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更新日:2018年2月9日
背景
東京都内では、平成15年度の推計値で産廃プラスチックの約8割が何ら有効利用される事なく埋立処分され、貴重な埋立空間を消費しています。
産廃プラスチックのリサイクルが進まない理由の一つとして、都内にはオフィスビルや中小規模の事業所が多数存在し、こうした事業所では分別排出すると量が小口になり、収集運搬費用が割高になってしまうということがあります。こうした小口で排出される産廃プラスチックをいかに効率的に収集し、収集運搬費用の増加を抑えるかがリサイクルを推進する上で重要かつ現実的な大きな課題になっています。
目的
本事業は、産廃プラスチックのリサイクルの促進に資するべく、小口で排出されるものを効率的に回収する方法について実証して、課題等についてとりまとめるとともに、リサイクルのための小口回収の普及拡大に向けたモデル的取組とすることを目的としています。
実施期間
平成18年11月~平成19年3月
実施主体
産廃プラスチック小口回収システム検討会 (平成18年7月設置)
《検討会構成団体》
3R活動推進フォーラム(外部サイト) 、
(社)セメント協会(外部サイト) 、
(社)東京産業廃棄物協会(外部サイト) 、
東京商工会議所(外部サイト) 、東京都、
(財)東京都環境公社(外部サイト) 、
(社)東京ビルメンテナンス協会(外部サイト) 、日本RPF工業会
〔事務局〕 (社)プラスチック循環利用協会(外部サイト)
※ 本実証モデル事業は、内閣官房都市再生本部の『平成18年度全国都市再生モデル調査』として選定され、実施した事業です。
実施概要
関係各主体(排出事業者、ビルメンテナンス業者、収集運搬業者、中間処理業者)が排出から再資源化までの一連の流れの中で連携・協力。小口で分別排出される産廃プラスチックを効率的に回収・運搬して、リサイクルルートにのせる小口回収システムについて実証する。
お問い合わせ
このページの担当は資源循環推進部 計画課です。
