41 日野東光寺緑地保全地域

更新日

指定データ

指定年月日 平成9年12月16日
位置 日野市の北部に位置する栄町5丁目の地域
面積 14,855平方メートル

自然の概要

多摩川の右岸に位置し、日野台地の崖線による一連の大きな緑の一部をなしている。区域のほとんどがコナラ、イヌシデ、エゴノキ等を主体とする雑木林であり、一部にモウソウチク林がある。雑木林は住宅地に近接しているが、北向き斜面でもあり、林床植物が豊富である。

保全の方針

明るい雑木林とそこに生育する貴重な林床植物を保全する。

指定時の植生

番号 植生名 現況
19 コナラ-クヌギ群集 高木層は高さ15m程度のコナラ、イヌシデ、エゴノキ等が優占し、一部にケヤキが見られる。亜高木層はコナラ、イヌシデ、エゴノキが存在し、低木層はコブシ、イヌシデ、ガマズミ等が生育している。なお中央の道路から西側には、一部にモウソウチクの侵入が見られる。
草本層には多様な植物が見られる。林内も明るく管理は比較的行き届いている。道路から東側には日野市が設定した保護区域がある。
28 モウソウチク林 タケノコ、竹材採取のために、圃場として良好に管理が施されている。
記事ID:021-001-20231206-009199