったことをした方がすみやかに大気が改善されるとしたら
ディーゼル車規制に力を入れるよりもこちらに力を入れた方がいいと思います。
当然ディーゼル車規制にかかるコストと大気浄化にかかるコストを比べて
どちらが有利であるかを検討することも大切だと思います。
そういった大気改善に関して総合的な観点からも考えなければ
ディーゼル車に対する規制の正当性を語れないのではないでしょうか?
すべての投稿を見ているわけではないのですが
汚染源に関する記事ばかりが目につくような気がします。
大気浄化はあくまでも対症療法的な解決策であるのですが、
そういうことにもお金をかけているので、
きちんと評価しないと無駄なものにお金をかけていることになります。
ところで大気浄化については道路散水による道路清掃が
有効ではないかと勝手に思っているのですがどうでしょうか?
去年大気が改善されたのは雨が多かったせいではないかという話がありますよね。
道路散水は路面に堆積しているSPM等を洗い流して
大気が改善されるのではないかと思います。
(あと大和町とかのガードレールの汚さをどうにかして欲しいとも思っています。)
もちろんお金がかかるのですが、
それでも大気環境の改善のためになるならやるべきだと思います。
そのほうが困っている人も喜ぶと思います。
そのためなら税金が少し上がってもいいと思うし、
もちろん、できるなら(石原知事ならできると思いますが)
その財源を自動車業界から求めてほしいと思います。
というわけでこの投稿でみなさんで議論してもらいたいこと、
東京都に回答してもらいたいことは
1.大気浄化システムに関する見解。
2.頻繁に道路散水をできないのか?その他の解決策は?
(3.雨の日のあとは大気は良くなるのか?)
ということです。
以上、長々と失礼いたしました。
記事番号:940
投稿日:2000年06月13日 22時44分
投稿者:Fish of West
居住地:都内
題名:ディーゼルでも整備次第では黒煙は減少する
「この発言は討論会画面からの削除事由 第5項 に該当するので、発言内容を表示できません。削除事由の説明については投稿画面をご覧下さい。」
記事番号:941
投稿日:2000年06月15日 17時05分
投稿者:小澤 雄一郎
居住地:都内
題名:クリーンなLPG車に関する情報が出ました。
LPG車って今まであんまり公的な資料がありませんでしたが、LPガス振興センターというところから、「クリーンカーとしての世界のLPG車動向」という本が発刊されています。お問い合わせは、エルピーガス振興センター 電話:03-3507-0041だそうです。
記事番号:942
投稿日:2000年06月16日 14時40分
投稿者:ひー
居住地:都内
題名:RE:今できる解決策も考えた方がいいのでは。大気浄化の提案。ディーゼル規制の総合的な評価は?
>で、実際にどういった解決策があるかといえば大気浄化システムです。
環七と中山道の交差点の大和町交差点では空気を土に通して浄化する実験をしています。
こういったことをした方がすみやかに大気が改善されるとしたら
ディーゼル車規制に力を入れるよりもこちらに力を入れた方がいいと思います。
一度汚染物質が大気中に放出されれば、それを回収するなんてことは不可能ではないでしょうか?マフラーまでの間に何らかの処理をするのがシンプルかつもっとも確実でしょう。
ディーゼル車一台売って10万円の利益を得ても、その一台が原因で呼吸器系疾患となった患者から訴訟された時の損害賠償額は数千万円にもなるかもしれないのに、どうしてメーカはそのようなリスクを背負いながらビジネスをするのかとても不思議です。
記事番号:943
投稿日:2000年06月19日 12時16分
投稿者:WEBタックル
居住地:都内
題名:いろんな方法があるもんだ
日経新聞記事によると簡単な装置で軽油の不純物を除去できるようだ
(以下、記事参照)
-------------------------------
イーステック、軽油不純物を遠心分離で除去
各種装置開発のイーステック(東京、秋山真之社長、電話:03-3457-
5731)は7月、ディーゼルエンジンに使う軽油の不純物を遠心力を
利用して除去する装置を発売する。軽油に含まれる不純物を9割以
上除去できるためエンジンの燃費が向上し、環境への負荷を軽減で
きる。東京都がディーゼル車の排ガス規制を強める方針を決めるな
ど、ディーゼルエンジンの排ガス対策が求められていることから初年
度に3億円の売り上げを見込む。 
「RCIディーゼル燃料浄化装置は米国の燃料装置開発ベンチャー、
RCI社(カリフォルニア州、R・ランデル最高経営責任者=CEO)が
開発、イーステックが独占販売する。価格は7万―20万円。
---------------------------------
効果のほどは不明だが、可能性ってものに期待したいものである。どなたか
詳細をご存じの方いらしたら、書き込んでくださいな。
記事番号:944
投稿日:2000年06月19日 13時32分
投稿者:なかにし
居住地:都内
題名:燃料の混合
「この発言は討論会画面からの削除事由 第5項 に該当するので、発言内容を表示できません。削除事由の説明については投稿画面をご覧下さい。」
記事番号:945
投稿日:2000年06月20日 13時24分
投稿者:匿名
居住地:都内
題名:排気ガスが問題なのでは?
「この発言は討論会画面からの削除事由 第5項 に該当するので、発言内容を表示できません。削除事由の説明については投稿画面をご覧下さい。」
記事番号:946
投稿日:2000年06月20日 15時19分
投稿者:チャリンカー
居住地:都内
題名:もうだれも書き込まないということは、だれも見ていないの?(本文略)新しい都の規制も出てるのに。
::::
記事番号:947
投稿日:2000年06月27日 14時53分
投稿者:池田 浩
居住地:都内
題名:東京都の政策に矛盾が感じられますが。
「この発言は討論会画面からの削除事由 第5項 に該当するので、発言内容を表示できません。削除事由の説明については投稿画面をご覧下さい。」
記事番号:948
投稿日:2000年06月27日 14時53分
投稿者:銀ヤンマ
居住地:都内
題名:東京都の政策に矛盾が感じられますが。
はじめて投稿します。 「ディーゼルNo 作戦」拝見しました。非常に良い政策だと思うのですが、現時点で私には非常に矛盾しすぎているように見受けられました。
なぜなら東京都が管轄する「東京都交通局」の都バスの殆どはディーゼル車であり、また、現に整備不良と思われる都バスが一日に何十台も真っ黒い煙を撒き散らし私の家の横を走っています(日に20台は目撃します)。勿論、都バスだけではありませんが、非常に迷惑です。
手始めに定められた基準値に整備したバスを走らせるのが最低限度のルールだと思いますし、どんなに良い政策をあげてもこれでは説得力がありません。 是非コメントを頂きたく思います。
記事番号:949
投稿日:2000年06月27日 14時56分
投稿者:銀ヤンマ
居住地:都内
題名:東京都の政策に矛盾が感じられますが。
「この発言は討論会画面からの削除事由 第4項 に該当するので、発言内容を表示できません。削除事由の説明については投稿画面をご覧下さい。」
記事番号:950
投稿日:2000年06月27日 14時58分
投稿者:銀ヤンマ
居住地:都内

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このページの担当は東京都環境局です。


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