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これからの世界遺産 小笠原

世界自然遺産登録5周年を迎えました

平成28年6月26日に、小笠原諸島の世界自然遺産地域登録5周年記念イベントを東京都庁で開催しました。

第一部:シンポジウム 「世界自然遺産小笠原の価値と保全の努力」

最近話題となった小笠原諸島の生き物、自然、観光、目指すべき目標像などについて、講演していただきました。

主な講演

  1. 冒頭 映像による小笠原
    講演者:NHK関係者
    内容:ダイオウイカ、アホウドリ、マッコウクジラ、西之島の様子など、小笠原の自然の美しい映像と話題
  2. 遺産価値の陸産貝類を守る努力
    講演者:小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員 千葉 聡 氏
    内容:小笠原の遺産価値の根幹をなす陸産貝類の進化や現在の危機、保全の取組
  3. 希少種を守る地域協働の取組
    講演者:東京都獣医師会理事 中川 清志 氏
    内容:小笠原の貴重な生態系を守るために、島民と獣医師会など関係者が取り組んだアカガシラカラスバトを保全するためのノネコ対策の取組の成果
  4. 世界自然遺産における観光資源の価値と利用講演者:株式会社ナショナルランド(小笠原観光情報センター) 代表取締役 松崎 哲哉 氏
    内容:小笠原世界自然遺産の観光資源の価値や、利用の側面から見た生態系を守るための取組
  5. 小笠原世界自然遺産地域が目指すべき目標像講演者:小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員長 大河内 勇 氏内容:小笠原の遺産価値を未来に引き継ぐために必要なこと、また今後目指すべき目標像を提示


シンポジウムの様子

第二部:テーマセッション「日本の世界自然遺産地域の連携:関係町村ネットワークづくりに向けて」

国内にある4か所の世界自然遺産地域(白神山地、屋久島、知床、小笠原諸島)の、各地域の町村長から、各世界遺産地域の特色、価値、取組等について紹介がありました。そして、「世界自然遺産地域連携ネットワーク協議会」の立ち上げが宣言され、世界自然遺産地域の関係町村が交流することで連携を深めていくことになりました。


関係町村長とあかぽっぽクン(左)、メグロン(右)

世界自然遺産情報交流ブース

国内にある4か所の世界自然遺産地域(白神山地、屋久島、知床、小笠原諸島)の、各地域の世界自然遺産に関する展示を行い、各地域の魅力や価値、外来種問題などについて紹介しました。


展示ブースの様子1


展示ブースの様子2

お問い合わせ

このページの担当は自然環境部 緑環境課 自然公園計画担当です。

小笠原諸島の世界自然遺産について

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