機器の設定温度を、一年中同じにしていませんか?
季節ごとに設定温度の変更をすると、継続して省エネ
効果が得られます。温度設定を変えて、かしこく省エネ
しましょう。
・冬以外は、便座の暖房、温水洗浄の温度設定を切る
・夏は、冷蔵庫の設定を「強」ではなく「中」に
・冬・春・秋は、冷蔵庫の設定を「弱」に(「強」よりも冷蔵庫の温度は高くなりますが、
食材の保存に適さない温度ではありません)
・テレビの画面は明るいほど多くの電力を消費します。問題ない程度に明るさを抑えましょう。
エアコンの上手な使い方!
冷房時の室温は28℃、暖房時の室温は20℃が目安。
換気にも気を付けながら室温調節して、無理のない範囲で
省エネしましょう。
・月2回を目安に、フィルターを掃除しましょう。
・扇風機を使えば、夏は涼しい空気を、冬は暖かい空気を
循環できます。
・冷たい空気は下降するため、冷房時の羽の向きは上向き・水平に。
・暖かい空気は上昇するため、暖房時の羽の向きは下向きに。
・室外機回りに物を置かず、排気をスムーズにしましょう。
・オン、オフを繰り返さないようにしましょう。
家庭で一年間に使うエネルギーのうち、給湯用は4割近く※
となっています。お湯の使い方にも気を配りましょう。
・シングルレバー混合栓は、レバーを正面で上げると水と
お湯が混ざって出てきます。お湯が必要ないときは、
最も右側で上げましょう。
・節水型のシャワーヘッドへの交換で、お湯の使用量が約
2~3割減らせます。また、自分で簡単に交換できます。
※東京都環境局「都における最終エネルギー消費及び温室効果ガス排出量総合調査
(2019年度速報値)」
夏の冷房時に、外から室内に伝わる熱の7割以上※は窓からです。
窓の断熱性能を上げるとともに、夏は日差しを遮り、冷房効果を高めましょう。
日差しを遮るのは、家の内側よりも外側で行う方が効果的です。
すだれや日よけ(シェード)緑のカーテンなどがおすすめです。
※東京都住宅政策本部「住宅の省エネリフォームガイドブック」
※窓やドアの断熱改修も効果的です。
暖房の上手な使い方!
冬の省エネ対策で欠かせないのが「暖房によるエネルギー消費を減らすこと」です。
暖房時は20℃を目安に、換気にも気を付けて室温調節。
外出や就寝直前ではなく20分前を目安にオフにしましょう。
<エアコン>
・月2回を目安に、フィルターを掃除しましょう。
・扇風機を使えば、暖かい空気を循環できます。
・暖かい空気は上昇するため、羽根の向きは下向きに。
・室外機回りに物を置かず、排気をスムーズにしましょう。
・オン、オフを繰り返さないようにしましょう。
<電気カーペット・電気こたつ>
・断熱マットを敷きましょう。
・分割して温める機能がある場合は、必要な部分だけ温めましょう。
・分厚いこたつ布団でより暖かく、上掛けと敷布団で暖かさを逃がさないようにしましょう。
・消し忘れに注意しましょう。
<電気ヒーター>
・必要な時、必要な場所で使い分けましょう。
・部屋全体を暖めるオイルヒーターなどは、窓側に置きましょう。
・足元や脱衣所などをすぐに暖めるカーボンヒーターやハロゲンヒーター
などは部屋全体を暖めるのには不向きです
暖かい家で快適な暮らしを!
暖房器具の使い方とあわせて気にしたいのは、
家の省エネ性能を高めること。
熱を逃がさない、冷たい空気を入れないための工夫をしましょう。
~熱を逃がさない工夫~
・厚手のカーテンを閉める(床に届く長さにする)
・ガラスに断熱シートを貼る
・じゅうたんを敷く
・すき間テープで窓や戸のすき間をふさぐ
※窓やドアの断熱改修も効果的です。