都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業
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東京都では、都有施設において普及の初期段階にある再エネ技術を率先的に導入して見える化を図ることで、民間施設の取組拡大につなげることを目的としたモデル事業を実施しております。
この度、東京ビッグサイトに舗装型太陽光パネルと振動発電を設置し、その利用を開始しましたので、お知らせします。
1 設置設備
(1)舗装型太陽光パネル(全長約16.5m×約0.9m)
- 舗装路面に設置する太陽光パネル(床面ガラスの下にパネルを設置)
- 事業内容を見える化するメッセージを床面ガラスに表示(昼間に発電した電気を蓄電池に蓄電しておき、夜間の点灯表示に利用)
- 周囲タイル面との段差なく施工
- 床面ガラスには滑り止め加工を施し、その上を歩行可能
- 年間想定発電量 約750kWh/年
(2)振動発電(LED点灯タイプ・情報発信タイプ)(全長約16m×約0.6m)
- 歩行者が移動の際に床へ与える振動を 利用して発電
- 発電した電気を用いて次のことを実行
①マット端のLEDの点灯
②スマートフォンアプリ(LINE)への情報発信
2 設置場所
3 事業内容の見える化
- 舗装型太陽光パネルで事業内容を表示することに加え、バッテリー収納BOXに事業内容、発電量(瞬間値、1日累計値)、CO2削減量を表示
- 専用ホームページ(https://re-mieruka.jp(外部サイト))で、過去の発電量、アンケート結果を公表し、情報を発信
4 設置期間
- 令和2年3月26日から令和5年3月31日まで(予定)
- 令和4年度まで効果測定等を実施
(参考)事業実施者
次の5社からなる企業グループ
早水電機工業株式会社(代表会社)、東洋テックス株式会社、
宮吉硝子株式会社、株式会社音力発電、ソーラーフロンティア株式会社
記事ID:021-001-20231206-008384