ページ番号:312-087-521
更新日:2018年2月9日
東京においては、地球温暖化と、ヒートアイランド現象という「2つの温暖化」が同時に進行していて、私達の環境に影響を与えています。 これら2つの温暖化を防ぐため、東京都は以下のような対策を実施しています。
地球温暖化は私たちが大量のエネルギーを使用し、大量の二酸化炭素を排出することによって引きおこされています。東京都は都内で大量のエネルギーを消費している大規模な工場やホテル、オフィスビルなどから、省エネルギー対策の計画書を提出してもらい、よりいっそう効果的に省エネルギー対策に取り組んでもらうように働きかけています。また、家庭で使用されるエネルギーも著しく増加しています。
皆さんが、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの電化製品を買い換える際、省エネルギー型製品を選んでくれるよう、製品の省エネ性能がはっきりとわかる省エネラベルの、普及に努めています。
平成18年10月1日からこのラベルに変更になりました!
さらに、東京都は、私たちがマンションを購入するときに、いかにそのマンションが環境によいものなのかという情報がわかりやすいように、新聞広告や折込チラシなどに3段階で評価した環境性能を表示するように義務付ける制度を 行っています。
再生可能エネルギーとは、資源が有限な石油・石炭などの化石燃料とは異なり、太陽光や風力など枯渇することのないエネルギー源のことを言います。
石油や石炭によって発電されたエネルギーのかわりに、再生可能エネルギーを使用することによって、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑制することができます。
東京都は、東京湾の埋立地に、「東京風ぐるま」という2基の風車を建設したり、都議会議事堂の屋上に太陽光発電を設置したり、水素を使って走る「燃料電池バス」※の走行実験を行うなど、再生可能エネルギーの推進に努めています。
※現在燃料として使用されている水素は、化石燃料を利用して作られていますが、将来的に水を分解して、水素を取り出すことにより再生可能エネルギーとして利用されることが期待されています。
風ぐるま
太陽光パネル
燃料電池バスと水素ステーション
お問い合わせ
このページの担当は気候変動対策部 計画課です。
