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更新日:2018年2月9日
私たちのすんでいる地球の平均気温は、近年、どんどん高くなってきています。
これは、二酸化炭素(CO2)などの「温室効果ガス」が大気中で増えすぎたことが原因です。この「温室効果ガス」は、地球のまわりを温室のビニールのように取り囲み、地球を暖めています。温室効果ガスが地球上に全くなくなってしまうと、地球の気 温は約マイナス18℃になってしまいますが、温室効果ガスが適度に地球を取り囲み、温室のように地球を暖めてくれることによって、地球の平均気温は約 15℃に保たれ、生物にとって快適な温度にしてくれます。
しかし、近年、人間の活動によって、大量の温室効果ガスが大気中に放出され、地球の気温が上昇し、自然界のバランスを崩しています。これが、地球温暖化です。
このままのスピードで温室効果ガスが増え続け、気温が上昇すれば、地球環境が悪化し、私たちの生活や健康に大きな被害がもたらされることになります。
温室効果ガスが増えると・・・
太陽からのエネルギーは、地球の表面に達し、地表を暖めます。暖められた地表面からは太陽の熱(赤外線)が放出され、再び宇宙に帰っていきますが、そのうちの一部が、地球のまわりを取り囲む「温室効果ガス」によって吸収され、地球を暖めます。
温室効果ガスが増えると、地表面からの太陽の熱(赤外線)が放出されにくくなり、地球に熱がこもった状態になってしまうのです。
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